夕食は欽ちゃんと一緒に、握り寿司の準備をした。
ご飯に梅酢をふりかけただけの寿司飯を小さな俵型に握っていく。
「華やかにしよう」
お皿に寿司飯(シャリ)をヒマワリの花弁状に並べ、
お刺身を切ってお皿に並べて一旦冷蔵庫へ。
副菜と味噌汁も作って、準備完了。
「エジソン兄、まだかなあ」
外が真っ暗になって心細くなってきた頃、やっとエジソン君が帰ってきた。
食卓のお握りを不思議そうに見て、「なにこれ?」
「お寿司! 今まで頑張ってきたからお祝い!」
「」 (無言で嬉しそう)
今日の演奏ビデオをみんなで、何度も何度も繰り返し聴いた。
私は演奏を聴いて感じたこと、感激したことを思いつく限り、遠慮なしに恥ずかしがらずに伝えまくった。
エジソン君は、練習中のこと演奏本番のこと、活動中の出来事、本番とその前後でのあった事、観客のあの子が面白かったとか、会場がきれいに飾り付けられていたね、とか、久しぶりに明るい声で喋りまくった。
欽ちゃんは「もう一回聴きたい」と何度も演奏を聴きなおして目を輝かせていた。
今までエジソン君に「欽も何か楽器をやれよ。一緒に演奏できるよ」と言われても
「僕はサッカーがあるもん」と答えていた欽ちゃんが、
「僕も何か弾いてみたいんだけど…楽器を習っていい?」と聞いてきた。
それからちょくちょく、演奏ビデオを見たり聴いたりして楽しんでいる。
台風一過
雨風で洗われて、心がまた近くになった。
でも相変わらず、くだらな~い事でケンカもしている。
明るくない話題も、あった。
「…2年の先輩の1人があさって退部しちゃうんだ。“つまらないから”って」
チェロ隊、コントラ隊はマイペースでのんびり練習していると思っていたのだが、
それでも、厳しい先生の指導についていけなくなる子はいたのだった。
「もう何人も退部してるよ」
そんなことも知らないの? だからお母さんはわかっていないんだよと、エジソン君の目が語っていた。
「練習は大変だけど、あんなに素晴しい演奏を作ってきたのにね。やめてほしくないね」
「…うん…」
心配事や悩みを打ち明けるのには、勇気とタイミングが必要らしい。
忙しくても難しくても、子どもに合わせたペースダウンをしていかなければ。
問題は次から次へと発生するだろうし
思い違い・勘違いはまた繰り返されるだろうけど、
それさえも吹き飛ばしてくれる力は、確かにある。
素直に
感謝して
今何ができるのかを 考えていこう
ご飯に梅酢をふりかけただけの寿司飯を小さな俵型に握っていく。
「華やかにしよう」
お皿に寿司飯(シャリ)をヒマワリの花弁状に並べ、
お刺身を切ってお皿に並べて一旦冷蔵庫へ。
副菜と味噌汁も作って、準備完了。
「エジソン兄、まだかなあ」
外が真っ暗になって心細くなってきた頃、やっとエジソン君が帰ってきた。
食卓のお握りを不思議そうに見て、「なにこれ?」
「お寿司! 今まで頑張ってきたからお祝い!」
「」 (無言で嬉しそう)
今日の演奏ビデオをみんなで、何度も何度も繰り返し聴いた。
私は演奏を聴いて感じたこと、感激したことを思いつく限り、遠慮なしに恥ずかしがらずに伝えまくった。
エジソン君は、練習中のこと演奏本番のこと、活動中の出来事、本番とその前後でのあった事、観客のあの子が面白かったとか、会場がきれいに飾り付けられていたね、とか、久しぶりに明るい声で喋りまくった。
欽ちゃんは「もう一回聴きたい」と何度も演奏を聴きなおして目を輝かせていた。
今までエジソン君に「欽も何か楽器をやれよ。一緒に演奏できるよ」と言われても
「僕はサッカーがあるもん」と答えていた欽ちゃんが、
「僕も何か弾いてみたいんだけど…楽器を習っていい?」と聞いてきた。
それからちょくちょく、演奏ビデオを見たり聴いたりして楽しんでいる。
台風一過
雨風で洗われて、心がまた近くになった。
でも相変わらず、くだらな~い事でケンカもしている。
明るくない話題も、あった。
「…2年の先輩の1人があさって退部しちゃうんだ。“つまらないから”って」
チェロ隊、コントラ隊はマイペースでのんびり練習していると思っていたのだが、
それでも、厳しい先生の指導についていけなくなる子はいたのだった。
「もう何人も退部してるよ」
そんなことも知らないの? だからお母さんはわかっていないんだよと、エジソン君の目が語っていた。
「練習は大変だけど、あんなに素晴しい演奏を作ってきたのにね。やめてほしくないね」
「…うん…」
心配事や悩みを打ち明けるのには、勇気とタイミングが必要らしい。
忙しくても難しくても、子どもに合わせたペースダウンをしていかなければ。
問題は次から次へと発生するだろうし
思い違い・勘違いはまた繰り返されるだろうけど、
それさえも吹き飛ばしてくれる力は、確かにある。
素直に
感謝して
今何ができるのかを 考えていこう
yasukoさまもお忙しいでしょう? コメントありがとうございます。
私はズボラな上に母親としては能力不足なのを自覚しているのです。日頃きちんとしていれば台風が吹き荒れることなどないのかもしれません。
自覚できても反省・矯正できていないので性質(タチ)が悪いです。
しかし反抗期といっても、子ども達はまだ素直さが残っているので救われました。お互いにぶつかり合ってぶつかり合って、その結果和解することができましたから。
ありがたいことです。
大人同士(夫婦間とか)だとナカナカこうはいきませんで……(苦笑)
yasukoです。
先日も一度お邪魔したのですがコメンする時間がなく
今日また帰ってきました(^^)
記事を読んでじ~んとしてしまいました。
中学生にもなるとまた小学生とは違った親子関係に
なりそうですね。
エジソン君の複雑な心境や、うまく言葉にできない
もどかしさも分かるし、親としてはSilkyさんの
気持にも共感できます。
でも一つずつきちんと向き合っているSilkyさんは
すごいです。
でも台風一過のその後はもっと親子が近くなったの
ですね。
心温まるお話をありがとうございます。
今回の小規模台風のお陰で、エジソン君と関係修復できた事にとても感謝しています。
しかしまだ滞りのあるsilky家には、まだ次の台風が吹き荒れる予感もありますので、心してかかりたいと思っております~。
演奏会は楽しくて本当に素敵でした。欽ちゃんは、兄と母がチェロを練習しているのを傍で見ていて羨ましくなったみたいです。
いずれその後の経過をご報告させて頂きますね。
去っていったのですね。
色々しなくてはならなくとも、身体はひとつ。
大変でしたね。
欽ちゃんも楽器を習ってみたい気にさせる位、
魅力ある演奏会だったのでしょう。
お兄ちゃんの姿に憧れたのかな~?
怒涛のような大暴れな出来事もあったのですが、
それはまたいずれ笑い話として書ければと…(^_^;;
これからも、素敵なsilkyさんファミリーでいて下さいね!!