Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」

2021年01月29日 20時02分25秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

   

 本日朝の作業時間から聴いている曲はJ.S.バッハ(1685-1750)の無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータのそれぞれ第1~第3。演奏はアルテュール・グリュミオーの1960~61年にかけての演奏。古い演奏であるが、録音は鮮明でごく最近の録音の様に聴こえる。
 とても気に入っている演奏である。
 50年も前の学生のころ、先輩がバッハというドイツ人の音楽をフランス人のグリュミオーが弾いていてもいい演奏のはずがない、といったのを聞いてそんなものか、と思ったことがある。当時はLPの時代で、購入しようか迷っていた時に言われた。今となっては意見を求めた人を間違ったのだと思う。あの先輩はこの演奏を生涯聴くことがないのだろうかと思うと、残念な人なのだったと思う。まあともに若かったのだということにしておこう。
 ただしあの時、意見を求めずにLPを購入していたら今頃はこのCDを持っていなかったかもしれない。偶然とは不思議なものである。



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