ボードゲームを始めよう

ボードゲームは知的で楽しく、子供から大人まで楽しめる

雑記

2014年06月18日 03時06分51秒 | 日記・エッセイ・コラム
最近思うこと。

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狭いボードゲーム界隈ですが、私はその中の情報にあまり詳しくなくて、むしろ疎い方。ツイッターでも誰彼かまわずRTしたりリプライしちゃったり節操がありません、誰にどう思われようと気にしなくていいや~と思っていましたが、周りの方はそうは思ってないみたいで、もう少しちゃんとしなきゃあいけないなぁと考えさせられます。

このブログも、みんな忘れ去ってるんだろうな。と思って数年過ごしていましたが、お会いした人が「読んでましたー」ってたまーに言ってくださると、サボってたことを後悔したりもします。しかも「このブログ見てボードゲーム始めました」なんて言われようものなら、リップサービスを差し引いたとしても、嬉しくて口元がゆるじゃいますよね、と共にプレッシャーも感じますw

ブログ冒頭の「このブログタイトルと同名の~」ってやつも、はじめは「別に判ってる人は判るからいーや」と思ってましたが、色んな人から「同一視されちゃいますよ」って言われて書くようにしました。正直ブログタイトルには著作権はないのですし自由に使っていいと思うんですよねぇ、月刊lolliloop さんの「ボードゲームをはじめよう」はむしろ応援したいようなコンテンツだしね。あ、関与は無いっすよー

ペンタメローネに関しても線引きは難しくて、ゲーム会はほとんど自由にやらせてもらえてるけど、箱やお金のことはクチ出せないからねぇ、沢山の人に来てほしいけど箱のキャパ超えちゃうと大混乱w かといって他の箱ではやらないの。それってどうなんだろ?って思うこともあったけど、最近はこれがいいと思ってきた、予約必要なし、人数制限なし、名札なし、ゆるーく気軽なゲーム会ってのもあっていいよね。毎回どんな人がどのくらい来るのかとドキドキしながらゲーム準備してますよ

でペンタから応援するから好きなことやっていいよ、って言わて秋に向けインスト本の制作がんばってます。人生で「好きなことやっていいよ」って言われることなんてそうそう無いんだろうな、多分今かなり充実している。しかも沢山の人を巻き込んでる・・・納得のいく良いものを作りたいと思ってます。んーまずそもそも需要はあるのか?って問題もあるし、インスト(教え方)の方法なんて千差万別だしね、結局読み手が複数のインスト論から自分なりの方法を導きださないといけない。読みモノとしても面白くしとかないといけないしねぇ、大変だから楽しいです

著者さんといろいろ打ち合わせしてると、自分のインストも他の人の考えとずいぶん違うことがあって、ショックを受けることもあります。ペンタのお客さんにその違いについて話したら、是や非、意見がいろいろあって、インスト方法も様々あれば受ける側もいろいろあるんだなぁと思いました。
複数の著者さんの記事の内容がなるべく被らないようにしなければならず、それが一番大変かも。だってほとんどの人は「まずゲームのテーマや背景を・・・」っておっしゃるのよねww そりゃあほぼ鉄板でしょっていうのはカットもしくは縮小してもらわないと読み手が「また同じことか」ってゲンナリしちゃうからねー、なのでお会いして「著者さんが書きたいこと」と「私が書かせたいこと」をすり合わせしてます。
著者さん本人は自分のインストが他人とどう違うのかっていうのは分からないので、著者さんのインスト論を聞きながら「あ、そこのとこ他の方には無い考え方ですよ、膨らませてみてくださいよ!」ってな感じです。あとは実際に上がってきた皆さんの原稿からなるべく多岐に渡る題材が取り上げられるようにすれば本として非常に価値のあるものに仕上がると思うんスよねぇ、反対に著者個々の自由性が若干損なわれてしまうんですが。。。

本はそんな感じです、ゲームも傍ら作ってみますが大変かも。何かの模倣ならひょいひょい色んなゲームをつなげて離してできるんでしょうけどね、システムを新たに考えようとすると時間がかかりますね、まぁそっちはボチボチ。


俺のインスト

2014年05月23日 02時48分07秒 | GM2014春
ぺンタメローネで”インストの本”を出すにいたる経緯
そこら辺の裏話を少々…

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GM2014春、ペンタメローネ ブース(I11=あいのじゅういち) にてボードゲームのインストラクションに関する冊子を販売(一部オマケ配布のみ)いたします。
Table Game in the World 小野卓也さんの 『インスト論』 (100円)
ゲーム研究家 草場純さんの 『インストラクトについて』 (50円)
私、sirouの 『俺のインスト』 当ブースでゲームを買ってくださった方に配布

