自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

八ヶ岳・硫黄岳←途中まで

2019-09-24 | 登山ハイキング
前夜はワンゲル先輩後輩たちと夜12時頃までビデオを見たりおしゃべりしたり。
ワンゲルで25周年記念のビデオも残っていて、とても懐かしかった。
太陽館は自炊なので食事は私たちでというか、ほとんどを後輩たちが用意してくれて感謝あるのみ。
朝からフレッシュなサラダやソーセージ、パン、昨夜の残りのスープカレーなどと、食べ切れないほどのフルーツ類(ブドウ、モモ、リンゴ)だった。
コーヒーにトマトジュースも。
実は台風接近で雨こそ降ってなかったけど大風が吹いていた。
でも8人で硫黄岳登山をする予定で、各自おにぎりを2個づつ作って、後輩の車で桜平まで。
すでに小雨がパラパラしていたので、みんなレインウエアの上下を着て、10時頃からスタート。
そこから先は沢沿いの道を歩きながら、苔むした森の中を見ながら。
30分ほどで2060mの夏沢鉱泉に到着したが、まだ雨はそんなにひどくはなかった。
苔の多い樹林帯の中をさらに1時間ほど歩いたが、高度が上がるにつれ強風に変わっていった。
オーレン小屋に11時半頃到着。
この小屋は3年前に相棒と息子で、硫黄岳登山後に宿泊した小屋で懐かしかった。
小屋の外では来る寒さに備えて、たくさんの薪が出番を待っていた。
せっかくここまで来たのだから……と、雨風にめげず夏沢峠までは目指すことに。
20分くらいで着いた夏沢峠はさすがに風が強いのなんの、吹き飛ばされそうな風だった。
もちろん小屋は締まっていたが、風をよける為小屋付近へ。
その先の硫黄岳は全く見えず。
でも私たちが風雨の中頑張ったご褒美なのか、霧が流れてちょっとの間だけ遠くの山並みが見渡せた。
近くにトリカブトの花が雨に打たれて咲いていた。
峠だから風が吹き抜けて、風向風速計が信じられないほどの超スピードで回転していた。
夏沢峠から先はすでに予想していた通り、稜線なので風が吹き荒れていて、これ以上歩くのを断念。
往きにバリバリという物凄い音がして木の枝が飛んでいたが、帰りにはしっかりと登山道を塞いでいた。
あんなに枝が折れる凄い音を間近で聞いたのは初めてで、ほんとビックリしたし、みんなに当たらずにすんでよかったと。
後輩のFさんが後の人の為にちゃんと枝を脇へどけてくれていた。さすが!
12時半頃オーレン小屋に戻ってランチタイム後、無事に桜平駐車場桜平に戻りついた。
そして再びFさんの運転で温泉・唐沢鉱泉へ。
昨日今日と温泉付きで超幸せタイム。
鉱泉の裏手にヒカリゴケの群生地があった。
ヒカリゴケを見るのは2回目だったが、なんど見ても幻想的で感激!!
光の入り具合でうまく写真が撮れたり撮れなかったり……。
悪天候にもかかわらず後輩たちと楽しいハイクを楽しんで、茅野駅まで送ってもらって解散。
来年の夏山プランも決まったし、後輩たちから元気ももらって、メチャ有意義な2日間だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長谷川恒男記念館

2019-09-24 | 日記
私たちが宿泊した太陽館内には長谷川恒男氏の記念館があった。
ヨーロッパアルプス3大北壁冬季単独初登攀、南米アコンカグア南壁冬季単独初登攀など、数々の偉業と輝かしい実績を残したアルピニスト。
しかし1991年10月、パキスタンヒマラヤのウルタルⅡ峰で、雪崩に遭い亡くなられた……。
奥多摩全山縦走で有名なハセツネ杯は、彼、長谷川恒男氏の名前を付けた大会だ。
以前シンガポールに住んでいた時、マラソン大会で会った若いお兄ちゃんが、ハセツネ杯参加に日本へ一時帰国しますと言ってたが。
夜通しヘッデン付けて走ったりする日本山岳耐久レース、いわゆるトレランらしい。
奥多摩山域約71,5キロを走り抜ける過酷なレース、凄すぎる。
長谷川恒男氏が実際に使って登ったピッケルなどの道具類、彼の写真、愛用品、実際に着ていた羽毛服などなど。
実際に履いて登った二重底の靴なども展示されていた。
また2010年にピオレドール(黄金のピッケル)・アジア特別賞をもらったという記念の品も。
それから彼の書籍・出版物コーナーも。
彼の偉大さを垣間見た気がした。

