日経平均は、またも調整入りの様相を強めてきました。
ここで、先日の資産査定で、過去の勝ち負け状況を見ていて、2005年に過去最高の+10M増をたたき出しましたが、この後の株の下降期 2006年~2008年で、この儲けを吐き出した格好で、ほとんど資産の増加が観られませんでした。
ここで、下降相場でも儲ける方法を真剣に考えて、現在のデイトレによる戦術を絡めた投資スタイルになりました。
投資の巧拙は、誰でも儲からない下降相場の対処方法にあります。
投資家の行動として考えられるのが、
①下降相場入りと同時に、全株売却で現金化して次のチャンスをうかがう。
②放置状態で含み損が増えていく。
③株から撤退して、他の投資商品に移る
④空売りを駆使して、下降相場でも儲ける
⑤下降相場でも上昇する株が必ず存在するので、狙い打ちをする。
⑥安くなったらどんどん買い増しする。
大体以上のようなところでしょう。
最悪なのは、②
座して死を待つ といったところでしょう。
不勉強の極みです。
一方、勉強がかなり必要なのは、⑤、③
⑤は銘柄選別能力が要求されますので、上がる要素(優待、配当、業績など)を見つける得意技が無いと厳しいです。
③も同じく他の投資商品知識と得意技が無いとダメです。
一番堅実なのは、①
現金が一番なので、最も低リスクですが、次の上昇局面までは儲かりません。
この対極にあるのが、④
うまく流れに乗るだけですので、下降相場では威力絶大です。
私も ④を採用しています。
空売りを導入した 2009年以降は、ボックス相場でもかなり成績が安定しています。
余裕のあるのは、⑥
お金があれば、次の上昇相場で、大きく儲かることでしょう。
ただ、長期低迷が続くと資金が本当に多くないと続きません。
精神的にも苦しいところです。
総合して、信用で ④を採用しつつ、現物は、①を採用といったところを選択したのが、現在の私の投資スタイルになっています。
調整が短期で終われば良いのですが、長期にわたるとどうしても普通にやってると含み損が増えるだけですので、面白くないです。
5~6月の権利銘柄などは、まだまだ堅調ですが、いつ調整の波が来るかもしれませんので、そこで退出しないように、よく戦略を考えておきましょう。
最後に コツコツ勉強されている個人投資家の方のお話をどうぞ
http://www.nikkei.com/money/features/34.aspx?g=DGXNASFK2704L_27042012000000