shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

白井市内の川 - 神崎川沿いを歩く(その①)

2022-05-13 05:30:18 | 白井市内の河川沿い散策
【本日の1枚】サシバ


私が住む千葉県白井市は、県の北西部、印旛地域の最西部に位置する。市の東は印西市に、南は船橋市と八千代市に、西は鎌ヶ谷市、北は柏市に接している。面積は35.48㎢(東西約8.7km、南北7.7kim)と小さい。
市内に山は全くなく、標高20mから30mの平坦な北総台地が広がる。川は、北側に手賀川に注ぐ下手賀川が、南側に印旛沼に注ぐ神崎川や二重川が流れている。

(「川の名前を調べる地図」より引用して編集)

正直引っ越して来た当時は、山も川もないと思っていた。市内に「白井大橋」という立派な橋があるが、川に架かる橋ではなく鉄道(北総線)に架かる橋だ。
しかし地図を見るとちゃんと川があることに気付いた。そこで、市域が狭いこともあり、これらの川のすべての岸を歩いて見ようと思い立った。

5月7日、先ずは神崎川の中流域の岸を歩いた。
神崎川については、Wikipediaに詳しく書かれている。少し長いが【地理】と【治水】について書かれた部分を引用する。
【地理】
白井市冨士にある八幡神社付近に源を発し、北東流する。北総線を越えると七次川・野口川を合わせ、市の中心部にある河原子橋付近で南東に方向を変える。二重川との合流後は白井市と船橋市の境界を流れ、続いて鈴身川との合流後は八千代市と白井市および印西市との境界を流れる。かつては戸神川合流後すぐ神崎橋付近で印旛沼に注いでいたが、印旛沼干拓により堀の内に沿って南下し、印旛放水路(新川)に注いでいる。
流域では、特に白井市内はナシの栽培が盛んである。競馬学校付近にある木戸前調整池より下流の14.56kmが一級河川に指定されている。
【治水】
河川氾濫や道路冠水防止のため、1976年(昭和51年)度より河川改修事業や橋の架け替えが進められている。千葉ニュータウンの整備事業が2012年(平成25年)度に終わることから、それに合わせて都市再生機構主導で河川改修事業を上流まで済ませる方針となっている。
源流部にあたる富士地区では都市化が進んでおり、周辺の公共下水道・雨水整備は改修工事の完了に合わせて着手するとしている。


車を白井運動公園に停め、神崎川に出ると左岸を北西に向いて歩き、「河原子橋」を渡ると、今度は右岸を南東に向いて歩いた。県道59号(木下街道)の「白井橋」を渡り、左岸を北に向いて歩き、元の地点に戻った。
歩いた距離は川への取りつきを含めて3.4km(YAMAPのログ)、時間は1時間32分を要した。


神崎川の中流域は、川岸に木が密集しているところが多く、周辺には田畑が広がっている。今の時期は田に水を引き、代掻きが始まったところだ。田植えはこれからだ。
また蓮根を育てている田圃もあった。
 

農作業に使う道を歩いていくと、ホオジロの鳴き声が聞こえてきた。近づくと木の枝に止まっているのが見えた。
大きな口を開けて鳴いていた。何枚も写真を撮らせてもらった。

■ホオジロ
Meadow Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm




少し先の藪でウグイスが鳴いていた。近くまで行き立ち止まって待ったが、姿を見ることはできなかった。
今回は鳥の写真を先にあげて、お花は次回(明日)に回すこととしたい。
川岸を歩いていて、上空に2羽の猛禽が飛ぶのが見えた。トビとは違うようだが、何かは分からなかった。写真を撮って確認したらサシバだと分かった。

■サシバ
Grey-faced buzzard

タカ目タカ科サシバ属
Butastur indicus
鸇鳩・差羽/L49CM






ホオジロは何度も見かけた。ホオジロが白井市の鳥に指定されていることが納得できた。




最後に川岸を1周し終わる間際に、道を歩いているキジを見かけた。50mは離れていた。
近寄って写真を撮ろうとしたが、途中で逃げられた。私が右折し川岸を離れて東進したのはキジを追いかけたためである。

