Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

良し悪しの基準が反転したか

2023年12月24日 22時33分44秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 横浜駅に行くときは半分以上歩いてみた。まだ歩けそうだったが、無理をせず途中からバスに乗車。バスはすいていたのに、本日の横浜駅周辺の繁華街の人出はすごかった。
 久しぶりに地下街の喫茶店に入ったら、運よくちょうど席がひとつあいたところであった。しかし20分ほどいたものの、人の出入りが激しく、落ち着かないので出てきた。買い物袋から荷物がはみ出るようにした買い物客がひっきりなしに、席があいていないか見に来ていた。

 買い物をしていない私のような年寄りは何となく手持無沙汰。喫茶店でも私のような人が幾人が天井を見上げたり、所在無げに時間を潰していた(ように見えた)。
 バスに乗る前に、地下街のドラッグストアで棚の洗口液を見ていると、スマホ歩きの若者に二度ほどぶつかった。二度目ではこちらが悪いように睨まれて、かなりムッとしたが、辛うじて無視をした。
 昨日の乳母車を蹴とばされた若い母親のように、「気を付けろ」と言いたかったが自重。どうもマナーの良し悪しの基準が、私とは正反対の社会になっているような錯覚に陥る。

 与党の政治家が所得隠しをして、あるいは選挙違反をして「その意図はなかった」と開き直って平然としている社会ならば、道徳と順法精神が崩壊していてもやむなしなのだろうが・・・。話が牽強付会、飛び過ぎているが、ムッとしたついでに・・・・・。

 


見に行きたい美術展候補

2023年12月24日 21時06分58秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

   

 「日経おとなのOFF 2024美術展」という雑誌、雑誌の名はちょいと違和感があるものの、例年のとおり購入。「おとなの‥」というのは「いい趣味だろう」みたいに人を見下しているような命名だが、中身は他の雑誌より良いので毎年購入する場合が多い。

 今回は最初に目に付いたのは「デ・キリコ展」(東京都美術館、4.27~8.29)。2014年に汐留ミュージアムで開催された「ジョルジュ・デ・キリコ展」では、惹かれる作品もあったが、それでも理解できなかったことのほうが多かった。長い生涯のうち「中だるみ」のような緊張感のない作品と感じてしまった作品などがあった。その時にはなかった作品もあるよなので、もう一度チャレンジシテみたい。



 次に目を惹かれたのが、「北欧の神秘-ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」(SOMPO美術館、3.23~9.23)。

   

 ならびに「ブランクーシ本質を象(かたど)る」(アーティゾン美術館、3.30~7.7)。『接吻』以外の作品を見たい。
 日本美術では「雪舟伝説-「画聖」の誕生」(京都国立博物館、4.13~5.26)が魅力的だが、京都まで行くわけにもいかない。
 「没後300年記念 英一蝶」(サントリー美術館、9.18~11.10)は、気になる展覧会の一つ。
 「広重 -摺(すり)の極(きわみ)」(あべのハルカス美術館、7.6~9.1)、及び「没後50年福田平八郎」(大阪中之島美術館、3.9~5.6)も見に行きたいが、残念ながら大阪。残念である。
 「本阿弥光悦の大宇宙」(東京国立博物館、1.16~3.10)、  「田中一村展」(東京都美術館、9.19~12.1)、「生誕130年記念北川民次」(世田谷美術館、9.21~11.17)、「『シュルレアリスム宣言』100年、シュルレアリスムと日本」(板橋区立美術館、12.16~4.14)も目が離せない。

 その外に写真展の情報があればありがたい。これはまた後日に探したい。