goo blog サービス終了のお知らせ 

Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

あっという間に七分咲き?

2025年03月27日 21時33分30秒 | 近くの自然

      

 昨日の暑さでヨコハマヒザクラは一日でほぼ7分咲きとなったようだ。開花してからわずか2日ほどであっという間に鮮やかな緋色の樹形となった。



 コブシの薄緑色の新しい葉も2日で枝先で芽を吹き、大きくなった。反面、愕の部分の緑の葉は花弁に遮られているためか、生長は遅い。
 ヒザクラの緋色とコブシの白い花弁とその根元のわずかな赤が呼応して、見飽きない。

 本日も例年よりも暖かではあったが、曇り空で風が強かった。蒸し暑さを感じた。薄いウィンドブレーカーで歩くと、汗ばみ、ウィンドブレーカーも脱いでリュックにしまいこんだ。

 明日は25℃近くまで気温が上昇するとのこと。昼間は本日のように蒸し暑いようである。
 明日の午前中は親の通院の付き添い。午後は退職者会のイベントのひとつ、花見である。鶴見の三ッ池公園で開催とのこと。

 


読了「ゴッホは星空に何を見たか」

2025年03月27日 13時51分33秒 | 読書

   

 昨日上野駅からの帰宅時に、電車の中で「ゴッホは星空に何を見たか」(谷口義明、光文社新書)を読み終えた。
 天体物理学者である著者の論述は、優しく書かれている啓蒙書であるが、分析的である。よく整理された仮説と、それら一つ一つの検証の仕方は、私の頭にはすんなりと入ってくる。
 綿密な踏査の上に立つ大胆な仮説と論理展開も好きで、そのような書物や著者が好きではある。同時にこの書物のように丁寧に仮説を整理し、検証を繰り返す論理展開にも惹かれる。仮説の立て方には帰納的な方法と、演繹的な方法がある。二つの方法の間で読書と論理展開を愉しんでいる私がいる。

 科学者が、画家ゴッホや詩人宮沢賢治という芸術家が、「感じたもの」「見たもの」の科学的な分析を通して、作品に迫ろうとする。その論理展開を楽しみながら読み終えた。

 次に読む予定の本は、この読み終えた「ゴッホは星空に何を見たか」にも紹介されている「天気でよみとく名画」(長谷部愛、中公新書ラクレ)。