■キジ
Green Pheasant

キジ目キジ科キジ属
Phasianus versicolor
雉/L ♂81cm、♀58cm




鉄塔群と県道59号(木下街道)にかかる「白井橋」。
 

明日は川岸の道で観たお花について紹介する。
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植物クロスワード(23)『高山に咲く黄色い花』の解答

2022-05-12 05:30:00 | クロスワードパズル



■ タテのカギ
1 ミヤマキンバイ(バラ科)
 高さ7~15cm。花径約2cm。葉は3小葉からなり、縁に粗い鋸歯がある。葉の表面には光沢がある。
 

2 ━━エチレン、━━塩化ビニル、━━スマン。
3 日本近代登山の父と言われる人物。
4 外国の貨幣。
5 イネ科の越年草。耐寒性が強くコムギより穂が長く実も細長い。実を製粉して黒パンを作るほか、麦芽はウオツカの原料となる。
6 東ウクライナに住むロシア系住人で、ウクライナからの分離・独立やロシアとの併合を求めて過激な行動をとる武装勢力を━━派という。
10 履きなれたスリッパの左右を逆に履いた時の感じ。
12 海・干潟・川などの水辺にすみ、くちばしが長い鳥。
15 ハクサンオミナエシ(スイカズラ科)
 高さ20~50cm。花径約7mm。花冠は筒状で先端は5裂し、基部の距はふくらむ程度。葉は対生し、掌状に3~5裂する。別名コキンレイカ。
 

16 ■リュウキンカ(キンポウゲ科)
 高さ15~50cm。花径約2.5cm。花弁のように見えるのは萼片。葉はやや心形の円形で縁に鋸歯がある。
 花の咲き始めは丈が低いが、次第に茎が伸  びて高くなる。名は茎が直立し、金色の花が咲くから。
 

20 スグリ類の一種、フサスグリに属するクロスグリのこと。果実は黒く酸味が強く、ジャムなどにする。
21 ミヤマタンポポ(キク科)
 高さ10~30cm。頭花の径3~4cm。平地のタンポポと見た目に大きな違いがないが、花の色はやや濃い。
 総苞は白みを帯び、外片が顕著に反り返ることはないが、開出することがある。別名タテヤマタンポポ。
 

23 金融庁のHPによると、「━━NISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度」。
26 ミカン科の常緑低木。また、その実。茎・枝にとげが多く、葉は長卵形で、翼はない。7、8月ごろ、内面が白く外面が紫色の花を開く。実は長卵形で両端がとがり、黄色に熟す。酸味が強く、ビタミンCに富み、ジュースや料理に用いる。
28 年輩の女性を敬愛の気持ちを込めて呼ぶ称。名前の下に付けて敬称としても用いる。
29 質量の単位。記号t。

■ ヨコのカギ
1 ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)
 高さ20~30cm。花径約2cmで、花弁に光沢がある。葉は3~5裂し、各裂片の幅はシナノキンバイより細く、裂け目は粗い。
 (全体に平地のウマノアシガタに似ているが、葉の裂片がウマノアシガタに比べて細い。)
 

4 ミヤマガラシ/別名ヤマガラシ(アブラナ科)
 高さ20~50cm。花径約1cm。花弁は4枚。葉は羽状に切れ込むが。頂小葉が大きい。
 (標準和名はヤマガラシであり、「白山*立山花ガイド」でもヤマガラシとなっている。shu)
 

7 宮沢━━(女優、1973-、東京都出身)、柴田━━(女優、1959-、富山県出身)、田中━━(元体操選手、1987-、和歌山県出身)。
8 入院していた患者が、病状が回復して病院から出ること。
9 ━━数、━━返し、━━貝。
11 富山名物「鱒の━━」。
13 「禿」の読み方のひとつ。「はげ」ではない。
14 ■イワオトギリ(オトギリソウ科)
 高さ10~30cm。花径約2cm。葉は対生し、透かして見ると縁に黒点、葉面に明点がある。
 弟切草の名は(この草から作る)「鷹の傷薬」を他人に漏らした弟が兄に切り殺されたという平安時代の伝説からという
 (以上はシナノオトギリの説明だが、イワオトギリとシナノオトギリとは葉面の黒点の数が異なるだけである。shu)。
 

