退職者会ニュースの原稿、99%完成。あとは明日に二行分の追加、ならびに写真一枚が足りない。写真はこれから関内に出掛けて撮影してくる予定。寄稿してもらった方に見本を先ほど送信。
まずはホッとした。肩の荷が下りた。
本日は秋晴れ。
★秋晴の何処かに杖を忘れけり 松本たかし
★こころざし高きに置けば秋晴るる 山田弘子
第1句、ふだん杖を使っているのであろう。しかし気持ちのいい秋晴れの日、ふと気が附くと杖を突かずに歩いていた。そんなことは私も幾度もある。退院時、膝の痛みが強い時、私も登山用のストックを持ち歩く。しかし気が附くとスタスタと杖を突かずに歩いている。杖をどこに忘れたか、という驚きと戸惑い。同時に「あれ?足が痛くないぞ」という嬉しい思い。この二つが同時に湧いてくる。秋の陽射しが痛みを解消してくれたようだ。秋晴れの日ならではの体験である。
第2句、この気分もよく分かる。気分が少し高まって、ちょっとしたことでも少し高めの目標を掲げてみる。すると少しだけ背が伸びたようで、視界が広がる。周囲を見る目がゆとりをもってくる。周りが良く見えるようになると気分も爽快になる。