ワンス・アポン・ア・タイムとは、
ファンタジーの世界観であり、カードに書かれた単語で物語をつなぎ、自分のオチにつなげるカードゲームです。TRPG要素(話す・語る・こじつける)が強く、好き嫌いがハッキリと別れるゲームですね。私の仲間内ではTRPGも遊ぶので好評です。
勝った負けたというより、過程を楽しむゲームですね。
このゲームの良い点
各プレイヤで目指すオチが違うので、紆余曲折の物語ができあがる楽しさ。
反則ギリギリ(むしろ反則?)の突拍子も無いことが起きる。→いきなり主人公っぽかった登場人物が死んだりする。でも笑える。
オチにつなげるまでの話の創造、こじつけとも言う話術の鍛錬。
言葉の無限の可能性。
このゲームの弱点
ワードを扱うせいか、ルールがアバウトである。
人数にもよりますが5人以上でプレイすると待ち時間が長く感じる。
各プレイヤごとにオチがあり、それを目指して語るので長引くほど(どのプレイヤも)オチにもっていけないことがある。
手番は時計回りだが、割り込みで手番が飛ばされることがある。
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カスタマイズ!
●全体のプレイアビリティの向上
カードスリーブに入れて和訳を付ける。
下記ルールに応じてスリーブの色を変える。
プレイヤの物語に耳を傾け、補足や質問をして助けてあげる。
●ルールのアバウト を解消
むしろアバウトにした方が良い?→仲間内で相談
カードを補充のルールとして、1枚捨てて2枚引く を追加。
どうしても使えないカードを捨てることができる。
→ただし話をこじつける楽しみ減少。
●待ち時間が長い を解消。
割り込みできるカードと単語のカードを別々にし、カード補充の際にどちらからとるか選ぶことができる。
●オチまで行けなくてグダグダ を解消。
オチの主語には城関係のもの(国、女王、王様、王子、王女)がでてくるものと、そうでないもの(彼、彼女、兄弟、母、父、村、町、呪い)があり、あらかじめ別けておく。
オチの系統が同じになるように配布する。
→ただし難易度が下がり、物語の紆余曲折が減る。
●オチまで行けなくてグダグダ を解消 その2
チーム戦にする。
6人なら2対2対2、3対3など、チームでオチを目指す。
●オチまで行けなくてグダグダ を解消 その3
全員で1つのオチを目指す。
勝ち負けではなく、いかに物語を面白くするか。まさに過程を楽しむ。
それでは簡単すぎて面白くないと感じるならば、物語のオチを妨害する裏切者を入れる。
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このゲームを知らない方には何のこっちゃ分からなくて申しわけない・・・ノリや雰囲気を楽しみたい方、TRPG経験者、是非遊んでみてくだされ~