17 中国の歴史書、通称「━━倭人伝」には、邪馬台国のことが書かれている。
18 一時的に短時間眠ること。
19 「床」の読み方のひとつ。「とこ」ではない。
21 静岡県にある━━トンネルは、東海道本線の鉄道トンネルで、完成当時は鉄道用複線トンネルとしては日本最長だった。
22 天皇およびその一族。天皇と皇族。
24 今年の━━は「寅」。
25 ミヤマキスミレ(スミレ科)
 高さ5~20cm。花径約1.5cm。花色は黄色で、花弁には紫色の筋が見られる(フォトサロン風花)。
 茎葉は接近してつき3輪生状になる。葉は薄く緑色でまったく無毛(山渓ハンディ図鑑)。
 根生葉は心形。茎葉は心形~三角状心形で先が尖る。上部の葉ほど細長くなる(フォトサロン風花)。
 

27 ボリビアの南部にある都市で、セロ・リコ銀山を含め、他の構造物とともに世界遺産に登録されている。「ポトフ」「ポトリ」「ポトシ」のうちどれか。
29 「豚」の読み方のひとつ。「ぶた」ではない。
30 竹や針金の枠に袋状の網を張り、柄をつけ、魚をすくうのに使う小形の網。
31 ネガの対義語。
32 状態や方向が変化する転機となる地点や時点のこと。ターニングポイント。

マスに入らなかったお花です。

■ウサギギク(キク科)
高さ15~30cm。頭花の径約4cm。全体に細かい毛が密生する。名は茎に対生する長い下部の葉をウサギの耳に見立てたもの。別名キングルマ。


■オオバミゾホオズキ(ハエドクソウ科)
高さ10~30cm。花は唇形で、長さ約3cm。一見スミレ類の花に似ているが、花弁が離れない合弁花である。葉は無柄で対生し、縁に鋭い鋸歯がある。名は溝に生え、果実がホオズキに似るから。


■キオン(キク科)
高さ0.3~1m。茎の上部に径約2cmの頭花が集まってつく。舌状花は5、6個。葉の縁にそろった鋸歯が目立ち、葉柄はないか、ごく短い。名は黄花のシオン(花は紫色)の意で、シオンは漢名紫苑の音読み。


■キバナノコマノツメ(スミレ科)
高さ8~15cm。花は幅1~1.5cm。オオバキスミレに比べて花弁が細長く、特に唇弁が大きい。葉は丸みがあり、縁には波状の低い鋸歯がある。葉の質は薄い。名の駒の爪は、この葉の形を馬のひづめに見立てたもの。


■クモマニガナ(キク科)
高さ10~30cm。頭花の径約2cm。葉は楕円形で先が尖り、縁に尖った歯牙がある。茎につく葉は細く茎を抱く(タカネニガナの葉は茎を抱かない)。名の雲間は高山を意味し、苦菜は汁が苦いから。白花もある。


■シナノキンバイ(キンポウゲ科)
高さ20~70cm。花径約4cm。花弁のように見えるのは萼片で、ふつう5枚。本当の花は5mmほどの線形で雄しべより短い。葉は基部まで深く3~5裂し、さらに各列片も細かく裂ける。名の金梅は梅に似た黄金色の花の意。


■ゼンテイカ/別名ニッコウキスゲ(ススキノキ科)
高さ60~80cm。花は長さ・径とも約7cm。1本の花茎に3~4花を順に開く。名の由来は不明(牧野)というが、日光の戦場ヶ原を中禅寺の庭に見立てたという説もある。


ミヤマアキノキリンソウ(キク科)
高さ20~40cm。茎の上部に頭花が集まってつき、頭花の径は約1cm。(山地帯に生えるキリンソウは、頭花の径がやや小さく、頭花は茎の上部の葉腋にもついて全体が穂状となる。)


ミヤマコウゾリナ(キク科)
高さ15~30cm。頭花の径約2cm。総苞は黒味を帯び、赤褐色の毛がある。茎や葉に白く柔らかい毛が密生し、目立つ。カンチコウゾリナに比べて、葉や茎が全体に柔らかい。


ミヤマダイコンソウ(バラ科)
高さ10~30cm。花径約2cm。葉は丸く、縁に粗い鋸歯がある。単葉のように見えるが、奇数羽状複葉であり、丸く大きいのは頂小葉で。側小葉は目立たない。


植物クロスワードは、毎月10日に掲載しています。
次回は6月10日(第24回)は、2周年記念の拡大版を予定ています。
前回(第22回)の問題はこちらからご覧になれます。

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植物クロスワード(23)『高山に咲く黄色い花』

2022-05-10 05:30:00 | クロスワードパズル
気温が上がり、山に出かけるのによい季節になりました。そこで、今回のテーマは『高山に咲く黄色い花』です。
高山植物の名前が入るカギが8つあります。そこには「お花」としか書かれていません。最初に並んでいる18種の植物の中から相応しいお花を選んでください。ただし「ミヤマ〇〇〇」「ハクサン〇〇〇」は「〇〇〇」だけを入れてください。
例えばミヤマアキノキリンソウならば「アキノキリンソウ」、ハクサンオミナエシなら「オミナエシ」になります。
ヒントは、文字数を頼りにするとよいかもしれません。
植物の写真はこれまで出かけた山で撮ったものです。植物の説明は主に「白山*立山花ガイド 栂典雅著」によりました。それ以外を引用した場合は出典を書いています。
解答は5月12日にアップします。
では、どうぞお楽しみくださいませ。

お花はこの中から選んでください。
■イワオトギリ(オトギリソウ科)
高さ10~30cm。花径約2cm。葉は対生し、透かして見ると縁に黒点、葉面に明点がある。弟切草の名は(この草から作る)「鷹の傷薬」を他人に漏らした弟が兄に切り殺されたという平安時代の伝説からという(以上はシナノオトギリの説明だが、イワオトギリとシナノオトギリとは葉面の黒点の数が異なるだけである。shu)。


■ウサギギク(キク科)
高さ15~30cm。頭花の径約4cm。全体に細かい毛が密生する。名は茎に対生する長い下部の葉をウサギの耳に見立てたもの。別名キングルマ。


■オオバミゾホオズキ(ハエドクソウ科)
高さ10~30cm。花は唇形で、長さ約3cm。一見スミレ類の花に似ているが、花弁が離れない合弁花である。葉は無柄で対生し、縁に鋭い鋸歯がある。名は溝に生え、果実がホオズキに似るから。


■キオン(キク科)
高さ0.3~1m。茎の上部に径約2cmの頭花が集まってつく。舌状花は5、6個。葉の縁にそろった鋸歯が目立ち、葉柄はないか、ごく短い。名は黄花のシオン(花は紫色)の意で、シオンは漢名紫苑の音読み。


■キバナノコマノツメ(スミレ科)
高さ8~15cm。花は幅1~1.5cm。オオバキスミレに比べて花弁が細長く、特に唇弁が大きい。葉は丸みがあり、縁には波状の低い鋸歯がある。葉の質は薄い。名の駒の爪は、この葉の形を馬のひづめに見立てたもの。


■クモマニガナ(キク科)
高さ10~30cm。頭花の径約2cm。葉は楕円形で先が尖り、縁に尖った歯牙がある。茎につく葉は細く茎を抱く(タカネニガナの葉は茎を抱かない)。名の雲間は高山を意味し、苦菜は汁が苦いから。白花もある。


■シナノキンバイ(キンポウゲ科)
高さ20~70cm。花径約4cm。花弁のように見えるのは萼片で、ふつう5枚。本当の花は5mmほどの線形で雄しべより短い。葉は基部まで深く3~5裂し、さらに各列片も細かく裂ける。名の金梅は梅に似た黄金色の花の意。


■ゼンテイカ/別名ニッコウキスゲ(ススキノキ科)
高さ60~80cm。花は長さ・径とも約7cm。1本の花茎に3~4花を順に開く。名の由来は不明(牧野)というが、日光の戦場ヶ原を中禅寺の庭に見立てたという説もある。


ハクサンオミナエシ(スイカズラ科)
高さ20~50cm。花径約7mm。花冠は筒状で先端は5裂し、基部の距はふくらむ程度。葉は対生し、掌状に3~5裂する。別名コキンレイカ。


ミヤマアキノキリンソウ(キク科)
高さ20~40cm。茎の上部に頭花が集まってつき、頭花の径は約1cm。(山地帯に生えるキリンソウは、頭花の径がやや小さく、頭花は茎の上部の葉腋にもついて全体が穂状となる。)


ミヤマガラシ/別名ヤマガラシ(アブラナ科)
高さ20~50cm。花径約1cm。花弁は4枚。葉は羽状に切れ込むが。頂小葉が大きい。(標準和名はヤマガラシであり、「白山*立山花ガイド」でもヤマガラシとなっている。shu)


ミヤマキスミレ(スミレ科)
高さ5~20cm。花径約1.5cm。花色は黄色で、花弁には紫色の筋が見られる(フォトサロン風花)。茎葉は接近してつき3輪生状になる。葉は薄く緑色でまったく無毛(山渓ハンディ図鑑)。根生葉は心形。茎葉は心形~三角状心形で先が尖る。上部の葉ほど細長くなる(フォトサロン風花)。


ミヤマキンバイ(バラ科)
高さ7~15cm。花径約2cm。葉は3小葉からなり、縁に粗い鋸歯がある。葉の表面には光沢がある。


ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)
高さ20~30cm。花径約2cmで、花弁に光沢がある。葉は3~5裂し、各裂片の幅はシナノキンバイより細く、裂け目は粗い。(全体に平地のウマノアシガタに似ているが、葉の裂片がウマノアシガタに比べて細い。)


ミヤマコウゾリナ(キク科)
高さ15~30cm。頭花の径約2cm。総苞は黒味を帯び、赤褐色の毛がある。茎や葉に白く柔らかい毛が密生し、目立つ。カンチコウゾリナに比べて、葉や茎が全体に柔らかい。


ミヤマダイコンソウ(バラ科)
高さ10~30cm。花径約2cm。葉は丸く、縁に粗い鋸歯がある。単葉のように見えるが、奇数羽状複葉であり、丸く大きいのは頂小葉で。側小葉は目立たない。


ミヤマタンポポ(キク科)
高さ10~30cm。頭花の径3~4cm。平地のタンポポと見た目に大きな違いがないが、花の色はやや濃い。総苞は白みを帯び、外片が顕著に反り返ることはないが、開出することがある。別名タテヤマタンポポ。


■リュウキンカ(キンポウゲ科)
高さ15~50cm。花径約2.5cm。花弁のように見えるのは萼片。葉はやや心形の円形で縁に鋸歯がある。花の咲き始めは丈が低いが、次第に茎が伸びて高くなる。名は茎が直立し、金色の花が咲くから。


■ タテのカギ
1 お花。
2 ━━エチレン、━━塩化ビニル、━━スマン。
3 日本近代登山の父と言われる人物。
4 外国の貨幣。
5 イネ科の越年草。耐寒性が強くコムギより穂が長く実も細長い。実を製粉して黒パンを作るほか、麦芽はウオツカの原料となる。
6 東ウクライナに住むロシア系住人で、ウクライナからの分離・独立やロシアとの併合を求めて過激な行動をとる武装勢力を━━派という。
10 履きなれたスリッパの左右を逆に履いた時の感じ。
12 海・干潟・川などの水辺にすみ、くちばしが長い鳥。
15 お花。
16 お花。
20 スグリ類の一種、フサスグリに属するクロスグリのこと。果実は黒く酸味が強く、ジャムなどにする。
21 お花。
23 金融庁のHPによると、「━━NISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度」。
26 ミカン科の常緑低木。また、その実。茎・枝にとげが多く、葉は長卵形で、翼はない。7、8月ごろ、内面が白く外面が紫色の花を開く。実は長卵形で両端がとがり、黄色に熟す。酸味が強く、ビタミンCに富み、ジュースや料理に用いる。
28 年輩の女性を敬愛の気持ちを込めて呼ぶ称。名前の下に付けて敬称としても用いる。
29 質量の単位。記号t。
■ ヨコのカギ
1 お花。
4 お花。
7 宮沢━━(女優、1973-、東京都出身)、柴田━━(女優、1959-、富山県出身)、田中━━(元体操選手、1987-、和歌山県出身)。
8 入院していた患者が、病状が回復して病院から出ること。
9 ━━数、━━返し、━━貝。
11 富山名物「鱒の━━」。
13 「禿」の読み方のひとつ。「はげ」ではない。
14 お花。
17 中国の歴史書、通称「━━倭人伝」には、邪馬台国のことが書かれている。
18 一時的に短時間眠ること。
19 「床」の読み方のひとつ。「とこ」ではない。
21 静岡県にある━━トンネルは、東海道本線の鉄道トンネルで、完成当時は鉄道用複線トンネルとしては日本最長だった。
22 天皇およびその一族。天皇と皇族。
24 今年の━━は「寅」。
25 お花。
27 ボリビアの南部にある都市で、セロ・リコ銀山を含め、他の構造物とともに世界遺産に登録されている。「ポトフ」「ポトリ」「ポトシ」のうちどれか。
29 「豚」の読み方のひとつ。「ぶた」ではない。
30 竹や針金の枠に袋状の網を張り、柄をつけ、魚をすくうのに使う小形の網。
31 ネガの対義語。
32 状態や方向が変化する転機となる地点や時点のこと。ターニングポイント。


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荒山ハイキング(群馬県前橋市赤城山)

2022-05-08 05:29:48 | 山行・旅行
5月3日に、小学5年生の孫と一緒に赤城山の荒山へ行って来ました。
撮った写真を見てみると、ほとんどが孫の写真でした。山頂の写真すらお見せできるものはありません。
ということで、写真は少ないです。

■YAMAPのログ
時計回りに歩行。孫のペースに合わせてゆっくり歩き、休憩を多く取りました。


■地理院地図


■行程
姫百合登山口の駐車場がいっぱいで、奥に200mほど行ったところの駐車場に車を停めました。トイレに行くため姫百合駐車場を経由し、忘れ物があったので一度車に戻りました。
スタート・ゴール地点(8時)→姫百合駐車場→スタート地点→姫百合駐車場→1230m地点→展望台(おやつ休憩)→山頂→1450m付近(11時、食事休憩40分)→荒山高原→スタート・ゴール地点(13時)

■歩いた距離・稼いだ標高
6.4km、627m

孫とのハイキングは、この子が4歳の時に赤城山の鍋割山に出かけたのが最初でした。その後、同じく赤城山の長七郎山、鈴ヶ岳(途中まで)、地蔵岳などに一緒に登りました。
今回は下山後にソフトクリームを食べることを条件に、一緒に出かけることを承知してくれました。

■アカヤシオ(ツツジ科ツツジ属)
私の目当てはアカヤシオでしたが、開花後の霜害でほとんどが無残な状態でした。また標高が低い荒山高原付近では、花の時期が過ぎていました。
(荒山の標高1400m付近で撮影。背景の山は右側が谷川岳。)




(霜柱。)


(荒山高原、標高1200m付近で撮影。)


■ムシカリ/別名オオカメノキ(スイカズラ科ガマズミ属)




■カタクリ(ユリ科カタクリ属)


孫の感想は、疲れたけど楽しかったとのことでした。今後も付き合ってくれそうです。

おまけの写真は前日に撮った鳥とお花の写真です。
■ホオジロ
Meadow Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm


■コガモ
Common Teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas crecca
小鴨/L38cm
嶺公園の池に、少なくとも4羽のコガモが居ました。いつまで居るのでしょう?


