今回の出張授業は、2学年170名を15職種で別けた一斉授業になりました。
その【建築を】伝えに、講師をしてきました。
よって、今回は12名(170名÷15職種≒12名)の生徒になりました。
12名で、そして授業が2部制の100分近くあります。いつもは、紹介で終わっている測量器具やインパクトドライバ-を、実際に触れてもらい動かしてもらう事にしました。いくら説明を聞くより、体験した感覚は絶対です。
測量器具はのぞかせて、レンズの先にある別世界を見てもらいます。(実際は、測量に使うスケ-ルが見えます)
ラチェットレンチで、足場パイプのクランプのナットを締めてもらい、そのナットがきしむ音の感覚を体験してもらいます。
また、インパクトドライバ-で木材同士を連結した時の、木ネジが木に食い込む感覚を体験してもらいます。
電動工具で、もしケガでもしたら?の事業者責任のリスクも考えて、今回社員を一人応援に付けての、安全対策も考えた授業にしました。(幸いに手をひねったり、ネジで自分の手に穴をあけた人は、いませんでした)
これだけで、将来建築に就職するとは思えませんが、日曜大工程度は出来る勇気が持てたと思います。
その【ものつくりに、芽生える】ことになればいいのですが。
業界の新聞の方にも来て頂きました。
それぞれの記事の内容が違うと言う事は、今回受けた生徒の感じ方もそれぞれ違うと言う事。
私の本意が伝わったかな?
本意は、日本の国土を造っているのは建設業!その中でも、人が住む建築で一緒に働こう!です。
追記 耐震補強模型を、実際に手で揺らしてもらいました。補強無しと補強後の模型の揺れの体験です。