シェークスピアのマクベス(松岡和子訳、ちくま文庫)を少々。読んでいるうちにうつらうつらしてしまった。第2幕の終わりまで読んだだけで本日は終了。なかなか進まない。
松岡和子の訳は私にはすんなりと入り込んでくる文体である。読んでいる私に緊張感がないのが原因かと思う。
シェークスピアの4つの悲劇は中学・高校の時に誰の訳だったかは覚えていないが、文庫で読んだ。史劇は30代になったころだったと思うが、小田島雄志の訳で、白水社の新書版で一応全部に目を通した。しかし時代背景がいまひとつ分からないことが多く、あまり記憶に残っていない。小田島雄志の日本語は軽妙すぎるというか、あまり好きになれず、どうにか史劇だけは読み通した。悲劇を読もうという気持ちになれなかった。
喜劇はこれまで読んだことがない。