Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

時々吐き出したくなること

2023年04月13日 21時55分57秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 来週は会議やら、市民病院での再検査、友人との街歩きと呑み会などがあり、その合間を縫っていつものかかりつけ医に見てもらって降圧剤などを処方してもらうことになっている。
 毎日の血圧などの測定値を記録している。本日から8週間分の測定値をエクセルに入力する作業を始めた。毎週決まった曜日にこなせば楽なのだが、つい通院する間際までため込んでしまう。

 毎日少しずつやれば苦労することはない、とは小学校の時から夏休みの宿題が出るたびに教師から言われた言葉である。しかしこれを実行できたためしはない。またそれを実行したという級友もいない。誰もできないこと、誰もしないことを恰も当然のようにいう教師に反感を持ったことだけは鮮明に覚えている。

 小学校5年生の夏休み直前に、川崎から横浜に転校した。そのとき川崎の小学校の担任の教師から「出された宿題を転校先の学校に提出しろ」と言われた。真に受けて引っ越しの慌ただしいさなかだったが、何とか終わらせて新しい学校に持っていった。「提出は必要ありません」と冷たく言われた。言外に「余計なもの持ってこないでもらいたい」と迷惑顔で言われたのを今でも覚えている。
 せめて「大変だったでしょう。新しいクラスに早く慣れてください」くらいは言ってもらえると思っていた私はとてもがっかりした。

 実は、函館から川崎に転校した小学校3年の冬休みの宿題でも同じようなことがあった。そのときは函館の担任の教師が川崎の学校に丁寧に電話してくれたようだ。函館で出された宿題もちゃんと川崎の学校では受け取ってくれた。
 移動の多かった川崎と横浜ではそんな面倒なことは教師にとって、迷惑なことだったとは思うが、今でも覚えているほど当時の私はとても傷ついた。

 友人に言わせると「そんなことを70年以上も根に持っているのか、恐ろしく執念深い性格だ」ということになる。ということで人前ではあまり言わないことにしているが、ときどきこれを吐き出したくなる。吐き出さないと、寝られなくなる。悲しい思い出である。


目は回復

2023年04月13日 19時54分14秒 | 読書

 本日に行ってみたが、待合室が満杯ということで本日の診察は断念。花粉症の時期ということで混雑していたのだろうか。やむを得ず明日に再度行くことにした。緑内障の点眼薬はまだあるので、それほど慌ててはいない。
 しかし目のショボショボが黄砂なのか、判断できなかった。もっとも本日はショボショボする症状と、目の疲労感はなかった。症状がおさまると病院に行く気力が消えてしまう。

 病院を出てからそのままバスで横浜駅まで。頼まれた夕食の食材を購入するなどの所用を済ませて喫茶店でひと息。ひと息後書店をまわり、久しぶりにミステリーでも読もうかということで、中山七里の「ネメシスの死者」(文春文庫)、ならびに大江健三郎と古井由吉の対談「文学の淵を渡る」(新潮文庫)を購入。書店のレジは長蛇の列であった。
 有隣堂ではようやく文庫本のコーナーの出入り口に大江健三郎の作品が並ぶようになった。ただし他の作家の「追悼」コーナーや本屋大賞、芥川・直木賞時の手書きの案内はなく、新潮文庫と岩波文庫の大江健三郎の作品が並んでいるだけという寂しい扱いである。これならば新潮文庫の棚に大江健三郎の作品が並んでいたのと大差のない扱いである。人だかりがしているわけでもないので、大江健三郎の作品だから売れる、ということではないようである。


タケノコは大好物

2023年04月13日 10時37分26秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 一部で不作と言われている今年のタケノコだが、横浜のスーパーで見る限り値段は昨年よりも安い上に、たくさん出回っていると思う。昨年は出始めからしばらくは税込みで1本1000円を越えていた。今年は出始めから税込みで700円台だった。そろそろ盛りを過ぎてきたようだ。棚に並ぶものが大きくなっている。店によってはまだ柔らかそうな小降りのものが置いてあるときもある。値段が少しずつあがってきている。

 ここ数日毎日のようにタケノコを煮たものが夕食のテーブルに載る。うれしいこと限りなし。 ワカメと一緒に煮たり、同じ煮物でもワカメを入れずにジャガイモ・キャベツ・人参・インゲン等と煮込んだり、味噌汁にしたりと楽しんでいる。またタケノコとピーマンと豚肉の炒め物も美味しい。
 ただしタケノコご飯と天ぷらをまだ食べていない。そのうち作ってくれるものと期待している。

 知人がタケノコカレーは美味しいよ、と教えてくれたことがある。しかし妻は納得しないので作ってはくれない。トマトソースのパスタに入れても美味しいのではないだろうか。タケノコ入りのコロッケをテレビで放映していたという。餃子の具に入れるのも期待しているのだが‥。

 私は穂先の柔らかいところも好きであるが、根元の少し歯ごたえのあるところをバリバリ音を立てながら噛むのが一番好きである。音と歯ごたえで春を味わうのである。自分の歯が丈夫なうちにおおいに堪能したい。