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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「最後に、絵を語る」第3講

2025年02月14日 21時45分49秒 | 読書

 朝一番で親の通院の付き添い。親と帰宅後、今度は私一人で薬局に処方箋持参で薬をもらい、その足でいつものように横浜駅まで歩いて喫茶店へ。

   

 一昨日に引き続き「辻惟雄 最後に、絵を語る。」(辻惟雄)の第3講「応挙と蘆雪」の後半「蘆雪」に言及した部分を読み終えた。

師匠(応挙)の筆法でもってズバズバと大胆な絵を描く蘆雪は、応挙門下の他の弟子たちとは毛色の違う存在です。高弟ではあっても、やはり「鬼っ子」。奇想の持ち主としての「奇才」であり、鬼の字の「鬼才」でもあったといえます。応挙と蘆雪の師弟関係は、「型」の創造と「型破り」という点で、狩野派における元信と永徳の関係に似ています。

 なるほどと思わせるなかなか面白い把握だと関心。

 帰宅後は退職者会ニュースの原稿づくり。あまり進捗がなかったのが悔やまれている。明日は少しネジを巻いて先に進めたい。