カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

ミンミンと耳でうるさい秋のセミ

2017-10-20 09:32:18 | 日常あれこれ
 1~2年ほど前から耳の中でセミが鳴いている。

 左耳専用だったが最近は右の耳にも数匹棲息するようになったらしい。

 1年前の川柳に「ミンミンと耳でうるさい冬のセミ」なんてヤケクソで作っているから、多分その時期から顕著になったのだろう。

 ドックの聴力検査でも左の耳が、4000ヘルツ付近の聴力が通常の半分程度になっているとか・・・。

 「奥さんの甲高い声がカットされてかえって良いかもしれませんよ」等と、励ましの言葉を頂いたりした。

 そう言えばこの頃、会食などのテーブルでザワザワし会場雑音の中で隣の人の会話が聞き取れないことがある。

 全般に聴力は低下してるようなのだが、大声や周辺の突然の物音などは、それこそガ~ンと頭に響くほどに聞こえる。

 とうとう、耳鼻咽喉科にお世話に成って薬を処方され、8週間ほどが経過した。

 変化は・・・ない。

 食後に飲む薬を2週間分で変化なく、薬を替えて食後に3週間分で変化なく、薬を漢方成分に変えて食前に3週間分を現在服用中。

 で、ここが問題、今まで食後に服用だったものが何と突然食前の空腹時となったので慌てることとなった。

 つい食べてしまってから、やおら薬のことを考える癖がついてしまっているのである。

 
 そこで、相方のアイディアによりテーブルの上に、しかも私の指定席の正面に「食前の薬」のメモが置かれることになった。

 当初は手製のお薬カレンダーでチェックしていたが、飲み忘れが多かった。

 ついで見える場所に注意喚起の紙を貼っていたのだが、効果がないと判ってイヤでも目につく食事テーブルの正面になったのだ。

 相方が言うには、30センチずらしても見ないで忘れるということを発見したのだと云う。

 おまけに飲み終わって食事をしたら、ちゃんと薬の袋にチェックを入れて次の薬をメモの上に準備して置けと指示する念のいれよう。

 「奥さんの甲高い声が聞こえない方がいいかもしれませんよ」等と言った担当者の言葉と裏腹に、相方の注意喚起の掛け声は今日もセミに負けず鳴り響く。

 ひょっとすると、快方に向かっているのかなと半信半疑で今日も又益にも害にもなりそうにない薬を飲んでみる。

 心の何処かに、医者がいつ「加齢です、諦めましょう」という言葉を発するのだろうという、興味もある。

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする