FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

その幕が下りるとき。

2007-05-28 22:33:20 | ろぐ
果たして、カーテンコールは起こるのだろうか。
ZARDのボーカル、坂井泉水さんが不慮の事故で亡くなられた。
『負けないで』のころからよく耳にしていたし、謎に包まれたミステリアスな横顔も好きだった。
独特のメロディーラインと透明な声。

その証を忘れないように。

ありきたりの言い方になってしまうのだが、本当に惜しい。
もっと、もっと、歌を聴いていたかった。

 ご冥福をお祈りいたします。


同日、松岡農水大臣が自殺を図り、亡くなられた。
疑惑を生み出し、苦しい答弁を繰り返して周囲にかばわれた末の自殺。
命を絶とうとするまで悩みぬいたということだろうけれど、それでも、なにか遣る瀬無い。
亡くなられた方に対し、無礼だとは承知なのだが。
国民の信を得、懸命に働いている議員であるならそのような最後は許されないのではないだろうか。
これで、「なんとか還元水」の決着がついてしまうのか。
これでは認めたも同然ではないのか。

年寄りが政を司ることに、これ以上失望することはないけれど。
恥を重ね、それでもしがみついている姿が醜くて仕方がない。


舞台の幕がいつ、どうやって下りるのか。
それは誰にもわからない。
惜しまれながらか、嘲笑を浴びせられながらか。

緞帳が下りるとき。
ぼくは胸を張って人生を謳歌したと言えるだろうか。

生まれてくるとき、自分は泣き、周囲は笑い。

亡くなるとき、自分は笑い、周囲は泣き。
そうありたい。


生きること。
死に向かって生きること。

ふと、考えてしまうそんな一日。