shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

テタテタ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2019-03-13 12:41:47 | みんなの花図鑑


テタテタは、ティタティタともテータテートとも、あるいはティタテイト、ティタティタ、チタチタとも書かれていますが、そもそもフランス語の ”Tete a tete” をカタカナで表記しているので、正確というか忠実に発音できるわけがないのです。そこで、最も日本語らしく、言いなれたテタテタで行きましょう。


先日スイセンの花の形による分類についてWikipediaから引用しましたが、その中では「シクラメネウス咲き - 花弁がシクラメンの花のように反転するもの」に入ります。
草丈が10~20cm、葉はやや幅の広い線形。花径は3cmで、花弁、副冠ともに黄色です。我が家での花期は3月で、ニホンズイセンやキバナスイセンより遅れて咲きます。
また、他のスイセンと異なり、芳香を感じません。
育て方はいたって簡単で、特に手を入れていません。球根が自然に増えるので、掘り上げてあちこちに植えています。


我が家のスイセン6種の写真をブログに上げた折、テタテタの写真が抜けました。
テタテタは、上述の通り、我が家のあちこちに植えているのですが、控えめで目立たない存在です。
今日は、テタテタを中心に、今咲いているお花をご紹介します。




庭の正面のの花壇には、白花のスイセンと共に植えています。










テタテタ以外のお花では、花壇に植えたパンジーとビオラがきれいです。




カーポートの奥ではヒアシンスが咲き出しました。




シバザクラも咲き出しています。




ジンチョウゲは満開になりました。




ジンチョウゲとスイセンの香りがとても爽やかです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シダレウメ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2019-03-12 09:02:40 | みんなの花図鑑


ウメ(梅)は、バラ科サクラ属の落葉高木で、花は主に鑑賞用、実は食用とされ、枝や樹皮は染色に使われます。
ウメには500種以上の品種があるといわれていて、花梅について園芸上は諸説の分類があります。
シダレウメは、枝垂れた枝に密生した濃桃色の八重の小花を咲かせるのが特徴です。

我が家の庭のシダレウメが7分咲きを迎えました。ウメは満開よりこの辺りがきれいだと思います。
背丈が80cmに満たない小さなウメです。まだ、植えて5年も経っていません。
残念ながら、小鳥に蕾やお花をついばまれ、春の嵐に花弁が傷みましたが、今年は花数がずいぶん増えました。
お花を見上げるようになるには、あと何年かかるでしょうか。






(おまけ)撮影風景です。
地面(芝生)にートを敷いて、寝そべって撮りました。
撮影者のズボンの膝を入れています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイセン6種 - 我が家の庭(千葉県白井市)

2019-03-10 12:04:24 | みんなの花図鑑




スイセンの下位分類は、Wikipediaによると以下の通りです。
・スイセン Narcissus tazetta
・ニホンズイセン Narcissus tazetta var. chinensis
  和名はニホンズイセン(日本水仙)であるが、原産地は地中海沿岸。室町時代以前に、中国を経由して日本に入ったと考えられている。
  園芸作家の柳宗民は、ニホンズイセンは中国から球根が海流にのって漂着したものが、野生化していったのではないかとの説をとっている。
・ラッパスイセン Narcissus pseudonarcissus
・クチベニズイセン Narcissus poeticus
  ギリシア神話では、学名の由来ともなっているナルキッソスの生まれ変わりと言われている。
・キズイセン Narcissus jonquilla
・カンランズイセン Narcissus x odorus
・キズイセンとラッパスイセンとの雑種。

また、花の形による分類は、同じくWikipediaによると次の通りです。
・ラッパ咲き - 副冠の長さが花弁の長さと同じかそれ以上のもの。
・カップ咲き - 副冠の長さが花弁の長さより1/3より長く花弁全体より短いもの。
・小カップ咲き - 副冠の長さが花弁の長さより1/3より短く花弁全体より短いもの。
・八重咲き - 花弁や副冠が八重咲きになるもの。
・トリアンドロス咲き - 下向きに咲くもの。
・シクラメネウス咲き - 花弁がシクラメンの花のように反転するもの。
・スプリットコロナ咲き - 副冠が1/3以上裂けているもの。

我が家には6種類のスイセンがあり、1月(一部は12月)から3月にかけて順にお花を咲かせます。
最も早く咲くのが、ニホンズイセンとキバナスイセンです。このうちキバナスイセンは花期が長く3月まで楽しめます。図鑑で見るとキズイセンとは違うようです。
次に咲くのが黄色いお花のラッパスイセン。大きなお花は特に下を向くので、撮影は簡単ではありません。
3月に入ると、白花で房咲きのカップ咲きのスイセンがお花を咲かせます。この品種は香りが強くて、庭中がスイセンの香りに包まれます。
同じくテタテタも3月花開きます。テタテタは小型のスイセンで、株がよく増えるので、我が家ではあちこちに植えています。
我が家で最後に花開くのは、園芸種のプリンセスキコです。白花で副冠がピンクの上品なお花です。この品種は5年位前に球根の栽培が盛んな富山で購入したものです。