当ブースのゲーム情報
冨岡克正さん 忍者対戦
sirou 狼探偵Wとオオカミ少年の村

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いやーすげー人たちが書いてくださいましたよ、ではここで私の懺悔ともとれる経緯・裏話を少々書きたいと思います。
私sirou は立川のペンタメローネというカフェでゲーム会のインストラクターをやってまして、まー自分なりになんとか工夫したり挑戦したりしてるんですが、やっぱり行き詰まるわけです。「これでいいのか?」と。
で、こう考えたのです 「自分のインストに意見が欲しい。そして他の人のインストが知りたい」 と。これが発端でした、ちょうどGMでゲームを出すことだし、ここで自分のインスト本を配れば多かれ少なかれレスポンスがあるんじゃなかろうか。では他の人のインスト大技林をどうやって引き出そう?できれば、ボドゲ業界が「インストについて」の意見が盛んに出るような流れ、風潮、ムーブメントになれば、様々な人がSNSやブログに、自らのインストを書き、色々な人のインスト技・インスト論を目にできるんじゃないか・・・ただ自分が冊子を書いてムーブメントになるわけもなく、色んな人の賛同が必要になるわけです。
まぁひとまず自分で記事を出すのが先決だなぁ~
※ 「俺のインスト」というタイトルはつまりハッタリ。ややハードルを上げておく方が辛い意見が聴けるかも・・・という狙いなんです

そんなような夢物語をおもむろにペンタの店長に話したところ、「それペンタメローネでやってみたい」と言うのです。むむ・・・正直「だまれ小僧!」と思いました、ペンタで本にして出したい、テンデイズのタナカマさんみたいな本出したい、と。その時は、それがどんだけ大変なことか、を店長に話しました(ほぼ罵声)。
冷静になって。私のようなスローペースの人間ではそのようなことは正に夢物語、店長のような若さと当たって砕けろ精神がなければ、まず実現できないんだろうな、と思いました。

私の理想は、様々な人がゼロの状態 (他の人のインスト論を見ていない)で各々のインスト論を集めた冊子。でした、他人のインスト論がどれほど自身の文章に影響でるのか分かりませんが、まったくゼロで書かれた文章を集めて読めば、ほとんどの人が同じことを言っている!とか、この考え方はみんなバラバラだ!など読み手にとって様々な発見があるように思うからです。

ですが、それほど多くの人を集められませんし、その他にも様々な問題がありました。そこで何人かに記事を書いていただけないかをお願いし、引受けてくれた方の記事を冊子にしよう、ということにしました。
ここで私は「そのお願いは店長がしなさい」と言いました。ペンタ主体で動きたいとのことでしたし、私がいればどうにかなるだろう と考えてる節が店長に見え隠れしました、今後のことも考えてそう言ったのです。この線引は店長にしっかり責任を持ってもらうという意味で必要でした、そして 私が罵声したように他の方からも叱られたらいいんだ、という邪悪な考えもありました

こうして何人かの方にご連絡が入った次第でございます。詳細は省きますが・・・申し訳ございませんでした・・・私は店長をライオンの親のごとくガケに落としました(実際ライオンはそんなことしない)、本当にごめんなさい。あぁやっと言えた、GMでお詫びに伺います。
店長にもごめんなさい。このような書き方すると読んでる方は「店長どないやねん」って思うかもしれませんが、誰しも初めてのことはやっぱり不慣れで大変ですよね、懇切丁寧にレクチャーもできたんですが私のドS心がそれではやっぱり不慣れなままになってしまうと思ってポイって突き落としてしまったんですね、少し乱暴でした。相手側にもご迷惑をかけました、今後は協力とフォローをし合いながらやってきたいですと思ってます。

話を戻します。こうして小野さんと草場さんが賛同してくださったわけです。慈愛です。ノーギャラでお願いしてるので紙代・印字代だけ頂いてペンタには利がないはずです。私のは自腹ァ

