まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

ステレオタイプ…白い闇

2014年08月05日 | 日記
朝…ワイドショーを流しながら洗濯をする。

著名人ゲストが事件のコメントをしている。
耳に入る。
いらっとする。

ゲスト全員がステレオタイプ。
同じ趣旨の意見しか言わない。
お見事、あっぱれな感じすらする。

報道規制が入るとこうなってしまう…致し方ないのかも知れない。

テレビつけっぱなしで…ながら作業を続ける。

今日も暑い。
室内で30℃。
窓を開ける。風が無い。

又‥ニュースが流れる。
記録的大雨の高知1000m超え、孤立の小学生ら帰宅へ。
ひとまずほっとする。
蜘蛛の巣とりに精を出す。

STAP細胞論文をめぐる問題の渦中にいた理研センター長が自殺…ニュースが流れる。
残念な結果である。小保方晴子さんにとっても重たい事であろう。
他人事ながらため息が出る。
ながらで点けていても、作業しながらでも…事件のオンパレードではないか。

…テレビは消す。身体に悪い。

佐世保事件の加害者には精神鑑定が実施されているが、家族全体に深い病理があると思う。
現代社会の病理をも色濃く反映させている。

加害者の父親はパーソナリティー障害なのではないのか。
謝罪して済む事件ではない。慰謝料で済むはずがない。父親の命でも済まない。



メロンが熟れすぎても困る。

感性の紳士F氏へのプレゼントなのだから。

私にできる事を毎日、毎日、シコシコと。

ステレオタイプでは収まりがきかない思い。
奔流の様に心から溢れ出る。

被害者の家族は悲痛な思いと慟哭を抱えて生きる事になる。

食事をしても、西瓜を切っても、風鈴が風に鳴っても。
アブラゼミがなく。紅葉の赤も。雪の白さも。子犬の鳴き声も。

中天に太陽が輝いて、ひまわりの花が揺れていても。

目には映る、耳にはとどいても…白い闇の中を歩く。

加害者の家族は推して知るべし。

〝人の精神ほど魅力的で、人の心ほど危険なものはない〟デニス・ルへイン

被害者の家族の思いを丁寧に掬(すく)いあげる報道はこの国では期待できない。

熱い。

汗がにじみ出る。