キブサスイセン / キバナスイセン(品種名は不明です)
黄色いお花ですが分類上のキズイセンとは違うようです。我が家では12月に咲き始め3月まで咲いています。数も多いです。








ニホンズイセン
我が家では12月か1月に花開きます。年々花数が減ってきています。


ラッパスイセン(品種名は不明です)
このお花はキズイセンとラッパスイセンの雑種かもしれません。
我が家では1月に咲きます。咲き始めは花茎が短いですが、咲いてから伸びていきます。咲き始めがきれいです。




カップスイセン(品種名は不明です)
我が家では3月に咲きます。とても香りが強いです。球根は10cm以上の深さで大きく育ちます。株が増えたので球根を友人に差し上げました。










プリンセスキコ
我が家で3月に一番遅れて咲きます。葉の長さは短めで栄養が少ないためか、今のところ球根も増えていきません。


テタテタ
我が家では3月に咲きます。株が増えたので球根を友人に差し上げたほか、プランターや庭のあちこちに植えています。元気です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四阿山-北アルプスの絶景

2019-03-10 09:39:50 | 山行・旅行
3月9日、長野県と群馬県の県境に聳える、四阿山(あずまやさん、2354m、日本百名山)に行ってきました。

■プロローグ
昨年1月に、同じく長野・群馬の県境の山、湯ノ丸山(ゆのまるやま、2101m)に登り北アルプスの絶景を見た際、さらに近くの四阿山なら、もっと素晴らしい景色が見られるはずと思いました。

深田久弥氏は、著書日本百名山の中で次のように書いています。
「山の形があずまや(四方の柱だけで、壁がなく、四方葺きおろし屋根の小屋。庭園などの休憩所とする)の屋根に似ているところから、その名が由来したと言われる。たしかにそんな風にみえる。信越線の上田に近づくと、神川(四阿山から流れ出る川)の谷の奥に、遥かにこの山の望まれる所がある。頂上がやや左に傾いだ屋根型をして、その右端に乳首のような丘が盛り上がっている。いい形である。昔の人はただどんな山でも名山とは呼ばなかった。眺めて美しい、品格のある山でなければならなかった。」

その期待は裏切られませんでした。

■アプローチ
前日のうちに四阿山の麓の上田市に移動し、ホテルに泊まりました。
5時の予定が3時に目覚め、それでもホテル出発は予定通りの6時、登山口には7時前に着きました。

7時5分に登山開始。ワカン(和製のかんじき)を持つかどうか悩んだ末、持っていくことにしました。これが大正解。
一方、アイゼン(鉄製の滑り止め)は持参したものの使用せずに済みました。備えあれば憂いなしです。

初めの30分はカラマツの林を歩きます。


そこを抜けると、青空と雪原が目に飛び込んできます。


菅平から四阿高原にかけての牧場の風景です。
牧場歩きは退屈で、けっこう長いですが、徐々に山が近づいてきます。




牧場が終わると、今度はダケカンバの林に入ります。


そして、高度を上げていくと、ダケカンバからシラビソの森に。そして木々の間から北アルプスが見えてきます。


反対側には浅間山です。


ここまでがアプローチです。

■絶景北アルプス
シラビソの森を通り、高度を上げていくと、岩礁地帯が現れます。そして目指す四阿山が目の前にどーん。




望遠レンズでは人の動きまで見えますが、まだまだ遠いです。

そしてさらに高度を上げて森を抜けると・・




穂高連峰が鮮やかに見えます。左から前穂高岳、奥穂高岳、常念岳、大キレット(くぼみ)、そして槍ヶ岳、大天井岳。


ズームアップして見ます。


目を右に移すと、立山周辺の山々が見えます。左から蓮華岳、針ノ木岳、龍王岳、そして立山。


立山をズームアップします。雄山、大汝山、富士ノ折立がはっきり分かります。立山の右は爺ヶ岳です。




こちらは蓮華岳のアップです。


立山の右には、剱岳が見えます。この山はどこから見ても分かります。
左奥が剱岳、右は鹿島槍ヶ岳です。いつかは登りたい山です。


さらに右には後立山連峰の山々が続きます。ひときわ目立つのは五竜岳です。


そして唐松岳へと続きます。


その右は白馬岳。


さらに右へ進むと、頸城山塊の山々も見えています。左から高妻山、雨飾山、黒姫山(手前台形上)、焼山、火打山、妙高山が見えます。


ズームアップします。正面が高妻山。その左が戸隠山。右に顔を出しているのが雨飾山。


さらに、高妻山をズームアップします。この山は戸隠方面から見るときれいなピラミッド型ですが、こちらからは三角テントの形に見えます。


続いて南東の方も見てみましょう。浅間山、前掛山、蛇骨岳、黒斑山です。


山頂にある上州祠と信州祠は、二つとも雪に埋もれていました。写真はたまたま山頂で一緒になった山ガールさんにモデルになってもらいました。
頂上は風が冷たく、写真を撮って早々に下山しました。


