「緊急事態宣言」延長

38年ぶり「小林多喜二」が日の目
このところ東京の感染者数は100人以下で推移、府中も累計66人で止まっている。「宣言」が功を奏しているようだが油断はできない。東京は今月いっぱいまで延長された。

読みたい本（出版が古い）があったので本屋に行ったがない。そこで古本屋に出かけたら、入場制限で20分待たされ入店時間は20分。結局目当ての本は見つからなかった。

仕方なく本棚を漁っていたら「小林多喜二全集」が出てきた。全7巻もので1巻4,500円、38年前に購入した。当時から見て奮発したものだが、「そのうち読むだろう」（全集ものはそういうことが多い）と、これまで一度も開かれることはなかった。

今回、思い切って読み始めたらこれが面白い（失礼）。場面も人間も描写が細かい、手に取る様なのだ。何よりも古さを感じさせない。全7巻とまでいくかどうかはわからないが、思わぬ副産物となった。