「ベテルギウスはまだ爆発しない -減光の原因を探り恒星の質量、サイズ、距離を改訂」
昨年初めに大幅に減光となったオリオン座ベテルギウス(赤色超巨星)について、次のような記事を昨晩見つけた。東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構のホームページにアップされている。【⇒https://www.ipmu.jp/ja/20210204-Betelgeuse】
「その進化の段階と減光の原因を探るため、明るさの変化を分析しました。その結果、星の脈動に加えて、星から放出された大量の塵が関係していることを示唆し、今回の大幅な減光が超新星爆発の兆候ではないことを示しました。さらに本研究によって、ベテルギウスの質量や半径がこれまで考えられていた値より小さいことや、地球からベテルギウスまでの距離は、以前考えられていたよりも25%近いことが明らかに」
元天文ファンにとっては、とても気になった現象であった。いくつになっても気になるものである。