たった今、出張から帰ってきました。
おとりおきの記事もなく、ネタはあっても記事にするだけの準備が整っておらずどうしようということで、さっき“ちら”と思ったことを書いてお茶を濁します。(^^)/
小市民の私の目には、電車に乗っている時によく近くの人の読んでおられる新聞の見出しが入ってきます。
お間違えのないように強調しておきますが、覗き込んでいるわけではありませんよ。目に入ってくるのです!!
先ほども“普通の主婦が4億円の所得隠し”という見出しの記事が『目に入って』きたのですが、4億円の所得を隠しているところで既にこの主婦は“普通でない”のではないでしょうか?
「遺産元手のFX(外国為替証拠金取引)の税処理で違法に利益を隠蔽した」ということのようですが、私も先だって確定申告したときに、裏付け資料がないときには“性善説”前提のような自己申告で可能な部分もあるなと感じていて、こういう“普通じゃないんじゃないか”主婦・・・否、主婦に限らないですが・・・は、案外いっぱいいるんじゃないかと思ったりしています。
小心者の私は、めっかって追徴課税がかかって、却って出費が増えるとイヤなのでキチンと申告しましたけどね・・・。
納税は国民の義務なのでしょうが、喜んで払わせていただくのを誇りとし喜びとする人は、できることなら払わずに済ませられないかという人より少ないんじゃないかと思ったりもします。。。
さてさて、“普通”にまつわる話題に戻りますけど、私が営業にいた頃の話を思い出しました。
うまくいったらラッキーという成約確度の商談があって、お客様企業の担当者のかたとの間ではほぼ内諾いただいた状態で、双方の責任者を入れての接待を設けることにしたのです。
男性サラリーマンのかたならばお分かりいただけるかと思いますが、この宴席は成約のレポートを上げるのに際して「上司出馬の接待の席で成約が固まった・・・云々と、上司の名前を入れると自分の点数が上がるかな」と先方担当者と話し合ってのことだったのですが・・・完全に裏目に出ました。
上司はあろうことか酔っ払った挙句、自分ばかりくっちゃべって、その後寝ちゃった・・・。
すべからく、商談は振り出しに戻り・・・いえ、パーになりました。
その後、上司の言うことには「“普通は”あ~ゆ~宴席を設けたらうまくいくよなぁ~」なんですと・・・。
そのときは、私も「“普通は”そうでしょうね」と思いましたけどね・・・「普通じゃなかったですからね」とは言いませんでしたよ。。。
さらにその後、上司がそのまた上司から「何故ダメになったんだ!」と怒られたらしく、言うことには・・・
「“普通は”話がまとまるようにお膳立てしてから上司を担ぎ出すもんだ!!」ですって・・・。
その“普通”の状態を“普通じゃない”結果にした「あんたの仕事はなに!?」とは思っても言いませんでした・・・。
いまいましいことに、いつも上司のいう“普通”って「自分に都合のいいこと」ばっかりですもんね。
なによりも、この件に関しては上司の対応が明らかに“普通”じゃなかったんだから“普通”の結論にならなくてもなんら不思議はないんでしょう。
残念!!
そもそも、顔・かたち、信条・思想、歴史に至るまで一人ひとり違うんだから、そんな都合のいい人たちばっかりじゃないことは、私なんかよりも諸先輩方のほうがよくご存知のはずであると思うのですが、役職が上がると“普通”の範囲が極端に広がっていく傾向があるんですよね。
私にとっては、一人ひとりを“普通”という枠に十羽ひとからげにするような対応はやめようと心に誓った事件でした。
件の上司は既に定年でリタイアされています。
ご家族思いの好々爺であると風の噂で聞いています。
この4億円の所得を隠蔽していた主婦を“普通の主婦”と思うかどうか聞いてみたいなぁ~・・・。(^^)/
おとりおきの記事もなく、ネタはあっても記事にするだけの準備が整っておらずどうしようということで、さっき“ちら”と思ったことを書いてお茶を濁します。(^^)/
小市民の私の目には、電車に乗っている時によく近くの人の読んでおられる新聞の見出しが入ってきます。
お間違えのないように強調しておきますが、覗き込んでいるわけではありませんよ。目に入ってくるのです!!
先ほども“普通の主婦が4億円の所得隠し”という見出しの記事が『目に入って』きたのですが、4億円の所得を隠しているところで既にこの主婦は“普通でない”のではないでしょうか?