■ツバメ
Barn swallow

スズメ目ツバメ科ツバメ属
Hirundo rustica
燕/L17cm
巣作りを始めたところです。ツバメはオス・メス共働で巣作りをします。


■スミレ(スミレ科スミレ属)


■クサノオウ(ケシ科クサノオウ属)
高さ30~80cmの越年草。全体に縮れた毛が多いので、白っぽく見える。葉は1~2回羽状に裂ける。花は鮮黄色で直径約2cm。花期4~7月。




毎月10日はクロスワードの日です。
5月10日は第23回、『高山の黄色い花』を特集します。
どうぞ、お楽しみくださいませ。

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バラ - 我が家の庭

2022-05-07 05:44:25 | みんなの花図鑑
5月はバラの季節です。今年も庭のバラが咲き出しました。
真っ先に咲くのは赤いバラです。ハイブリッドティー系統だと思いますが、品種名は分かりません。これから晩秋までたくさんの花を咲かせます。




ピンク色のバラは春芳です。ハイブリッドティー系統で、丈夫な品種です。一度、根元から折れましたが、再生しました。
周囲のノースポールと比べると分かりますが、大きな花です。


この後、黄色いバラが咲きます。この品種は遅れて咲きます。
どのバラも香りが良いのが好きです。
バラは切り花でも楽しめて、この後咲くものはつぼみのうちに切って、生けようと思います。

毎月10日はクロスワードの日です。
5月10日は『高山の黄色い花』を特集します。
どうぞお楽しみに。
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身近な小鳥たち

2022-05-06 05:47:42 | 
5月5日の朝、自宅にいてウグイスの声が聞こえたので、カメラを持って飛び出した。
残念ながらウグイスは見つけられなかったが、代わりにこんな鳥たちに出会えた。

先ずは、さくらんぼの実(ダンチオウトウ)を食べに来た鳥たち。
■ヒヨドリ
Brown-eared Bulbul

スズメ目ヒヨドリ科
Hypsipetes amaurotis
鵯/L28cm


■ムクドリ
White-cheeked Starling

スズメ目ムクドリ科ムクドリ属
Sturnus cineraceus
椋鳥/L24cm




続いて、草むらで餌を探す鳥たち。
■スズメ
Tree Sparrow

スズメ目スズメ科スズメ属
Passer montanus
雀/L14cm


草むらにはムクドリもいた。


キジバトが1羽、佇んでいた。
■キジバト
Oriental Turtle Dove

ハト目ハト科
Srreptopelia orientalis
雉鳩/L33cm


久しぶりにメジロの姿も観た。高い樹の上で囀っていた。
■メジロ
Warbling white-eye

スズメ目メジロ科
Zosterops japonicus
目白/L12cm


巣作りを始めたツバメが泥を運んでいた。
■ツバメ
Barn swallow

スズメ目ツバメ科ツバメ属
Hirundo rustica
燕/L17cm


家に戻ると、シジュウカラが雛(ひな)に餌を運んでいた。
■シジュウカラ
Japanese tit

スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属
Parus minor
四十雀/L15cm


最後は、我が家の周りを徘徊するふてぶてしいネコ。カメラを向けても逃げるそぶりもない。


お口直しに、近所のお花と、新緑の樹々を少々どうぞ。
・シラン


・アヤメの仲間


・シロツメグサ


・ヤマボウシ


・イロハモミジ


2022/05/05
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シジュウカラの子育て日記 - その②

2022-05-05 05:29:52 | 
前編では、巣作りから抱卵までの様子をご覧いただいた。
今回はオス・メスが交代で雛(ひな)に餌を運ぶ子育ての様子をお伝えしたいと思う。

さて、5月2日に待ちに待った雛が誕生した。
この日は娘と孫が住む群馬県へ出かける予定になっていた。朝車を出そうとしたら、ヤマボウシの樹に虫を咥えたシジュウカラが止まっていた。すぐに雛が孵ったことを覚った。
シジュウカラは私たちが邪魔だったようだ。そこで、その日は写真も撮らずに車を出してその場を後にした。

戻ったのは翌日(3日)の夜だ。既にもう暗くなっていたので巣箱を見ずに家に入った。
翌朝(4日)、確認のため外へ出ると、巣箱の向きが変わっていた。数日前にネコに襲われて巣箱が傾いたが、それが元の向きに戻っていた。
再び、ネコに襲われたのか!? 巣箱にはシジュウカラが出入りする様子がなかった。

10分余りじっと待った。1羽のシジュウカラが巣箱から出てきた(メスと思われる)。さらに入れ替わるようにもう1羽(オスと思われる)が入っていった。
よかった。シジュウカラは無事だったのだ。そして、オス・メスが共働で雛に餌を運んでいることがわかった。
巣箱の向きが変わったのは、風が強かったからだろう。ヤマボウシの幹を傷めないように、優しく巣箱を取り付けていた。

