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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

シューマン「幻想曲Op.17」「森の情景Op.82」

2021年04月29日 22時04分13秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 一時間ほど前から30分程度、かなり強く振った。20ミリ程度の雨の区域が南南西から北北東へ流れていった。この南風は朝から変わらず、ベランダにはだいぶ雨が吹き込んだ。
 日付が変わっても降り続くらしいが、今のところ強い雨の区域はレインアイよこはまの画面の西側、南側には見当たらない。現在降っているのは最大10ミリ程度の雨。
 しかし江の島・鎌倉あたりに強い雨の区域が上陸してまもなく、こちらまでやってきそうな気配である。この強い雨の区域がピークのような気もする。

      


 先ほどから伊藤恵のシューマニアーナⅤを聴いていたが、どこかで聴いたような曲が聴こえた。CDの目次をよく見ると、ルービンシュタインのクライスレリアーナに同梱していたシューマンのOp.17の「幻想曲ハ長調」であった。リストに献呈された曲とのことである。

 第1楽章の後半5分も続く今にも消え入りそうな部分は大胆な組み立てだと思う。第2楽章は明るい旋律で軽快。第3楽章のは第1楽章に続く内省的な曲である。本日の雨の音にまぎれてしまうような静かさがある。時々浮かび上がるようにフォルテとなるが、すぐに弱奏になり、美しい旋律が流れてくる。最後は第1楽章と同じく、消え入りそうに終わる。
 こういう曲想が私にはシューマンらしさなのか、と勝手に思っている。

 続く「森の情景」(Op.82)も変化に富んだ曲で、9曲で構成されている。聴いていて飽きない。



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