まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

アイヌモシリ…人間の静かなる大地

2013年07月18日 | 日記
18時間以上海の上。
シネマシアターで上映されていたのは「アルゴ」「北のカナリヤたち」。
「北…カナリア」は利尻、礼文島が舞台である。
北海道、苫小牧港間近の船内アナウンスが入る。



船頭の喫煙室で海の状況を確認する。

息子ソウルは平気で甲板に出る。私はガラス戸越しに陸地を見るだけで、身体が揺らぐ。



苫小牧港が見えてきました。
そっけない、感じの港ですね。
フェリー接岸の岸壁があるだけのような。
ターミナルらしき建物はあるが、賑わいも華やぎもなし。
市街は遥か彼方で見えない。
「わくわくするぞ」
さすがに広大な大地…北海道です。

アイヌモシリ〈人間の静かなる大地〉蝦夷。

明治政府の政策で多くの人々が全国各地から移住した土地。
移住人口は全体の7割近くを占める。

和人〈内地人〉の開拓はアイヌの民にとっては有史以前の土地の収奪。
強制移住をともなう〈侵略〉であったに違いない。

車で下船する。

道路標識も案内も無し。
なんというアバウト。私の性格もアバウトだし親近感を感じる。
気分爽快。
5kくらい走ると、左道路脇の草むらを鹿が走っている。
鹿と並走。

友人の待つ帯広までひた走る。


トマムの高層ホテルが見える。若者に人気のスポット。

どこまでもいつまでも、走れども、走れども直線道路。
車両感覚が狂う…らしい。です。

十勝平野の食糧自給率は1.100%。
ジャガイモ畑はアメリカ並みの面積。

うわっ。ああぁぁ。豊かやぁ。ついつい独り言がもれる。

4時間あまり走って、帯広市に到着。

豚丼発生の地…らしい。
三半規管がくるったソウルは肩もこりこり。
「胃袋が~カラや。苦しい」
加えて胃袋も空。
  
三半規管、肩こり、胃袋の三位一体です。
山盛り、もりもり、食べていました。

出てくるもの、すべてが旨し、美味しい。

静かなる大地は、豊かなる大地。

お腹がふくれると、脳のめぐりもよくなる訳で、ひとまず納得。

次は春楡〈はるにれ〉の木。
八百屋はるにれ屋のSさんのお話。

今夜のお宿はのお家です。






















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 探偵はばあ…さんですねん。 | トップ | はるにれとレオン ラッセル »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事