Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「若冲」(澁澤龍彦編)と「芸術新潮12月号「北斎」」

2016年12月01日 21時04分02秒 | 読書
 午前と午後14時まで読書(澁澤龍彦の「若冲」と芸術新潮の12月号「北斎」)とシベリウス・リサイタル#2で渡邉規久雄のピアノ三昧。
 夕方には例によって荷物持ちを命じられて17時前に帰宅。本日は休肝日と決意したが、夕方つい焼酎を飲もうと手を伸ばした、が危ないところで思い出して、手を引っ込めた。

 澁澤龍彦編の「若冲」は半分は読んだが、少々疲れたので、一休み。澁澤龍彦・種村季弘氏の文章はなかなか読み応えがある。昔から文章の読解が苦手だった種村季弘氏の文章は2編もはいっているが、今回はそれなりに理解できたと思う。もう一度読み直す必要があるが、「江戸の想像力」(田中優子)とかかわる部分が多くあり、丹念に比較しながら理解したいと思っている。
 「芸術新潮」12月号には、辻惟雄・板坂則子両氏の対談が掲載されている。辻惟雄氏の「奇想の図譜」「奇想の系譜」の補足のようでもあり、思い出したりしてわたしには有意義であった。前橋重二氏の冨嶽三十六景の解説はこれから。
 付録の北斎の作・画の「満福和合神」も読みごたえがありそうだ。


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