まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

李(朝鮮)王朝…の末裔

2014年07月11日 | 日記
春秋時代の中国の思想家、哲学者。儒家の始祖孔子。

〝孔子〟を祖先とする家系図は、世界最古の Family Tree としてギネスブックにも登録されている。
2560年もの間、連綿と記録されてきたことは、驚くべきことといえる。
それも孔子に対する中国人の並々ならぬ敬愛が働いた結果といえよう。

(過去最後の改定となった1937年の調査では、孔子の子孫は60万人ばかりだった。
それが現在200万人以上に膨れ上がった。
いままで数の中に含まれていなかった女性や少数民族と混血した人たち)が含まれるようになったからだ。

以上()はネット辞書からの抜粋。

巧言令色、鮮なし仁…
 
「心にもないおべっかを使ったり、顔色をつくろったりする者には、本当に他人に誠実な者は少ない」

そういう人間は途中まではうまく誤魔化し、嘘をついて生きられる。
瞬間、得をしている様にも見える。
しかし長い人生必ず化けの皮がはがれるわさ。
孔子の言葉。
身内にこの言葉を体現して見せてくれる者がいるので深く納得する。

「君子は危うきに近寄らず」は孔子の言葉だと最近まで思っていた。
違うと言われても納得できない。
孔子の言葉はそれほどに生活に身近である。

儒教は中国思想の根幹たる芯となった。歴史の中で浮き沈みはあったとはいえ…。

李王朝…朝鮮王朝が成立したのは1392年。日本は室町幕府が成立した頃。
(李成桂)イ・ソンゲが初代国王で、太祖と呼ばれている。

彼は、高麗を滅ぼすが、それまで高麗王朝が国教としていた仏教も廃し儒教を取り入れた。
朝鮮王朝は500年以上も続く事になり、儒教の影響(弊害)は今日の韓国、北朝鮮にも及んでいる。

儒教は孔子を始祖とする思考・信仰の体系である。紀元前の中国に興り朝鮮王朝にも浸透した。

歴史は単なる 昔、むかしのお話ではない。

現在の私(私たち)と密接に繋がっている。

で、李王朝の末裔の合歓さんの事だが…。
李さんは世界中で一千万人以上おられる…次男が語る。

末裔の数が多すぎる。

もちろん、我が家の李さん(合歓)も遺伝子の何億分の一くらいは…入っているでありましょう。

どこからどう見ても、百歩譲っていや、千歩譲った所で…王朝の匂いはしない。
王朝の末裔なら、隠しても隠しおおせない雅(みやび)が漂っている筈でしょう。


太祖 李成桂(イ・ソンゲ)の生い立ちも一説では女真族(中国)が先祖かも知れず…
その事が儒家と結びついたのかも…興味がわく。

その時代まで遡って、自分の脳みそと感性で調べるしかない。

日本の歴史も、お隣の韓国の歴史も…中国と‥密接につながっている。




















 


イ ビョンフン監督の話

2014年07月08日 | 日記
韓国ドラマの演出で有名な人で、俳優で人気の〝イ ビョンホン〟ではない。
一字違いで大違い。

ドラマ監督として活躍し、1999年、『ホジュン 宮廷医官への道』で時代劇史上最高の視聴率を記録。
時代劇の巨匠と呼ばれる。
その後、『宮廷女官チャングムの誓い』を演出し、アジア全土に韓国時代劇ブームを巻き起こす。
日本でも大評判になった事は記憶している。

ホジュンは原作を読んだ。

何かの縁でとしか言えないが、監督のインタビューを見る機会があった。

穏やかな顔と訥々と語る口調が懐かしい匂い。

日向で干された藁の匂い。もしくは、ど田舎の田園地帯に広がる青い空。

とても平和な感じを受けるお顔である。
もし、彼と遭遇しても何も感じないのではないか。 隣のYの爺様と対して違わない。
平凡な風貌。

「私は王様の話には興味が持てません。歴史の中にうずもれている人間(庶民)にとても興味がある」
「宮廷を描いたとしても、水剌間(スラッカン)やて図画署の茶母(タモ、下働きの女性)等…その時代に必死に生きている人間に光を当てたい」
と言うような話をされていて…ちょっといいんじゃない。
見てみるか…そう思った。
李氏朝鮮第22代国王・正祖。イ・サンの話。
ここから始める。
「王の話には興味が魅かれない」と言ったビョンフン監督が王の話を撮る。
面白そうではないか

ホジュン、チャングムはまだ見ていないのだが、スラッカンは宮廷の調理専門部門(台所)。
チャングムはここにいた。
図画書は行事記録処とでもいうのか。
〝イ サン〟の側室になるソンヨンは図画書の茶母である。

ホジュンは原作を読んだ。
内医院(ネイウォン 宮中の医局)が舞台である。

評判だった〝トンイ〟は掌楽院(宮廷のオーケストラ)のであった。

ホジュン以下、ビュンフン監督のドラマは全て(李氏朝鮮)(李王朝)が舞台になっている。

韓国の崔さんが言っていた。

「韓国では李王朝、李氏朝鮮という言い方はしませんよ」
「朝鮮王朝というのが一般的です」

無知な私は涙を流す。

「李王朝の末裔」と呟いてテントが吹き飛ばされている合歓さんの側で。































梅雨…加減

2014年07月03日 | 日記
雨模様の空。

しとしとの雨。

地面がしっとりと雨水を吸っている。

いい感じ。

燕が二度めの繁殖をためらっている。

前回、二匹が飛び立てずに死んだことが原因か?

月曜日、N氏が来宅。
田んぼの草取りが終わって、久しぶりにゆっくりと話し込んでいく。
「右手骨折はどんな加減なんや。右半身麻痺とか…右腕動かんとか、話が錯綜しとってねぇ」
「元気やなぁ。安心したわ」

以前の様な右手、右腕ではないが、毎日前進…あるのみです。

燕の話。「蛇やなぁ。卵やられたんや」女房の実家のツバメの巣もそうであったのか…と頷く。

今年は、燕全体が繁殖をためらっている。

日本においては、水稲栽培において穀物を食べず害虫を食べてくれる益鳥として古くから大切にされてきた燕である。
ツバメを殺したり巣や雛に悪戯をする事を慣習的に禁じ、得に農村部を中心に大切に扱われてきた。
江戸時代にはツバメの糞は雑草の駆除に役立つと考えられていた。

「人が住む環境に営巣する」という習性から、地方によっては、人の出入りの多い家は栄えるといわれる。
(あきない)商家の参考ともなり、商売繁盛の印とも言われている。
また、ツバメの巣のある家は安全であるという言い伝えもあり、巣立っていった後の巣を大切に残しておくことも多い。

我が家は安全を願って?怠慢なだけなのか…以前からの巣は残してある。
といううより、そのまんまで残っている。
三つもある。

それほどに、人間と近しい鳥であるし、森羅万象の異変に敏感で災害を警告する鳥でもある。
渡りの時期までまだ時間はある。
無事に繁殖を終えて欲しい。


何事も加減がいいという事が、ほっとするし、安心もする。

梅雨は、じめじめと雨が降り、黴がはえ、鬱陶しい。

燕は糞を垂れ、三回以上は子育てをする。糞の掃除はうっとうしいが仕方がない。

このうっとうしい事も含めてが…当たり前で、〝いい加減〟なのであるから、毎年そうであって欲しい。

それぐらい願っても罰は当たらないだろう。

神さま。

願いを叶えてくださいませ。

どうか。お願い。