汐凪ちゃんと電通社員自殺
2016年もあと数時間となった。先日から「振り返る○○編」を書いていた。今日で最後、「議会編」の予定だった。しかしどうしても気になることがあり、その事を今年最後のブログとする。
25日付読売新聞は、福島県大熊町で行方不明になっていた汐凪ちゃん(当時7歳)の遺骨の一部が見つかったことを報じた。また過労自殺した電通社員のお母さんの手記も掲載された。「赤旗」は汐凪ちゃんの記事は今日になったが、取材を続けてきた写真家、尾崎孝史さんの報告を詳しく載せた。
いずれもやりきれない親の心情が心を打つ。汐凪ちゃんのことは以前から報道され、気になっていた。お父さんは避難先の長野県から通い詰めて捜していた。「発見が遅れたのは、原発事故の影響で捜索が打ち切られたこと。それを考えると怒りさえ覚えます」。見つかったのはほんの一部、これからも捜索は続けるという。
電通社員だった娘さんの死から1年。手記は「母親なのにどうして娘を助けられなかったのか。後悔しかありません。」と、癒えることのない親の悲しみが綴られている。電通は書類送検され社長は辞任した。しかし91年にも過労自殺を起こしている、あまりにも遅きに失した対応だ。
2017年、明るい話題を書きたいことを願って、それではみなさん良い年を。
2016年もあと数時間となった。先日から「振り返る○○編」を書いていた。今日で最後、「議会編」の予定だった。しかしどうしても気になることがあり、その事を今年最後のブログとする。
25日付読売新聞は、福島県大熊町で行方不明になっていた汐凪ちゃん(当時7歳)の遺骨の一部が見つかったことを報じた。また過労自殺した電通社員のお母さんの手記も掲載された。「赤旗」は汐凪ちゃんの記事は今日になったが、取材を続けてきた写真家、尾崎孝史さんの報告を詳しく載せた。
いずれもやりきれない親の心情が心を打つ。汐凪ちゃんのことは以前から報道され、気になっていた。お父さんは避難先の長野県から通い詰めて捜していた。「発見が遅れたのは、原発事故の影響で捜索が打ち切られたこと。それを考えると怒りさえ覚えます」。見つかったのはほんの一部、これからも捜索は続けるという。
電通社員だった娘さんの死から1年。手記は「母親なのにどうして娘を助けられなかったのか。後悔しかありません。」と、癒えることのない親の悲しみが綴られている。電通は書類送検され社長は辞任した。しかし91年にも過労自殺を起こしている、あまりにも遅きに失した対応だ。
2017年、明るい話題を書きたいことを願って、それではみなさん良い年を。
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