South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
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ズッキーニのフリッタータ

ズッキーニのフリッタータ:パンチェッタをじっくり炒める。薄切りのズッキーニを炒める。あらかじめ、全卵とおろしたペコリノロマーノ+塩コショウにズッキーニを映す。薄切りの玉ねぎを炒める。同じく溶き卵に映す。フライパンにオリーブ・オイルを少々。卵と炒めた野菜をよくまぜてくわえて、まとめる。両面を焼く。
トマトとモッツァレーラのサラダ

2017-09-13 21:21:20 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『ノイマン・ゲーデル・チューリング (筑摩選書)』

高橋昌一郎、2014、『ノイマン・ゲーデル・チューリング (筑摩選書)』、筑摩書房

本書は、20世紀が生んだノイマン(現在のノイマン型コンピュータとして名を残す)、ゲーデル(現代的数学基礎論の構築者で不完全性原理の証明を行った)、チューリング(コンピュータの知性を判別するテストを考案し、事実上の現代的コンピュータを発明した)3人の「知性」の代表論文と小伝をあわせて記している。なぜこの3人であるかについて、おそらくは異論はないであろうが、しかし、著者の考えをもう少し詳しく記してほしかったと思う。昨今は深層学習に基づくAIが人類の知性を越えるという2045年のシンギュラリティ問題が人口に膾炙する時代である。今年になって、ホーキングは人類の寿命は後100年と述べたという。とするならば、この3人の巨大な知性たちはどのように考えるのか、知りたかったところではある。

ノイマン・ゲーデル・チューリング (筑摩選書)
高橋昌一郎
筑摩書房

2017-09-13 13:14:35 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『江戸日本の転換点 水田の激増は何をもたらしたか (NHKブックス・電子書籍版)』

武井弘一、2015、『江戸日本の転換点 水田の激増は何をもたらしたか (NHKブックス・電子書籍版)』、NHK出版

平成28年度の農林水産省発表の我が国の食糧自給率は、カロリーベースで38%、生産額ベースで68%にとどまる中、米だけは別格で、カロリーベースで98%、生産額ベースで99%と最も高い(http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/attach/pdf/012-4.pdf)。日本人全員が米を口にできたのは、太平洋戦争戦争へと向かう食糧統制制度によって、少ないなりに、米は全国民に配給されるようになった。それまでは、米作技術や環境、あるいは、治水技術によって、米作が可能な地域は、全国的に広がっていたわけではなかった。しかし、戦後の食糧難のための米作奨励と土地改良をへて全国の多くの地域での耕作が可能になった。しかし、供給過剰に陥った1965年以降、一転、減反政策が奨励された。しかし、その減反政策も2018年に終了するとのことである。こうした中、米は食料自給率の「優等生」ではあった。

本書は、江戸期の新田開発の結果、何が起こったかについて江戸中期の新田開発が、本来、微生物との共生関係の肥料づくりや湿地帯の開発による自然災害への対応について、それまでの調和的な関係が崩壊し、そのことを指摘した篤農家の「農書」を紹介しながら、その状況を詳しく述べている。江戸時代の前期、あるいは、それ以前の水田耕作がが必ずしも自然と調和的であったとは考えられないが、しかし、少なくとも、江戸中期以降は、現在でも方向性としては同様と思えるが、人間の自然への介入が自然災害を招いた様子がえがかれている。

著者は、琉球大学で教鞭をとり、米作環境にない沖縄地方において日本史を教育するという立場から本書のような視点を見出したのであるが、この視点は、米作地帯の日本においても、農業政策に翻弄される日本の農業の様子を明らかにしたものと読み取ることができよう。

江戸日本の転換点 水田の激増は何をもたらしたか (NHKブックス)
武井弘一
NHK出版

2017-09-13 12:47:23 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


9月12日(火)のつぶやき


2017-09-13 05:25:14 | tweets | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )