昨日近くの私鉄の駅の周囲の歩道でリヤカーを見つけた。若い会社員風の男が牽いていた。小さな幟に「マスク販売」、パネルに「不織布マスク50枚入り3200円」等の表示。
この界隈、何軒かの店の軒先で同じ意匠の箱で、同じ値段でテーブルに載せて販売している。
ともに購入のために並んでいる人も無く、購入者も見かけなかった。
ネットでの転売が禁止されたためであろうか、買い占めしたものを売り抜けようとしているようだ。
すでに値崩れを始めたといわれている。
「アベノマスク」について、開き直って、意味不明な“需要抑制効果”だとか、市場にインパクトを与えて出回るきっかけとなったような評価を、言い出した本人が言っているようだ。もしもそれが本音なら、目的を達したのだから、配布をやめたらいい。466億の無駄遣いを続ける必要などない。
「競争入札」も経ない、かつ理由も不明確な「随意契約」は違法の疑い濃厚ではないか。
わたしは衛生上も問題が生じたものを使う気もないし、不良品を寄付するのは気がひける。
「こんなトンデモ首相がいた」という証拠として保管しておくつもりだ。