自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

サイバスキング

2020-11-14 | 登山ハイキング
登山口までチャリでサイクリング後ハイキングするのを、サイキングと自分で勝手に名付けていた。
浅間岳の登山口へチャリで30分位走ってから、山頂から稜線歩きを2,3時間そしてまたチャリで帰る。
浅間岳がまさに私流サイキングと言える。
今日はサイキングとハイキングの間にバスでの移動が加わったので、サイバスキングとでも言おうか?
家からチャリで青梅線の駅4つ分を走って、拝島駅からバスで登山口まで行って、ハイキング開始。
拝島駅からは富士山がバッチリ見えていた。
一昨日シルバーパスを取得したので、早速拝島駅からバスで滝山城址下まで乗った。
私と同じようにシルバーパスを持っているAさんと二人で。

滝山城址公園は多摩川と秋川の合流点の南に連なる加住丘陵にある公園。
北側が多摩川が削った70mほどの崖になっている地形を利用して、中世には北条氏照の居城「滝山城」があったそうだ。

滝山城址公園は今年7月にH氏夫妻と相棒と行った事がある。
その時は4人共歩きで東秋川橋の登山口まで行って、そこから滝山城址公園へ。
今日はバス停から見事な竹林のある緩やかな道を歩き出した。

雑木林の中を三の丸址、二の丸址と歩き、さらに中の丸址と続いていた。
ちょうど保育園の子供達が来ていて、数か所の木に括り付けてあった問題用紙を解いていた。
ただ森の中を歩くだけじゃつまらないだろうと、先生たちが工夫していて、私たちも一緒に問題の答を考えてみた。
それが傑作で○○先生の好きな食べ物はどれでしょうとか(4択でハンバーグとか書いてあった)

お天気がよかったので、中の丸址からは多摩川の流れや狭山丘陵まで見渡せた。
また中の丸址には瓦屋根の建物があり、おじさん達が国民宿舎があった名残の建物だと教えてくれた。
彼らが滝山城址公園はお金もかからないし、いい所だよと盛んに話していたが、本当にその通りと思った。

中の丸址から引橋を見上げながら本丸へと向かった。
引橋は平成になって設置された木製の橋だそう。
かつての滝山城ではさらに低い位置に架けられ、戦の時には外す事ができたとか。

本丸址には井戸や霞神社、金毘羅社もあった。
本丸址からも多摩川や秩父方面の眺望がよかった。
(これらは前回来た時に写真に撮ったので今日はカット)
あちこちに曲輪、空堀や土塁があったがどこも地形が似ていて、地図が読めない二人には……。

ランチは千畳敷という広場で食べたが、180m四方の四角い原っぱだった。
ベンチに座っていたら、背中に日差しがポカポカと暖かく、お昼寝したくなった。

昔は城内に弁天池があって舟遊びとかしたらしいが、今は水が全くなくて池だった事すら分からないが。
千畳敷から本丸の道を経て、今日の目的の古峯(こぶ)の道へと進んだ。
ほとんど平坦な道が40分くらい続いたが、信濃屋敷址、刑部屋敷址、カゾノ屋敷址などの傍を通った。
木漏れ日がきれいで、もう少ししたら紅葉がいい季節になりそうだった。
古峯ケ原園地から一気に階段を下って、3つ目の登山口に到着。

今日後半に歩いたコースはかたらいの路〜滝山コース。
小宮駅から秋川駅までの9,5kmのコースの一部。

登山口からは車道歩きで近くのバス停を目指したが、滝山街道のバス停(拝島橋)に着いてビックリ!
拝島駅まで1日に1本しかないバスだった!
仕方なく拝島橋を渡って昭島駅へと1時間位歩き、電車に一駅乗って拝島駅へ。
拝島橋からの多摩川上流方面。
チャリでAさんは昭島へ、私は逆方向なので拝島駅でバイバイ。
今日のコース当初はチャリで昭島まで行って、拝島橋を渡ってハイキング開始だったが、距離が長くバス利用でよかった。
ハイキングの後チャリでまた2時間位走って帰るのは流石に疲れるから……。

近い内にまたシルバーパスを使ってサイバスキングをやろうと思っている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする