『謎解き広重「江戸百」』 (集英社新書 ビジュアル版 4V)

原信田 実、2007、『謎解き広重「江戸百」』 (集英社新書 ビジュアル版 4V)、集英社
広重の「江戸百」のそれぞれの構図に隠された謎を明らかにするのだが、「江戸百」が描かれた時代もまた重要なキーワードである。以下に、順不同であげる。
安政という時代、黒船が現れ、幕末の風雲急を告げている。
出版統制が行なわれ、「改印」という検閲制度があった。
安政東海・南海地震や安政江戸地震があって、江戸は大きな被害を受けた。
また、世間はあわせて、「世直し」の気分が醸成されていた。
さらに、広重は元・定火消同心で安藤姓ではあるが、浮世絵の世界では、本性を名乗ることはないらしく、「安藤広重」という名乗りはなく、最近は「歌川広重」がふさわしいとされているという。
遠近の構図が特徴的であるが、構図的にクローズアップされている部分が必ずしも焦点となるものではないというのが、本書の各所に見られる「謎解き」である。
千円少々の新書判であるにも関わらず、ふんだんにカラー印刷が使われていて、見て楽しい。
広重の「江戸百」のそれぞれの構図に隠された謎を明らかにするのだが、「江戸百」が描かれた時代もまた重要なキーワードである。以下に、順不同であげる。
安政という時代、黒船が現れ、幕末の風雲急を告げている。
出版統制が行なわれ、「改印」という検閲制度があった。
安政東海・南海地震や安政江戸地震があって、江戸は大きな被害を受けた。
また、世間はあわせて、「世直し」の気分が醸成されていた。
さらに、広重は元・定火消同心で安藤姓ではあるが、浮世絵の世界では、本性を名乗ることはないらしく、「安藤広重」という名乗りはなく、最近は「歌川広重」がふさわしいとされているという。
遠近の構図が特徴的であるが、構図的にクローズアップされている部分が必ずしも焦点となるものではないというのが、本書の各所に見られる「謎解き」である。
千円少々の新書判であるにも関わらず、ふんだんにカラー印刷が使われていて、見て楽しい。
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