FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

後手後手。

2007-05-11 00:35:45 | ろぐ
講義の手続きが非常に煩雑で、何度も大学へ行っている。
片道1時間。距離にして45キロくらい。

履修申請と履修確認、あげく、学生証を受け取りに。

売店で教科書を注文しようと思ったら、
「入荷まで2週間以上かかります。」とのこと。

履修申請のときは売店で買えるような話をしていて、履修確認に行ったら、マジ?という状態。

科目等履修生だし、仕方ないのかなという気もするが、その辺はもう少ししっかりできないものだろうか。
早めに用意してほしいなら、事前に伝えてほしかった。
前もって行動できたのに。

でも。

自分はいつも前もって行動しているだろうか。
予め流れを把握して動いているだろうか。
後手後手に回ってしまうのは、なによりも自分の対応ひとつ。
もっと、うまく立ち回れるようにしないといけないなぁ。


今日もお客さまのいない店内で、POPを作りながら過ごす。
できるだけわかりやすい店を。
わかりやすい説明を。
考えているアイディアはたくさんあるのに時間が足りない。
さすがに接客もせず一日中パソコンに向かっているわけにはいかない。
次から次へと流れていく情報を堰きとめて、メモをして、蓄える。
蓄えたものを整理して、取り出して、加工する。
情報をどのように管理するかが、やはり仕事の肝なのか。

第一線で働いているあいつ等はどんな風にしてるんだろう。
下流にいるぼくは、ほんの、ほんの少しだけ弱気になった。

悲しい出来事?

2007-05-10 00:26:37 | ろぐ
感情がよくわからない。

悲しい、のかもしれない。
でも、よくわからない。

悲しみは時間が癒してくれるという。
幸せも時間によって希釈されてしまうのだろうか。

脳裏に浮かんでいたはずの記憶。
それはまるで幻のように。

変わってきているのはぼくだけじゃない。
その変化の割合は互いに違っていて、無理に合わせようとするから歪む。

何も思わなくなってきた、無感動な心。
それがぼくにとって、一番悪い変化なのかもしれない。

イノセンス -INNOCENCE.-

2007-05-03 23:03:53 | 映画
見ようと思いながら、なかなか手に取れない作品。
ぼくにとっては押井監督作品がそれだ。

映画は他人の思考や視界を共有する手段。
どこまでも不安定で、どこまでも引き込まれる。
押井監督の作品は見終わった後にぼんやりとする時間が長く、自分の思考に負荷がかかる気がする。

劇場公開はもう3年も前だ。
当時コンビニで前売り券発売のポスターを眺めたりしていたのだが、興味は全くなかった。まさに物事には機会がある。あの頃見たとしても今のように受け止めることはなく、もしかしたら駄作と思っていたかもしれない。

なぜ、人は自らに似せて人形を作るのか。

この問いには関係ないが、思い浮かんだことがあるので書いておく。
幼い頃、車のフロントが顔に見えて仕方がなかった。
メーカーによって、車種によって顔が違い、優しい顔、怖い顔、怒っている顔など眺めているだけでいろんな顔が浮かんでいた。
ヘッドライトが二つでなければならない理由はどこにもなく、また左右対称でなければならない理由はない。効率や美観を考えれば納得しかけるが、そもそも美観とは何だろう。

遺伝子によって導かれるものはそれを模倣する。

このテーゼは正しいのだろうか。


この作品は映像の美しさや音楽のすばらしさが際立っている。
何度見ても引き込まれるだろう。

そして、何よりもその美しい表層に隠れている、果てのない問答を自分なりに解釈するために、何度でも見直したくなる作品だと思う。

後向き。

2007-05-02 02:08:54 | ろぐ
べつに後向いて生きてる、とかそういうわけじゃないけど。
なんだか最近懐かしいと思うことが増えてきて。
まー、それなりに長く生きてるってことか。

先日、NHK-FMにて、面白い番組をやっていまして。
タイトルは「今日は一日アニソン三昧」。
午後1時から深夜1時まで12時間ずーっとアニソンばかり。
いやー、ヲタに屈したのか?なんて思いきや、これはGWの特集なんですね。
個人的には5月5日のジャズ特集を聴きたいです。
ま、仕事ですが。

ネトラジでストリーミングしてるかな、誰か。
でも、負荷大きいだろうし鯖落ちするんだよね。

あ、そうそう。
たまたま食事休憩してるときにラジオを聴いてみたんですよ。
そしたら流れていたのがNHKアニメの特集で、
「ニルスの不思議な旅」の主題歌。
本当に小さいころに見たからあんまり良く覚えていないけど、ニルスが小さくなっちゃってアヒルたちと旅に出かけるって話じゃなかったっけ?
主題歌はしっかり覚えてました。車の中で懐かしくて震えてたもん。
目にして耳にしたものは本当に蓄えられているんですね。
不思議だけど、これはぼくだけの宝物なんでしょう。

前ばかりを見ていくんじゃなくて、今まで見てきたことを忘れないようにしていくことも大事なのかもしれないですね。

ちなみに「ニルス」の次の曲は「不思議の海のナディア」でした。
これも懐かしいなー。

仕事の合間にふらっと聞いただけだったけど、こういう特集も面白いですねぇ。
テレビに合わせてラジオもデジタル化するって聞いたけど、できればラジオは今までのままで存続してほしいかも。
特別な何かはいらないし、音質もこれでいい。
普段はラジオなんて聴かないけど、それでも、ふとスイッチを入れたら曲が流れてくる、そんなラジオが好きだなー。

ちょっと懐古主義ですかね。

やっぱり、後向きになってるかなー。