心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

「猫の手研究所」通信 18 

2020-03-10 21:19:10 | 記憶のかけら

猫殿のご機嫌取りに、手作りベッドを進呈した。

厚手の綿の布で、まず浮き輪のような形を作り、それをさらに包む。

真ん中に程よいくぼみができて、ばらせば洗濯もできる。

大量の布を使ったけど、出来栄えはなかなか。さっそく寝てくれた。

これで、客用のソファーを占領されなくなるだろう。

既製品のベッドも見たのだけれど、やたら高額か、ぺらぺらか。

このベッドに寝ている姿にしっかり癒される。

元気でいてくれることと、こちらの努力に報いてくれていること。

猫って、なんてすばらしいのか。いやいや、生き物ってと言うべきか。

一緒にいてくれる生き物がいて、ふと共感していることを知る。

恋愛、親愛、敬愛・・・これが「愛」なのか。んー。あったかー。

誰かを愛することのできる自分を、うっかり好きになっている。