「遺産元手のFX(外国為替証拠金取引)の税処理で違法に利益を隠蔽した」ということのようですが、私も先だって確定申告したときに、裏付け資料がないときには“性善説”前提のような自己申告で可能な部分もあるなと感じていて、こういう“普通じゃないんじゃないか”主婦・・・否、主婦に限らないですが・・・は、案外いっぱいいるんじゃないかと思ったりしています。
小心者の私は、めっかって追徴課税がかかって、却って出費が増えるとイヤなのでキチンと申告しましたけどね・・・。
納税は国民の義務なのでしょうが、喜んで払わせていただくのを誇りとし喜びとする人は、できることなら払わずに済ませられないかという人より少ないんじゃないかと思ったりもします。。。
さてさて、“普通”にまつわる話題に戻りますけど、私が営業にいた頃の話を思い出しました。
うまくいったらラッキーという成約確度の商談があって、お客様企業の担当者のかたとの間ではほぼ内諾いただいた状態で、双方の責任者を入れての接待を設けることにしたのです。
男性サラリーマンのかたならばお分かりいただけるかと思いますが、この宴席は成約のレポートを上げるのに際して「上司出馬の接待の席で成約が固まった・・・云々と、上司の名前を入れると自分の点数が上がるかな」と先方担当者と話し合ってのことだったのですが・・・完全に裏目に出ました。
上司はあろうことか酔っ払った挙句、自分ばかりくっちゃべって、その後寝ちゃった・・・。
すべからく、商談は振り出しに戻り・・・いえ、パーになりました。
その後、上司の言うことには「“普通は”あ~ゆ~宴席を設けたらうまくいくよなぁ~」なんですと・・・。
そのときは、私も「“普通は”そうでしょうね」と思いましたけどね・・・「普通じゃなかったですからね」とは言いませんでしたよ。。。
さらにその後、上司がそのまた上司から「何故ダメになったんだ!」と怒られたらしく、言うことには・・・
「“普通は”話がまとまるようにお膳立てしてから上司を担ぎ出すもんだ!!」ですって・・・。
その“普通”の状態を“普通じゃない”結果にした「あんたの仕事はなに!?」とは思っても言いませんでした・・・。
いまいましいことに、いつも上司のいう“普通”って「自分に都合のいいこと」ばっかりですもんね。
なによりも、この件に関しては上司の対応が明らかに“普通”じゃなかったんだから“普通”の結論にならなくてもなんら不思議はないんでしょう。
残念!!
そもそも、顔・かたち、信条・思想、歴史に至るまで一人ひとり違うんだから、そんな都合のいい人たちばっかりじゃないことは、私なんかよりも諸先輩方のほうがよくご存知のはずであると思うのですが、役職が上がると“普通”の範囲が極端に広がっていく傾向があるんですよね。
私にとっては、一人ひとりを“普通”という枠に十羽ひとからげにするような対応はやめようと心に誓った事件でした。
件の上司は既に定年でリタイアされています。
ご家族思いの好々爺であると風の噂で聞いています。
この4億円の所得を隠蔽していた主婦を“普通の主婦”と思うかどうか聞いてみたいなぁ~・・・。(^^)/
きちんと納税していたら、堂々と普通でない主婦の生活ができたのでしょうかね……。
クラシックを聴いてます……と言うと、相手から、
「ベートーヴェンとかいうやつですか?」
などと、小生のほとんど聴かない作曲家の名前が出てきます。普通の“クラシックを聴かない人たち”の知っている“普通の作曲家”ですね。
でも、小生は好みが“偏っている”ので、そう言われると心の中で“苦々しく”思うわけです。ヘンクツ者なので……。
ミステリーを読んでいます……と言うと、相手から、
テレビ化されて本の売り上げ上々という、数名の作家の名前が出てきます。それが普通らしい。
昔、社会派ミステリーというのが流行した頃は、松本清張などを読むのが普通だったようですが、今では、あれは害毒の時代であったと言えましょう。
どマイナーな作家ばかり読んでいるので、苦々しく思う次第であります。
SFを読んでいます……と言って、相手から、
「宇宙人が攻めてくるやつですか?」と返ってきたら、
「はい、そうです」と答えます……めんどくさいから (-_-;)
SFを読まない人が思い浮かべるSF作家は、普通誰なんだろうなぁ……?
