自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

山中で道迷いしたー

2020-11-27 | 登山ハイキング
毎年初日の出を見に登って歩いているコース、宮ノ平駅→矢倉台→青梅丘陵ハイキングコースを一人歩いてきた。
まっ昼間に歩いた事は今日が初めて。
夜明け前に人けのない薄暗い森をヘッデンを付けて歩いていたから、何だかいつもと調子が違った。
駅から近い登山口なのだが、立派な案内板が立っていてビックリ!
昼間でも薄暗い杉木立の道だったんだ。
緩やかな上りを歩く事15分ほどで、矢倉台への分岐にぶつかった。
夜間はこの階段状の坂を見落とさないようにと、気を付けながら歩いていたっけ。
それから根っこも多い登りで、足元に全神経を集中させていたっけ。

30分も歩くといつもの青梅丘陵ハイキングコースに出た。
稜線に出てから、都心方向を一望できる絶好のスポット・矢倉台までは5,6分で到着。
矢倉台は豪族三田氏の物見櫓として活躍したようだ。
三田氏が築いた辛垣(からかい)城から南東3kmで、重要な物見の場所だったそうだ。
矢倉台から急な坂を下った所からが、初日の出を見るのに絶好の場所。
だから今日もベンチまで下ったが、あいにくとスカイツリーは見えなかった。
さらに道が下方へ続いているが、どこへ繋がっているのか?次回の課題にしておこう。
矢倉台からは反対方向に富士山がちらっと見えるが、今日は見えず。

矢倉台から先は私が勝手に名付けている上級コース(林間コース)で、青梅・永山グランドまで歩く事2時間半。
みんなが歩いている広い道と並行して脇に細い山道があって、そこを登って行くとかなりのトレーニングになる。
コブ(ピークまであまり急でない)を4つ越えて、第4休憩所に到着。
東屋からは蛇行する多摩川の流れが見えた。

さらに第3休憩所へと大コブ(標高差が大きい)を2つとコブを3つ、山道コースを登ったり下ったり。
ところが青梅丘陵ハイキングコースはもう何十回も歩いているという油断があった。
でも今日のコース(いつもと逆のコース)は、確か2回位しか歩いていなかった。(落ち葉のジュータン)
藪っぽい蜘蛛の巣が多い道だったけど、踏み跡は割と付いていたのでドンドン進んでしまった。
やっぱり変だなあと思うようになった頃、進むべき道が無くなった。
もし相棒がいっしょだったら、こんな道行くの?と拒否していただろうな。

道迷いで20分のロスタイムだったけど、来た道を戻って正しい道を見つけ事なきを得た。
またコブを越えて下って、立派な松の木がある第3休憩所。
さらに大コブ2つとコブをクリアして、仏舎利塔のある所に出た。
アップダウンを繰り返したが、落ちたばかりのような落ち葉も滑る事が分かった。
落ち葉の下に石があって、気づかず石車に乗って滑りそうになった。
「口車と石車には乗らないように」をモットーに歩こう。

またアップダウンから村雨橋に出たが、ここでちょっとだけ岩場の登りがあった。
いつもなら逆コースなので下りで、足元注意という箇所。
ナナカマドのような真っ赤な紅葉を眺めながら、ほどなく第2休憩所に到着。

第2からは5分位で第1休憩所に着き、青梅や都心方面とは逆の秩父方面を写真に収めて。
初日の出を見た帰りは、林間コースではなく普通の道を歩き、金刀比羅神社にお参りするが今日はカット。
風の子太陽の子広場への分岐を経て、コブ3つをアップダウン。
途中にあった見事なモミジの紅葉が、今日のコースを締めてくれた。
そして孫達と何度も来た永山グランド(青梅駅の電車が見える公園)から青梅駅へ。


家でまったりの相棒と河辺で合流しランチ後、〇の湯で極楽極楽。
歩いた時間を考えるといつもの浅間岳と大して変わらないかも。
道迷いも今考えてみれば、ちょっと焦ったけど脳に刺激的だったかも。






コメント
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