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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

責任者不在システムの構築

2015-02-16 09:01:52 | 人声人語
 阿蘇の煙は今日も天高く立ち上っている。

 今の時期は西高東低の冬型の気圧配置となるし偏西風もあるので西風や北風が多い。

 必然的に東や南の方向に噴煙は流れることになる。

 隣県にも降灰が及ぶことになってしまう。

 

 しかし、やがて季節が変わってくると南風が優勢になるし、昼風・夕風というように一日でも風向の変わる時期がやってくる。

 平均すればほぼ円形の地域に降灰が及ぶことになる。

 恨めしそうに煙の方向を見上げるものの地球の活動には文句のつけようもない。

 「責任者出てこいや!」と叫ぶものもいない。

 責任者は神様だと皆が知っているからである。

 自然現象と似て非なるモノの代表に原発事故がある。

 福島の原発事故の際に、放射線の飛散危険地域として描かれた同心円にとても違和感を持ったことを思い出した。

 気象はどうなのだろう?風は吹かないのかな?線量モニタリングポストは設置されている筈だけど?

 長期間の平均値ならいざ知らず、阿蘇の煙だって地形・気象・気候によってたなびく方向は変わっていく。

 そして今度は再稼働のための30Km同心円が、根拠薄弱な避難計画に反映される。

 政治も行政も、電力会社も、地方自治体も、勿論各種の委員会も専門家もお互いに責任だけはご勘弁をと遠慮深い。

 阿蘇山とは違って、「責任者出てこいや!」と言える筈なのに、責任者不在システムの構築に余念がない。

 さて・・・一句いってみっか。

 「責任は空気を読んだ我にあり」

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コメント
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