いちき串木野市川上中組の史跡を二つ紹介します。
中組公民館近くの道路脇に石祠があります。
道路より見る。向こうは八房川で堰があります。
石祠です。
中に青面金剛が祀られています。頭が3つあります。
足元に鶏が2羽、猿が3匹います。青面金剛は「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿を従えているそうです。
後ろの文字。上に「寄進」、中央右に「施主」の文字があり、下に人名が刻まれています。
〇〇門という名が多く、建立年は不明ですが江戸時代と思われます。
青面金剛の道路向かいに祠があります。
祠の中の像。誰かわかりません。
祠の後ろに、川上中組墓塔群があります。
多くの五輪塔が並んでいます。
市来氏の分家である河上氏一族の墓であると言われています。
右の五輪塔。時代は鎌倉弘安期(1278~1287年)の墓とされています。
こんにちは。
五輪塔は、鹿児島の廃寺に多いです。
青面金剛が「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿を従えていることは、私も初めて知りました。
鹿児島も雨です。
今日はゆっくりします。
>青面金剛は「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿を従えているそうです
これは知りませんでした。 ありがとうございます。
連休も今日まで 北九州は雨です。
こんばんは。
鹿児島に五輪塔の史跡は多いです。
廃仏毀釈で破壊された寺の跡に多いです。
ここも、あちこちに分散されていたのを集めたようです。
鎌倉時代のものなんですね。
長い時間が経っていますが、ちゃんと残っているのですね!