いやぁ私はお二人の記事を読んだのですが、面白いですね、3人バラバラでww
GM秋に向けて、苦難を乗り越えて一回り成長した店長、私、協力してくださる方々とで、各方面の方にお話させて頂いてます。まだどうなるか分かりませんが、やはり本でなく冊子になると思います、同じくノーギャラで紙代印刷代分の価格になるんじゃあないかと思います、小野さん草場さんの記事は春のがそのまま掲載になるのか修正・加筆があるのかまだ分かりません(私は加筆するかと思います)、ともかくお二人の冊子をご覧ください、私のはゲーム買わないといけないのでややハードルが高いですが、よろしければご覧ください。
そして面白い!私も書いていいよ!ということでしたら是非賛同していただきたいです。


ゲームマーケット春、出るよ

2014年05月12日 22時56分28秒 | ゲームマーケット
超スローペースの私もついにゲームをこさえてみました
といっても2006年にイベント用に作ったゲーム
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2006年10月に行われた
第3回 関東素人ボードゲーマー決定戦
ってイベントにおいて出品した「オオカミ少年」というゲームを
イベント用から一般向けにちょちょっと改良したものです。

タイトルも変わって
Title
「狼探偵Wとオオカミ少年の村」です探偵が狼さんで、オオカミ少年は嘘つきのことね。
オオカミ少年ではなく推理する側にスポットをあてたタイトル
今まではオオカミ少年は推理する探偵の為のモブのような扱いでしたが、オオカミ少年側にもウソをつく楽しさを盛り込んだ内容になっています。

まー売れないでしょうから、後からゆっくり来てくださいな~

と言ってしまうと一緒に出す人に怒られちゃう…

トミーさんの「三すくみ」を利用した2人用ゲーム「忍者対戦」も同ブースで販売しますよ、バジリスクの世界観のような忍者やサムライがテーマになってます、ダイスの程よい運とソリティアっぽい動きで布陣を作るのが楽しいですね~
Ninjataisen

さらにー

立川のペンタメローネでインストラクターやってる私sirouの「インストのノウハウ」をコピー本にしてみました。友人にボドゲを布教する人や、ゲームに参加せずにインストラクター専属とする場合、という限定的な内容なので万人にはウケない内容になっております。
こちらペンタメローネブースで「ゲーム」を買ってくれたらオマケで付けますよ~

さーらにー

あの!草場純さんの!「インストラクトについて」も同ブースで販売します。これは草場さんに、インストについて盛り上げになるきっかけに何か記事を書いていただけますか?という漠然としたフリに対して興していただいた記事でして、とてもありがたいもの。紙プリント手間分の値段になるかと思います、ペンタのブースで販売しますが、あくまでも草場さんの記事をペンタで委託販売させていただく、というスタンスです

もう一人記事を書いてくださるかもしれない方がいますが、とーってもお忙しい方なので記事が間に合わないかもしれない、とのペンタ店長の報告。

これらの冊子はさすがにオマケで付けるわけには行かないので買ってくださいねー
こういった記事で他にも「オレはインストの時こうしてるぜ!」とか「自分とは違うインストへの考え方があるんだなー」とか多くの人がインストに対して意識してくれたらウレシイなーと思っとるわけです


ブース情報
ペンタメローネ
I11!あいのじゅういち!ポッキーの日か!ってくらい棒がならんだブース番号でお待ちしております




立川ペンタメローネゲーム会<br>のウラ舞台003

2013年05月03日 19時58分00秒 | インスト

立川でひっそりと活動を始めたペンタメローネ・ボードゲーム会
今回はゲーム会でのポリシー等を紹介
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ペンタでは普通のゲーム会と違うとこがあります、それは「ゲームマスター(主催側)がゲームを持ち込んで、参加者がそれを遊ぶ」という点です。一般的なゲーム会では各々がゲームを持ち寄って遊びます。
それについて良いトコ悪いコトを説明しましょう。

1、遊ぶゲームに一定の基準が設けられる
ペンタではゲーム初心者~中級者を対象にしてます。具体的にはボドゲ歴とか、好みのゲーム難度によってくるんでしょうが、ここでは単純に経験の浅めな人ということにします
ゲーム会の時間が短めなこともあり、ゲームもプレイ時間が短めのものを持ってきています。具体的には箱にあるプレイ時間60分までのゲーム、としてます。まあアレは目安なので60分オーバーすることは多々ありますが。
んでもって毎度ささやかなテーマを設けています。例えば、協力ゲーム会、ファンタジーゲーム会、アクションゲーム会、筆おろし会などなど
◯良いトコ
アクションゲーム会の時に如実に感じました、やってくる人は既に「今日はアクションゲームやるぞ!」と意気込んで来てくれるので、まー盛り上がった。始めっから最後までアクションゲームをやり通しても「今日はそういう会だから」という心理で、息切れしないのです。終わった時はお腹いっぱいでしたが…
●悪いトコ
一定の基準→軽めのゲームばかりということは、どっしりジックリむむむと考えるゲームがやれないってこと、まぁそういうゲームがやりたかったら他のゲーム会でやればいいのであまり気にしないことにしてます。