■シジュウカラの子育ての様子(動画)
シジュウカラは抱卵をメスだけで行い、雛(ひな)が孵ってからはオス・メス共に雛に餌を運ぶ。初めのうちは雛の体温が下がらぬよう、メスが寄り添って温めるという。雛は孵化してから16~19日で巣立つ。

このビデオは全体で14'06"ある。0'20"付近でメスが虫をくわえて飛来し、巣箱の中に入る。
その後動きがないので、どうぞ飛ばしてご覧いただきたい(カットしたかったが、エディターの不調でカットできなかった。)
その間巣箱の中では、メスは雛を温めていたと思われる。
13'20"付近でメスが巣箱から出て、代わって虫をくわえたオスが中に入った。
動画の音声では聞き取りにくいが、メスが巣箱から出る前にオスが鳴き声で合図を送っていた。
13'50"付近でオスが巣箱から出て行った。


■シジュウカラの親は主に昆虫の幼虫、成虫を餌として運んでいる。
こちらは幼虫(ワーム)のようだ。




■巣箱から出る際は、巣の中を清潔に保つため、雛の糞をくわえて運び出すこともある。




巣立ちの予定日は5月18~21日ごろである。2年前は巣立ちを見逃したので、今回は是非観たいと思う。

もう一つお知らせがある。3月に市内の法目川沿いでモズのつがいを見ていた。その後1週間おきに5回見に出かけたが、一切モズを見ることがなくなった。モズがどこへ行ったのかは不明である。

<トピックス>
野鳥の中には巣作り・抱卵・子育てを一切しない鳥もいる。日本ではホトトギス、カッコウ、ジュウイチ、ツツドリの4種がそうだ。
これらの鳥は自分で営巣せず、他の鳥の巣に卵を産んで抱卵・子育てを任せるのだ。任せるというと聞こえが良いが、詐欺まがいの行為である。
この中で、カッコウはオオヨシキリ、ホオジロ、モズ等の巣に卵を産む。カッコウの雛は比較的短期間で孵化し、巣の持ち主の雛より早く生まれることが多い。孵化したカッコウの雛は巣の持ち主の卵や雛を巣の外に押し出してしまう。その時点でカッコウの雛は仮親の唯一の雛となり、仮親の育雛(いくすう)本能に依存して餌をもらい、成長して巣立っていく。カッコウは卵の色や斑紋などを仮親の卵に似せている。また卵を産み付ける際に、仮親の卵を1つ抜き出すことも知られている。
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ギンラン、キンラン(千葉県白井市)

2022-05-04 05:34:57 | みんなの花図鑑
昨日ご覧いただいたキンランの自生地から、車で10分ほどの所にやはりキンランの自生地があると聞きました。
地元の山野草に詳しい方に場所を教わり、出かけてきました。
場所はすぐに分かりました。雑木林の中に下草を刈り取った一角があり、「植生調査のため立入禁止」の看板が出ていました。

ギンランが10株ほどと、まだ蕾でしたが、キンランが1株確認できました。
立入禁止のため遠くからの撮影になりました。
■ギンラン(銀蘭、ラン科キンラン属の多年草)






■キンラン(金蘭、ラン科キンラン属の多年草)


キンラン、ギンランが続きましたので、コメント欄は閉じてあります。
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キンラン、ジュウニヒトエ(千葉県白井市)

2022-05-03 05:04:51 | みんなの花図鑑
4月29日に白井市内にあるキンランの自生地へ行ってきました。
1週間前に蕾だったキンラン(金蘭、ラン科キンラン属の多年草)が、20株ほど咲いていました。














こちらはジュウニヒトエ(十二単、シソ科キンランソウ属の多年草)です。1週間前より花が咲いている株が増えていました。
花が幾重にも重なって咲く様子を、昔の女官の衣装に見立てたものです。茎には長くて白い毛が生えています。






明日は白井市内にもう1ヶ所あるキンラン、ギンランの自生地の様子をご覧いただこうと思います。
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