おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

家庭薬膳 風邪の初期

2010年04月12日 22時26分07秒 | おうちごはん
家族2人が、風邪気味ですので、初期対処のごはんを作りました。

初期ですので、邪気は体の表面にとりついています。
内部に入り込まないよう、辛温解表の食材を使います。
辛温解表(しんおんげひょう)とは、表面の邪気を、温めて
発汗を促すことで、取り除くものです。
食材には、ねぎ、生姜、みょうが、大葉などがあります。

今日の昼ごはん。

補気作用のあるきのこを使い、とろろこんぶとねぎを
たっぷりのせた、温かいうどんです。

夕方、お茶は、生姜紅茶。温め効果抜群です。黒砂糖も入れて。

晩ごはん。

・サムゲタン風おかゆ
  もち米、骨付き鶏肉、朝鮮人参、にんにく、棗(なつめ)
  おかゆの脇にあるのが、朝鮮人参。若いもので、安価でした。
・キムチ鍋
  白菜のもみ漬けに辛味をつけたキムチ風で。
  にんにく、しょうが、ねぎ、豆板醤、韓国唐辛子など。
  市販のキムチは、化学調味料を使っているものばかりなので
  買いません。
  豚バラ、豆腐、ねぎを入れて、これも、温めます。
・かぶと竹の子のあっさり煮
  かぶは消化の薬でもあります。
  竹の子は、化痰(かたん)といって、痰切りの働きがあります。
・リサイクルサラダ
  かぶの皮、切り落としたにんじん、大根せん切りなど。
  わかめも入れて。冷蔵庫の残り物や、むいた皮など、むだに
  しない料理です。わかめも化痰の働きがあるので、のどの
  ぜろぜろにいいのです。
・焼き竹の子のスライス
  おいしくて、そのままいただきます。
  こういう食べ方が好きです。

竹の子が2本手に入ったので。

皮をむいて、フォイルに包んだものと、竹の子の皮ごとのものと、
2種類、オーブンでじっくり蒸し焼きにしました。
竹の子、のどによろしい。春の香も嬉しいのです。
コメント (2)
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図書館と書店

2010年04月12日 22時25分37秒 | 日記
大変、図書館で借りた本が、返却日を1週間過ぎてしまいました。
4冊を2週間で読むというのが、無理なのに、つい借りてしまいました。

しかも、同時進行で読んでいた、梁 石日(ヤン・ソギル)の
『血と骨』が佳境に入って、上下2冊を読み終えたので。。。
借りた本、結局1冊終わっただけ。途中だった、川上弘美の
『溺レる』を、貸し出し延期できるか聞いたら、ダメなんですね。
返却期日を過ぎたものは、本の点検をして、いったん書庫に返すの
だそう。

それで、さかもと助産所で会った若いお母さんに紹介してもらった
森茉莉の『私の美の世界』がないか、探したのですが、なんと
森茉莉の本が、小説も、随筆も、単行本も文庫も、1冊もない。
なんと。。
図書館閉館20分前に行くのが、間違っていました。
でも、5時閉館とは、早い。

図書館から、買い物へ行き、帰りに、久々に書店に行きました。
なんとしても、森茉莉が読みたい。
そこでも、が~んとなることに、やはり森茉莉の本はないのです。
驚きました。

結局、川上弘美『溺レる』、宮部みゆき『楽園』上下
桐野夏生『水の眠り 灰の夢』を購入しました。

森茉莉の本は、懇意の宅配書店に頼むことにしましょう。

今年は、30冊は読みたいです。
学生時代は、1年に、本100冊、映画100本でしたが、今では
夢のようです。

図書館に行く途中に見た、しゃくなげ。


今日は、資料、レシピ、2本ができ、雑誌の校正返し、色々事務仕事が
できて、なかなか充実した1日でした。




コメント (2)
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