昨日はちょっと贅沢をして、ベートーベンのバイオリンソナタ全集を二種類購入した。あわせて6800余円。自分に対する退職のお祝いの一つと考えることにした。
一つはバイオリンがヨゼフ・スーク、ピアノがヤン・バネンカのアルヒーフ版。1967年の録音。もう一つが、名盤として名高いというバイオリンがジノ・フランチェスカッティ、ピアノがロベール・カサドシュの1958年から1961年にかけての録音。
早速本日、ベートーベン30歳の時の作品である第4番と第5番「スプリング」を聴き比べることにした。スーク&バネンカの演奏はいかにもスークらしい明るいバイオリンの音が響いてくる。スークにしては少し固めの音質かもしれない。でもたっぷりと聞かせ、澄んだ音は私好みの音色であることに変わりはない。
フランチェスカッティ&カサドシュの版の音質は録音が古いだけあって音がこもっているが、それはいたし方のないところ。スーク&バネンカの演奏よりはバイオリンが前面に出てくる演奏だ。それがピアノの比重のほうが高いといわれるベートーベンのバイオリンソナタとしてふさわしいかどうかは別として、速いテンポとメリハリが利いてバリバリ弾きまくるような演奏に圧倒される。
しばらくはこの二つの演奏を聴き比べながら楽しめそうだ。
一つはバイオリンがヨゼフ・スーク、ピアノがヤン・バネンカのアルヒーフ版。1967年の録音。もう一つが、名盤として名高いというバイオリンがジノ・フランチェスカッティ、ピアノがロベール・カサドシュの1958年から1961年にかけての録音。
早速本日、ベートーベン30歳の時の作品である第4番と第5番「スプリング」を聴き比べることにした。スーク&バネンカの演奏はいかにもスークらしい明るいバイオリンの音が響いてくる。スークにしては少し固めの音質かもしれない。でもたっぷりと聞かせ、澄んだ音は私好みの音色であることに変わりはない。
フランチェスカッティ&カサドシュの版の音質は録音が古いだけあって音がこもっているが、それはいたし方のないところ。スーク&バネンカの演奏よりはバイオリンが前面に出てくる演奏だ。それがピアノの比重のほうが高いといわれるベートーベンのバイオリンソナタとしてふさわしいかどうかは別として、速いテンポとメリハリが利いてバリバリ弾きまくるような演奏に圧倒される。
しばらくはこの二つの演奏を聴き比べながら楽しめそうだ。