お待たせしました。玄米はダイエットに期待が持てますよ~の巻です。
(長文注意です~)
米ヌカ部分の繊維は便秘解消に効果があります。
植物繊維による便秘解消だけだったら
小豆・とうもろこし・昆布・こんにゃく・ごぼう・りんご・さつまいも
等も効果的ですが、玄米の場合は
重金属や農薬、ダイオキシン類の排泄作用が非常に強いといわれます。
・ビタミンB1は精白米の4倍以上
・食物繊維は5倍
・カルシウムは2.5倍
・ビタミンB2は2倍
玄米に含まれるフィチン酸は、身体の毒素を排出してくれる栄養素なのですが、
玄米はそのフィチン酸の効果があまりにも高く、身体に必要なビタミンやミネラルも排出してしまうとか。
そのためフィチン酸は玄米の害としてよく取り上げられます。
フィチン酸はミネラル(鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛など)と結合してフィチン酸塩を作ります。
結合したミネラルは水に溶けないため、腸からの吸収が阻害されてしまうわけです。
こちらに分かり易い説明がありました→マクロビ・パパの奮闘記
完全無農薬でない限り、玄米の皮(ヌカ)からは農薬が検出されることが多いので、
残留農薬も玄米食の問題点として挙げられます。 が、
玄米はそれさえも排出する力があるといわれます。
玄米は殻におおわれているため、白米を食べる時と同じような咀嚼(そしゃく)では、
消化するために、体内で消化酵素が大量に使われてしまいます。
玄米にあるアブシジン酸とフィチン酸のために腸内細菌の状態が悪くなり短命になる――と書かれている本がある一方、玄米を食べ続けたお陰でアトピーなどの病気が治ったという人もいます。
書籍で、ネットで、様々な意見が交わされていますが、
その人の身体に合うか合わないかの見極めは、結局その「身体に聞く」のが一番です。
その身体が必要としているならば、玄米を食べて「美味しい」と感じるでしょうし
それほど必要でなければ、白米を食べた方が「美味しい」と感じるでしょう。
(ただ白米や胚芽米は、精米してから時間が経つにしたがって酸化していくので注意が必要)
お米に限らず、どんな食べものにも当てはまる事ですが――(但し、陽性や陰性に傾きすぎて身体のバランスを崩していて、身体の声を聞く力を失っている場合もあるので、注意しなければいけません。美味しいと感じることと、砂糖や添加物にだまされることは別物です)
身体機能が衰えてくる大人になると、苦い食べものが美味しく感じるのは何故でしょう。
苦い食べものは心臓等の内臓にいいからですよね。
本来の身体は、自分に必要な食べものと、必要な量を教えてくれるものなのです。
ここらへんの感覚はほとんどの現代人が失っているものですが、その気になれば徐々に取り戻せる感覚でもあります。
玄米は、噛めば噛むほど甘くて美味しくなります。
何十回(本当に重病の方は百回以上)も噛むことによって、
「ご飯ってこんなに甘かったっけ!?」
と驚くほどあま~くなります。
消化吸収の面からみても、
玄米は唾液とよ~く混ざり合わせてあげたほうがいいです。(言うまでもない事ですが)
唾液に含まれる酵素が、タンパク質を構成するアミノ酸を分解して消化をよくしてくれます。
数値的には、玄米だけを大量に食べるような無理に偏った玄米食をしなければ、フィチン酸がカルシウムやミネラル等と結びついて吸収を阻害することを心配しなくてもいいのだそうです。
どんな食べものだって、極端に片寄れば弊害は出て当たり前ですものね。
以下のような見解もあります。
新谷弘実著「病気にならない生き方」第3巻(サンマーク出版)
「白米では失われてしまう胚芽の部分に「フイチン酸」という残留農薬の排泄を促す成分が含まれています。残念なことですが、多くの穀物・野菜の生産には農薬が使われているのが現状です。体の中に入ってしまった農薬を素早く排泄するためにも、主食は玄米で摂ることが望ましいのです。」
それでもフィチン酸が気になってしまうのでしたら、次のような方法で玄米をとることができます。
★発芽玄米
玄米よりも消化がよくGABA(ギャバ)が多いと言われます。
GABAは中性脂肪を抑えたり、腎臓や肝臓の機能を高めたりします。
★酵素玄米
圧力鍋を使った特別の炊き方で、長岡式が有名です。
少々宗教っぽいけど、この炊き方は柔らかくて食べ易いです。美味しいし
★リブレフラワーという商品名の玄米粉
栄養素を破壊せず吸収をよくした玄米の粉末。
くせがないので色々な料理に使えます。白米に加えて炊いてもいいかも。
いろいろ試してみて、自分に合った食事がとれると良いですね。
こちらも読みやすくて参考になりました→知って得する講座
最後に大切なことを二つほど。
どんな食べものでも、心から
「ありがとうございます。いただきます」と手を合わせれば、
その瞬間に悪いものが消えるんですよ。(木津龍馬さん談)
食べて健康になる の他に
たまには食べない のも健康に役立つことも記憶にとどめて下さいね。
読んでくださってありがとう!