2、気配りさん
ゲームマスターとは私sirouがやらさせてもらってますが、そのゲームを始めてやるプレイヤーには念入りにインストするよう心がけてます、全体の流れや各部の説明、終了条件・勝利条件からの逆算、プレイの例などです。
sirouさんのインストなら安心って思ってもらえたらうれしいなぁ~
これの良いとこ悪いトコは単純。
がんばってインストしてくれるのが良いトコ、私が失念したり間違ったら最悪ってことです。過去何度かインストミスをしているのでリファレンスシートを作るなどして改善するよう心がけたいです。

3、ペンタ会のゲームにハズレ無し
一人の人間が毎度持ってくるゲームを吟味してます。どう吟味するか、まずそれまでのゲーム会でウケたもの、これは持っていきます。隣の机で面白そうなのやってるなーやってみたいなーってことよくありません?人気者を持って行かない手はありません。
好きそうなゲームも持っていきます。毎度同じ人が来るとは限りませんが、毎回違う人が来るわけではありません。一応ゲームを遊んだ後に簡単に感想なんかも聞くようにしておいて、「あの人にこのゲームをやってもらいたい!」とピンポイントで選ぶこともあります。
ご新規さんのためのド定番ゲームも外さず持っていきます。
私が個人的に好きなゲームも忍ばせております、ただしコレは積極的には薦めていません。ちぇ。
◯良いトコ
一定の楽しさは保証できます、ガッカリはさせないつもり!
●悪いトコ
キワモノ系に触れられない。嫌い・苦手なゲーム(記憶ゲーやブラフゲー)が遊ばれない、新ゲームを遊んでガッカリできない←マゾ的発想かしら。「日本の城」ではみんなガッカリしてもらいました。ウヒヒ

総じてsirouが頑張らないとダメってこと。今度、食わず嫌いで手を出してなかった有名ゲームを未プレイヤー同士で遊ぶ→筆おろし会があるので楽しみ。こういうテーマもゲームマスター主導のゲーム会ならではかな。


ホビットの冒険 カードゲーム をインストする

2013年02月13日 21時34分17秒 | インスト

ホビット思いがけない冒険(映画)も原作も読んでないけど、「LotR」は観た!
馳夫かっこいい。

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トリックテイキング
を説明する機会ってインストラクターには多い、でも余計なことまで説明する必要はないのよ、あくまでこれは「ホビット」というゲームなので。
ルールブックとの整合性を高める為に「トリック」「ラウンド」「獲得した」という言葉を使うようにして、リードカラーは→「指定色」と言い換えれるようにがんばります。

ゲームの概要・勝利条件
善と悪に別れて戦うゲームです、キャラクターカードはランダムに配りますが、正体は明らかにされます。「今回○人で遊ぶので善が勝つためには…」と善と悪の勝利条件を先に伝えます。悪側を忘れるので注意。

ラウンド開始時の手札の分配
やはり「今回○人で遊ぶので…」と言って、善と悪の手札の説明をします。必ず全てのプレイヤーが同じ枚数でゲームを始める、ということが重要です。また説明時にカードを配ってもゲームを始める前に再び集めて混ぜて配り直しましょう。悪の軍勢はゲームを理解した上で手札を捨てるべきだからです。

ラウンドの流れ
ジャンケンではなく、決まったキャラクター(トーリン)からラウンドを開始します。時計回りで順番に1枚ずつカードを出していき、全員が出したら、1番強いカードを出したプレイヤーがそれらのカードを獲得して、キャラクターの分配方法に応じてプレイヤーに配ります(ここまでが1トリック)、配ったプレイヤーが次のトリックの最初のカードを出して・・・を繰り返し、手札が無くなったら再びカードを配って第2ラウンドを行います。このゲームは長くても2ラウンドまでしか行わない、ってことも忘れずに伝えます

