日比谷野音の集会から横浜に戻り、一人で夕食を食べながら軽く2杯をいただき、つい先ほど帰宅。
天気予報では雨は時間雨量1mm程度ということであったが、集会の途中からは5mm程度の本降りの雨になってしまった。弱い雨の予想だったので合羽も用意せずに座っていたので、お尻から濡れてしまった。また傘の滴でダウンコートもかなり濡れた。
デモは傘を差して足をひきづりながらではつらいので途中でお暇を貰った。
帰宅後は本日の昼間に続いて、モーツアルトの弦楽四重奏曲の第20番と第21番。第21番、第22番、第23番は「プロシャ王」と呼ばれている。晩年のモーツアルトの傑作の一つと私は思っている。プロシャ王フリードリッヒ・ヴィルヘルム2世に献呈される予定であったが、生活苦でそれが叶わずごく安い値で出版されたようだ。
第21番と第22番はチェロを得意としたヴィルヘルム2世を意識して、チェロが充実しているという。確かに低音の重みがあり、曲全体に厚みがある印象である。
「ハイドンセット」や「プロシャ王セット」に含まれない第20番は、線が細く感じる。悪くいえば印象が軽い。具体的な理由を示せと言われるととてもできないのが悲しい。
プロシャ王セットは私の好みの曲想である。