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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

沈丁花

2018年04月25日 23時39分07秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 そういえば沈丁花が咲いていた。私の団地にも、近くの公園でも。匂いをほとんど感じない私の鼻でも、キンモクセイとバラとジンチョウゲは匂う。そして花の姿よりも匂いで花を感じる。何処にあったかを思い出すのが、匂いである。
 むかし父親が「チンチョウゲ」といっていた。中学生のとき教師がジンチョウゲと発音していることに気がついて、調べてみた。ジンチョウゲという和名は「「沈香(ジンコウ)」と「丁子(チョウジ)」の香りを併せ持つこと」らしい。沈香も丁子も知らなかったが、これから類推するとジンチョウゲと発音するのが正しいことになりそうだとわかった。しかしどちらの発音も許されるらしい、ということはわかった。父親はそのようなことは念頭になかったと思われるので、関西地方ではチンチョウゲというのかな、という程度にしてそのまま時が経ってしまった。さてこの私の推理が正しいのか、今もって不明である。

★沈丁花夜の果てより這い寄りて     酒居誠三
★沈丁花媼のはなし長き午後       菅原 涼
★沈丁や風まだかたき浦の町       甲斐ミヤ子



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