トリックの流れ
トリックの最初に出されたカードの色が「指定色」になります。以降のプレイヤーは手札に指定色のカードがあるならばその色のカードを出さなければなりません。「マストフォロー」と言うだけで済まさないようにします。
まず紫の切り札を省いてトリックの説明をします。さらに念を押すなら
1、全て指定色だった場合
2、指定色以外のカードがあった場合
3、紫の切り札があった場合
4、紫の切り札が複数あった場合
5、紫が最初に出された場合
です。ここまでやる?と思われるかもしれませんがこのゲーム(トリックテイキング)のキモです。これをしっかり把握せずに遊ぶとフワっとした印象で終わってしまうのです

この時以下のような質問があるかもしれません
・他のプレイヤーに指定色のカードが手札にあるか否か分からないのでは?
手札を全て出すので分かるのです、「うっかり」を防ぐためにインストラクターはトリック毎に「○色のカードがあれば必ず出してください」を連呼します(ベテランにはうるさがられます)
・同じ色の同じ数字のカードが出されたら?
カードには同色・同数のカードはないので起こりません。またこの質問がなかったとしても色の種類数と数字が1~12は伝えましょう

獲得したカードの分配
各シンボルの意味を説明します。白と黒のシンボルが相手の軍勢にダメージを与えるか、受けたダメージを回復することに使え、ダメージが無い状態では無意味である(あらかじめ盾のように使用できない)ことを伝えます。またこの時、2点のダメージを受けると脱落する説明もしますが、あくまでもラウンドが終了した時点、であることを伝えましょう。大事。
パイプのシンボルは2ラウンド目には意味が無いことを言います。3ラウンド目は無いからね

キャラクターによる分配方法
ガンダルフとスマウグは同じですが(カードの記載に「自分を含めた」という記載に違いがありますが同じです)、ビルボとボルグは微妙に違うので注意です。
ここで悲しいことですが命の重みに違いがあることが発覚します。トーリンはランダムにカードを配ってしまうのでトリックを獲得しにくいのです、言い換えれば仲間がトリックを獲得できそうならその邪魔をすべきでは無いのです。また仲間のどちらかしか助けられない時、トーリンが犠牲になることが多くなります…。むしろこのことはゲームを面白くしています、白のシンボルが多いならばトーリンが獲得しても「被害は」少ないでしょう、こういったことが「どのカードを出すべきか」に繋がるのです

第1ラウンドの終了と第2ラウンドの開始
第1ラウンドの終了時にダメージのチェックをします。大事なので2回言います。2ダメ以上あるプレイヤーはゲームから抜けます。ですが仲間ががんばればまだ勝利の可能性はあるのでどっか行っちゃダメよ。
これによって勝利条件が満たさせる場合もあります、そしたらそこまで。
この時に最も大事なこと
1、第1ラウンドで配られたダメージを示すカードとパイプのカードはそのまま
2、第1ラウンドの捨て札と使用しなかったカードを混ぜる
3、第1ラウンドと同じ枚数のカードを配る+パイプ分
2・3番目が忘れがちです。

実際私は2を忘れ、第1ラウンドに使用しなかったカードを配り→その後捨て札をシャッフルして配りましたが、そうでは無いようです。

3もしっかり伝えましょう。ダメージを受けて脱落したことによりプレイしている人数が減っても、配られる枚数は第1ラウンドと変わりません。これは特に5人プレイ時の悪の軍勢に影響します。
※4人プレイで遊ぶ場合 悪は、13枚配られ5枚捨てる(めちゃ強)からです。それを知っている人が5人で遊んだ時、勘違いしやすい。

ゲームが終わって
ゲームの感想を語るのがいいでしょう、カードをどう出すか、悪の軍勢やパイプを得たプレイヤーはどのカードを捨てるのか、悩ましいポイントは沢山ありましたね。
実はカードの色によってシンボルに偏りがあります。そのことは初ゲームで言う必要はないのかもしれません(もちろん玄人ゲーマーだけの集まりなら可)この下に白の文字で「偏り」を書いていますので必要なら見てみてください。インストラクターであるあなた自身がまだ未プレイならば観るべきではないかもしれません。
※初プレイ後にこの情報を出すことで、短いしもう一回やってみたい!って気持ちになるかなぁと思ったんですが、邪な考え方かもしれません

トリックテイキングとは何ぞや?http://blog.goo.ne.jp/siroup360/d/20050512


全60枚
パイプ10枚 1/6
白のシンボル15枚 1/4
黒のシンボル22枚 1/3以上
青・赤のカードは黒のシンボルに偏り、特に赤はシャレにならない
緑・白のカードはいくらか白のシンボルに偏りがある
紫はシンボル自体少なく偏りはほとんどない