FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

零れ落ちる。

2007-04-14 00:18:55 | ろぐ
それは、まるで涙のように。
はらりはらりと、灰色の空から、頬へ。

4月だというのにまだ肌寒い。

あっという間に1週間がたち、2週間がたち。
手のひらで掬った水のように時間は零れ落ちる。

今日という一日を振り返っても、具体的な何かが変わったわけじゃない。
できることを、できるだけ。

やらなくてはならないことが山積みになると、身体はニコチンを欲しがる。
言い聞かせ、宥め賺して気づけば13時。

いつもお昼時に通っているモスバーガーではもう顔を覚えられてしまった。

窓越しに走る車を眺める。
ぼんやりとタバコを吸いながら。
新聞を斜め読みしてため息をひとつ、ふたつ。

あちらから、こちらからトラブルは降って湧いて。
同時処理というのはどうも苦手なようで。
順位をつけて、ひとつずつ。

藪をつついてしまうこともしばしば。
見過ごしておけば、と思いながらそれもできず。
かといって、すべてを統べることもならず。
善と偽善を行ったり来たりの夕刻。

正しい姿はどうあるべきか、そんな正解のない問答をひとり。


そうして働いている時間がどうしようもなく充実してしまっているのは、
じつは悲しいことなのかもしれない。

自信は他人の中でしか生み出せず、欺瞞が自身の中で育つ。


今日も零れ落ちてしまった時間の砂。