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米ヌカ部分の繊維は便秘解消に効果があります。
植物繊維による便秘解消だけだったら
小豆・とうもろこし・昆布・こんにゃく・ごぼう・りんご・さつまいも
等も効果的ですが、玄米の場合は
重金属や農薬、ダイオキシン類の排泄作用が非常に強いといわれます。
・ビタミンB1は精白米の4倍以上
・食物繊維は5倍
・カルシウムは2.5倍
・ビタミンB2は2倍
玄米に含まれるフィチン酸は、身体の毒素を排出してくれる栄養素なのですが、
玄米はそのフィチン酸の効果があまりにも高く、身体に必要なビタミンやミネラルも排出してしまうとか。
そのためフィチン酸は玄米の害としてよく取り上げられます。
フィチン酸はミネラル(鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛など)と結合してフィチン酸塩を作ります。
結合したミネラルは水に溶けないため、腸からの吸収が阻害されてしまうわけです。
こちらに分かり易い説明がありました→マクロビ・パパの奮闘記
完全無農薬でない限り、玄米の皮(ヌカ)からは農薬が検出されることが多いので、
残留農薬も玄米食の問題点として挙げられます。 が、
玄米はそれさえも排出する力があるといわれます。
玄米は殻におおわれているため、白米を食べる時と同じような咀嚼(そしゃく)では、
消化するために、体内で消化酵素が大量に使われてしまいます。
玄米にあるアブシジン酸とフィチン酸のために腸内細菌の状態が悪くなり短命になる――と書かれている本がある一方、玄米を食べ続けたお陰でアトピーなどの病気が治ったという人もいます。
書籍で、ネットで、様々な意見が交わされていますが、
その人の身体に合うか合わないかの見極めは、結局その「身体に聞く」のが一番です。
その身体が必要としているならば、玄米を食べて「美味しい」と感じるでしょうし
それほど必要でなければ、白米を食べた方が「美味しい」と感じるでしょう。
(ただ白米や胚芽米は、精米してから時間が経つにしたがって酸化していくので注意が必要)
お米に限らず、どんな食べものにも当てはまる事ですが――(但し、陽性や陰性に傾きすぎて身体のバランスを崩していて、身体の声を聞く力を失っている場合もあるので、注意しなければいけません。美味しいと感じることと、砂糖や添加物にだまされることは別物です)
身体機能が衰えてくる大人になると、苦い食べものが美味しく感じるのは何故でしょう。
苦い食べものは心臓等の内臓にいいからですよね。
本来の身体は、自分に必要な食べものと、必要な量を教えてくれるものなのです。
ここらへんの感覚はほとんどの現代人が失っているものですが、その気になれば徐々に取り戻せる感覚でもあります。
玄米は、噛めば噛むほど甘くて美味しくなります。
何十回(本当に重病の方は百回以上)も噛むことによって、
「ご飯ってこんなに甘かったっけ!?」
と驚くほどあま~くなります。
消化吸収の面からみても、
玄米は唾液とよ~く混ざり合わせてあげたほうがいいです。(言うまでもない事ですが)
唾液に含まれる酵素が、タンパク質を構成するアミノ酸を分解して消化をよくしてくれます。
数値的には、玄米だけを大量に食べるような無理に偏った玄米食をしなければ、フィチン酸がカルシウムやミネラル等と結びついて吸収を阻害することを心配しなくてもいいのだそうです。
どんな食べものだって、極端に片寄れば弊害は出て当たり前ですものね。
以下のような見解もあります。
新谷弘実著「病気にならない生き方」第3巻(サンマーク出版)
「白米では失われてしまう胚芽の部分に「フイチン酸」という残留農薬の排泄を促す成分が含まれています。残念なことですが、多くの穀物・野菜の生産には農薬が使われているのが現状です。体の中に入ってしまった農薬を素早く排泄するためにも、主食は玄米で摂ることが望ましいのです。」
それでもフィチン酸が気になってしまうのでしたら、次のような方法で玄米をとることができます。
★発芽玄米
玄米よりも消化がよくGABA(ギャバ)が多いと言われます。
GABAは中性脂肪を抑えたり、腎臓や肝臓の機能を高めたりします。
★酵素玄米
圧力鍋を使った特別の炊き方で、長岡式が有名です。
少々宗教っぽいけど、この炊き方は柔らかくて食べ易いです。美味しいし
★リブレフラワーという商品名の玄米粉
栄養素を破壊せず吸収をよくした玄米の粉末。
くせがないので色々な料理に使えます。白米に加えて炊いてもいいかも。
いろいろ試してみて、自分に合った食事がとれると良いですね。
こちらも読みやすくて参考になりました→知って得する講座
最後に大切なことを二つほど。
どんな食べものでも、心から
「ありがとうございます。いただきます」と手を合わせれば、
その瞬間に悪いものが消えるんですよ。(木津龍馬さん談)
食べて健康になる の他に
たまには食べない のも健康に役立つことも記憶にとどめて下さいね。
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