鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

千年の森

2022-01-22 | 植物

鹿児島市郡山の千年の森を紹介します。

郡山の中心から県道川内郡山線を北西へ行き、上常盤を過ぎて少し行くと道路脇に案内板があるので、ここから右の山道へ入ります。

 

車1台が通れる狭い道を行くと記念碑があります。

農学博士の三原義秋氏(1915~2013)は、千葉大学教授を定年退官後、郷里の郡山へ帰り、山に木を植え続けて「千年の森」と名付けました。1991年、永久に伐採しないことを条件に、土地を郡山町(現鹿児島市)に寄贈しました。

 

さらに進むと駐車場があります。ここを起点に散策するといいでしょう。

 

「育て千年の森に 1980 三原義秋」と書かれた碑です。

 

国内外の樹木200種を植えてきたそうです。

 

分水嶺の碑。右は甲突川、左は神之川水系です。

左奥の家が三原氏の自宅だったと思われます。今は廃屋になっています。こんな山の中にポツンと一軒家があったことも驚きです。

 

カクレミノの木。

 

下には樹木名を書いた板があります。人の名は、この板のお金を寄付した人でしょうか。

 

カリンなどの林。

 

在来種もたくさんあります。これはスダジイの古木。山桜も多いです。

 

冬で花はほとんどありませんでしたが、実がありました。これはサルトリイバラの実。

 

ハクサンボクの実。

 

展望所です。

 

遠くの山並みを望む。

山桜の咲く頃、新緑の季節、緑が濃い夏、紅葉の時期に森林浴をしながら散策するのもいいでしょう。

コメント (4)
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