昨日から、久々の雨だった。
新聞を取りに庭に出ると、家の中より暖かだったが新聞は少し濡れていた。
近所の自動車販売店とコンビニ跡の更地にも、水溜まりが出来ている。
(自動車販売店とコンビニの跡地)
建屋の解体から基礎の掘削除去まで、震度3クラスの地震が連日だったが、静かになった。
その更地にも久々の雨で出来た水溜まりが、起き抜けよりは少ないが残っている。
以前、何処かの句会に「釣れますか其所は昨日の水溜まり」と落語並みの投句して取り上げて貰ったことを思い出した。
世の中にも心の広い選者は居るのだと感心したものだった。
(隣家の隙間からの眺望)
遠くの里山も、里山の麓の集落も東と南側の隣家の隙間から見える様になった。
(里山の雲)
雲もだんだん上がり始めて、天気も回復してきた様子なので歩きに出た。
途中のお宅の塀越しに蝋梅が見えたのでパチリ。
先日は蝋梅を目的に、木山城祉に登ったら蝋梅は無くなっていた。
(蝋梅)
蝋梅が花のない季節の庭を明るく照らしていた。
昼飯の後、相方に付き合って蜜柑や煎餅を食べ過ぎた。
カロリーの収支バランス調整のため少し遠くまで歩くことにした。
(グラント浸透水の排水口)
雨はとっくに上がっているが、地表面の雨水を浸透させ暗渠に誘導された水の排水は続いている。
歩き続けて総合グラウンドに近づくと元気な声が聞え始めた。
(サッカーの試合中)
市内の高校のサッカーの対抗戦が行われていた。
お互いの高校の保護者会が贈った横断幕や、選手毎の幟なども立っていてかなりの熱の入れよう。
どうやら1・2年生ばかりの新人戦らしい。
1点が決めきれない微妙なゲーム展開に、ついつい立ち止まって観戦してしまった。
残り15分くらいになったところで、上がりかけていた雲が里山に再びかかり始めているのに気がついた。
勝敗の行方は気になったが、取り敢えず帰路を急いだ。
自宅に着く2000歩ほど手前まで来たところで、小糠雨になってきた。
気温は18度くらいと高めだったので寒くはないが、春雨じゃ濡れて行こうという気にはなれない。
水も滴るいい男になる直前に帰り着き、直ぐさま下着まで全部着替えた。
その後、相方が買ってきたカステラをコーヒーをいただきながら食べた。
かくして、カロリーコントロールためのウオーキングは何の役にも立たなかった。
「脳細胞少し壊れて楽に生き」・・・しろ猫