この記念館の公開日:4月下旬から10月下旬の週末、土曜、日曜 午前10時から午後4時(要予約)入場無料
連絡・問い合わせ:アルパインガイド長谷川事務所 03-3370-8522

        
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50周年記念パーティ

2019-09-24 | イベント
某女子大ワンダーフォーゲル部(SHWVC)の創立50周年記念パーティが21日(土)から23日(月)までの3日間、長野県茅野市の太陽館にて。
創立後こんなにも月日が経ったとは信じがたいが、私はその4回生と古株だ。
もうだいぶ前に廃部になり、現在いるOGは99名だとか。
そのうち都合の付く日に総勢23名が集合し、22日はBBQパーティだった。
茅野駅から太陽館までの路線バスは、私たち6人の貸切状態だったので、久々の再会に話が盛り上がって煩くしてしまったようで反省。
私は22日の午前中に太陽館に着き、先輩後輩たちと再会し、お茶しながら近況報告やら談笑……。
午後からは庭でみんなでBBQだったが、食材の多さにビックリだった。
地元信州の牛肉が美味しかったのは言うまでもなく、トマトなすきゅうりアスパラガスなどの野菜も新鮮で美味しくて。
これらで終わりではなくエビなど魚介類も出て来て、締めの焼きそばまであって、苦しいくらい食べた。
さすがワンゲルだけあった飲めない人は皆無(?)で、買い出しして用意してくれていたビールやワインがどんどん…………。
新鮮な空気のもとでのBBQは懐かしさという味付けも加わって、もう最高の味だった。
夕方後輩が車をだしてくれて近くの温泉・樅(もみ)の湯へ。
夜みんなで見あげた満天の星空も最高にきれいだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩動物園

2019-09-24 | 日記
ポーランドとバルト三国の旅から帰国後、翌日が1日陶芸その次の日が太極拳後に版画展へ。
まだ時差ボケが抜けないので、帰国後3日目の土曜日は朝から雨の予報に、休息日だとホッとしていた。
ところが朝まだ寝てるうちから次女からの電話で、多摩動物園行きとなった。
雨の為次女の家族と約束していた多摩動物園行きが、キャンセルだと思っていたら予報が曇りに変わったから……だと。
一瞬どっと疲れが出たけど、可愛いユイッチとミユウちゃんと遊べるなら……。
というわけで11時頃集合して、閉園の5時まで過ごした。
土曜日にもかかわらずお天気が悪いというせいで、人が少なくて特にコアラ館ではラッキーだった。
午後1時半からの食事タイム時のコアラの様子が、バッチリと見えた!
いつもは人垣の後方から背伸びして見たりして大変だけど。
去年オーストラリアで実際にコアラを抱いたりしたとはいうものの、やっぱり1日のほとんどを寝ているだけに……。
ユーカリの葉を食べる様子や眠そうな様子、木の枝の上をゆっくりと移動する様子などどれも可愛い!
この日はキリンの親子が木の葉を食べるも見られた。
オラウータンも可愛いしぐさや道具を押したりする様子など、ゆっくりと眺められた。
人間とオラウータン98%は同じだそうだが、興味深く観察できた。
ユイッチはサイが大好きでミユウちゃんはゾウさん。
いつ行っても寝ているタスマニアデビルが、動き回っていたのが見れたのもラッキーだった。
広い園内を歩きまわって、じいばあもお疲れでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Kさんの版画展

2019-09-24 | イベント
「山と花に魅せられて」というタイトルの版画展へ。
以前ゆとろぎでの個展でも見せてもらったけど、今回は山と花という私も大好きなテーマだった。
色使いが大胆で構図も思い切りがよく、私が先入観なしに鑑賞していたら、作者は男性だと思ったかも……。
Kさんはうん十年も版画を制作し続けている方だけど、若い頃は山にもたくさん登っていらしたそうだ。
ご主人とは地元の山仲間で、彼から聞いた話である。
私の好きな山々や高山植物がたくさん描かれていて、幸せな気分に浸れた。
こうやってずっとずっと一つの事を続けられる人は、羨ましいし凄いと思う。
とにかく根気のいる作業だから……。
版画といっても木版画と銅版画があり、両方の作品が展示されていた。
抽象的な絵の方は銅版画。
私の好みから言うと、断然木版画の山と花の方が好き。
素晴らしい作品が今度も増え続ける事を願いつつ……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする