自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

旅する力

2021-01-14 | 読後感
再びの緊急事態宣言により全てのサークル活動がストップした。
1週間まるまるフリーの身となったので、浅間岳へは日参できるようになった。
午後からは家事の合間に読書と終活。
今読んでいる本は沢木耕太郎の「旅する力」

彼の本は深夜特急が有名だけど、以前「凍」という小説を読んだことがある。
極限のクライミングを描いたもので、山野井夫妻が挑んだヒマラヤでの話。
随分前の話だけど、山野井夫妻の講演会に今は亡きワンゲルのコーチが、司会をするというので出かけたのだった。
講演後に読んだので刺激的だった。

旅する力の中に「旅は病のようなものかもしれない」とあった。
私は子供の頃「兼高かおる世界の旅」というテレビ番組が大好きだった。
そして旅に憧れていたが、実際に一人旅をしたのは大学1年生の夏休みだった。
東京から佐賀まで毎回山陽周りだったり、山陰周りだったりしながら帰った。
乗車券だけの途中下車の旅で、ユースホステルに泊まりながら。
沢木耕太郎氏は14才で一人旅を果たしていたが。

旅する力を読みながら、自分の今までの旅を思い起こしながら、早くまた旅に出かけたいなーと切に思った。
コメント
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