まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

カッコウの巣の上で眠るアマデウス

2018年04月17日 | 日記&映画
4月13日にミロシュ・ホアマン監督が亡くなった。

「時よとまれ、君は美しい/ミュンヘンの17日」 は オムニバス映画で複数の監督の中の一人。
ホアマンがどこを担当したのか覚えていない。
ボブ・シーグレンの棒高跳びだけが印象に残っている。

「カッコーの巣の上で 」 
主演 J・ニコルソンのマクマーフィは鮮烈で存在感があった。
「ヘアー 」
ミュージカルの中では一番ショックを受けた作品。
トリート・ウィリアムズがパーティの大テーブルの上で歌い踊る場面を繰り返し観た。
まだ世の中にはビデオしかなかった。
「ラグタイム」 
「アマデウス」天才モーツァルトの軽蔑と秀才サリエリの妬み。
豪華な音楽的見せ場とドラマは映画史に残る。
紛れもなく傑作で名作。

「恋の掟 」若いコリン・ファース。軽薄な演技が魅力なのは何故に。
「ラリー・フリント」
「マン・オン・ザ・ムーン 」

どの映画も記憶の抽斗から取り出せる。

場面、場面が脳裡に浮かんでは消える。

自分が若くて、街にいて、雨に打たれたり、風にふかれたり、どこかで浮かれたりしていたことも一緒に。



「彼と一緒に仕事ができたことを光栄に思う。それは記念碑的な素晴らしい経験だった」
ジム・キャリーの追悼の言葉。

最後に観た「マン・オン・ザ・ムーン」の主演だった。

御年86才は寿命だと納得できるが、まだ衰える事のない才能は‥彼の中の反骨と一緒に消えてしまう。

蛙が鳴きはじめた。

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