私はクラシックの中では“普通”に属する曲を主に愛好していると認識していますが、スクリャービンなどは怪しいかもしれませんね。間違いなく妖しい作曲家ではありますが・・・。
少なくともバックスやらラッターとかいう御仁と比べれば、まだメジャーといえましょう。
なんといってもディスクの多い順位は、ショパン⇒シューベルト⇒リストってな感じですから、“普通”のクラシック愛好家のうちではメジャー嗜好ですよね。
その昔、洋楽と言われるブリティッシュ・ロックやらアメリカン・ハードロックなるものを中心に聴いていた時代、それが珍しくテレビ放映されるという計画がポシャッたときにその番組の進行役だった南こうせつさんが申し訳なさそうに、「自分も楽しみにしていたのだが、音楽愛好家の2%の人しか洋楽を聴いていないので仕方ないかも・・・」と仰っていたのが今でも印象に残っています。
その2%の信憑性は定かでないですが、演歌も健在であったあの時代、否、演歌が主流であったあの時代には確かにそうだったのかもしれません。
ただ、今や洋楽を聴いていると言うことで異端の目で見られることは余りないように思います。
きっと、ナクソスやマルコ・ポーロ、CPOの尽力で偏屈と仰っているレパートリーが“普通”になる日が来ると思います。
我々の生前にあるかはわかりませんが・・・。
私にとってミステリーと言えば、コナン・ドイル、アガサ・クリスティ、モーリス・ルブランの3人しか知りません。社会はミステリーというのは初めて聞きました・・・。
私はSFは基本的に読みません。そのような私がSF作家だと思うのは、星新一さんですかね。
ところで、先の上司はクレームの電話を入れてきたお客様の報告を受けて、「普通のお客様はそんなことはいわない!」とよく仰っていました。
「普通じゃないから電話が来て困っとるんじゃい!」と何度思ったかわかりません。
逆に、“普通じゃない事情”があるために、こちらから何度もコンタクトをしてご要請をさせていただくことがあったお客様のうちで、電話が通じなくなり“不通のお客様”になったケースもままありました・・・。
おそまつ。
といってドイツ3Bもロマン派もあまりなじみがなく、聴いているのはモーツァルト、スーザ、コレルリという時代も作風も違う三本柱。
共通項は明るく、晴れやかで、元気が出るということかな。
脇を固めるのはJ.C.バッハ、M.ハイドン、ヴァンハル、シュターミッツ、カナービッヒ、ワーゲンザイル、フリードリッヒ大王といった前古典派の面々。朝起きて毎日聴いています。
ミステリー…読んでいません。
松本清張は有名ですが(『点と線』しか読んだことありませんが)、あれは害毒だったのですか?
SF…すみません。読んでいません。
SF読まない私が思い浮かべるSF作家といえば、アシモフでしょう。ロボット三原則とか(違ったか?)。
あとH・G・ウエルズ、古すぎですか。
歴史を読んでいます…
といっても好きな時代とか聞かれると困ってしまう。旧石器から戦後社会まで、オリエント、ギリシャから太平洋海戦史まで、さまざまな時代に興味があり。
読んだ本を聞かれてもタキトゥスの『同時代史』とか、アリストテレスの『アテナイ人の国制』とかを説明するのはちょっとむずかしい。
原史料(といっても現代語訳ですけれども)や通史を読むほうが面白く、逆に読みやすいといわれる現代の人が書いた歴史小説は中学時代の司馬遼太郎以外ほとんど読んだことがありません。
今年は湯川秀樹生誕100年で、そっちを追っかけるのにも忙しいし。
音楽でクラシック以外の三本柱は今や久川綾、井上喜久子、深見梨加だというのだから(しかも10年前にそうなのではなくて最近そうなったというのだから)、良く言えば独自の文化を持っていますが悪く言えば普通ではないかも…。
我が社に限ったことではないかもしれませんが・・・。
私も自分は“普通”だと思ってきましたが、私にとって決して“普通”とは思えない皆さんから揃って「お前は普通でない」というレヴューを受けていました。
かと思うと、そのレヴューした同士がそれぞれを普通と思っているかというと決してそうではなく、要するに自分以外の個体は存在そのものが別であるように、自分と相容れない思想・信条・経歴を持った“普通でない”ものと認識されていることがわかってきました。
よく考えてみれば人それぞれに独自の文化を持っていることは、健全なことだし当たり前だと思います。
『普通』に考えればね・・・。(^^)v
小生は、ちょっと興味を覚えて某銀行にFX口座を作ってはみたものの、実際の取引には手を染めていません。実のところ、為替相場が時々刻々と変化する様を見ていると、目が回りそうになってしまうのです。ところが、不思議なことに、株価ボードなら絶えず点滅していても全然気になりません。おそらく、相性が良いか悪いかという問題なのでしょう。小生にとっては、FXは「触らぬ神に祟りなし」である可能性が高いようです。
この女性も勝ち続けたわけでなく、絶望的な株がV字回復すると呼んだのが当たったに過ぎないのではないでしょうか。
返す返すも、きちんと納税して勝ち逃げすればよかったのにと思っています。
そうしたら普通の主婦であり続けられたのにね。
よく考えれば、新聞テレビのメディアに出た時点で、普通ではないですよね。
無人島に取材のカメラが入ったらその時点では無人島ではないのとおんなじで・・・。
で、はらたいらさん亡き今、私は元手の全部を投資する先を知りません。
たとえラストチャンスでレートが倍になって帰ってくるとしても・・・。
いや、篠沢教授にならかけてもいいかな・・・。(^^)v