短い飛行機雲が青空に映えます。上空はとても寒く、それでいて乾いているようでした。
(ずっとここにいたい)と思えた一日でした。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キバナハナニラ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2019-03-05 11:37:50 | みんなの花図鑑


キバナハナニラ(黄花花韮)は、ユリ科ノトスコルダム属の球根性多年草です。
別名をイフェイオン・セロウィアナムといい、以前イフェイオン属に分類されていたことより、今でもこの名前で呼ばれているようです。
原産地はウルグアイで、白花のハナニラとは別の植物です。
英名では、false yellow crocus と呼ばれています。直訳すると「偽黄色クロッカス」ですが、アヤメ科クロッカス属のクロッカスとも別の植物です。

我が家の庭で、今年もキバナハナニラが咲きました。
昨年は白色のハナニラに先立って開きましたが、今年はハナニラに数日遅れての開花でした。


開花は昨年同様、2輪だけのようです。
日当たりのよい場所にありますが、これ以上株は増えないのかもしれません。
スイセンやクロッカスが毎年数を増やしているのとは対照的です。





リンク⇒ 昨年のキバナハナニラ(我が家の庭)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

筑波山周回(つくし湖→薬王院→男体山→筑波山神社→梅園→つくし湖)

2019-03-02 19:56:37 | 山行・旅行
今日は筑波山を5時間半かけて周回しました。ゆっくり回り写真もたくさん撮りました。
長文になりますので、お暇なときにご覧くださいませ。

さて、いきなりですが、筑波山を貫通しているトンネルがあることをご存知ですか。
これがそのトンネル「霞ヶ浦用水 筑波トンネル」の出口です。霞ヶ浦用水はその名の通り、霞ヶ浦の水を通水管やトンネルで茨城県の西南部に送り、農業・水道・工業に利用しているものです。


今日はトンネルから出た水を一旦ためている、つくし湖の湖畔からハイキング開始です。湖の周りにはサクラが植えられていますが、もちろんまだ開花していません。
登山口からはいきなり階段の急登です。


登り始めてすぐに展望台のような施設がありました。登ってみます。


(つくし湖が見渡せるのかな)と思いましたが、藪で何にも見えませんでした。
続いて、フィールドアスレチックのような施設。ここで遊ぶ人いるのかな・・。見かけたことはないです。


お堂の側を通ります。ここからはいつも水が流れ落ちています。


鹿威しの竹が新しくなっていました。いい響きです。


15分余りで椎尾山薬王院に到着です。1200年の歴史がある霊場です。


いつも、ここから筑波山山頂の写真を撮りますが、今日は霞んでいたので撮りませんでした。
代わって、撮ったのがお雛様です。地元、桜川市真壁町のひな祭りの最中でした。




特に素敵だったのが、池に浮かぶ小舟に乗ったお雛様。こんな飾り方は見たことがありません。




さて、筑波山の登山道の中で一番長いのが薬王院コース。ここからが本番のスタートです。
このコースの核心部は、中腹にあるずっと続く階段です。道脇の標識を見ると、532m歩いて210m登っています。700段も階段が続いています。何回歩いても、この階段はきついです。


ここを抜けると楽になります。


自然研究路を歩きます。山頂の手前で、木々の間からスタート地点のつくし湖と薬王院の三重塔が見えました。
望遠レンズで撮ります。今日は霞みがかかっています。


2時間ほど、休みなく歩いて、男体山山頂に着きました。


登山の無事を祈願して、御幸ヶ原コースから下山します。
下山道は岩が濡れているので、慎重に下ります。カメラもザックにしまいました。
一旦、赤い大鳥居まで下って、梅園へ向かいます。この時期の筑波山観光客の目当ては梅園です。外国人も多いです。屋台も出て賑わっていました。
屋台には目をくれず、観光客の少ないエリアを狙って写真を撮ります。




白梅は5分咲き、紅梅はほぼ満開でした。




マンサクも満開でした。背景は1月にトレーニングで歩いた宝篋山です。




ここからは、林道を歩いてつくし湖に向います。
途中には、アオキが赤い実を着けていました。そして新芽も出していました。この辺りはアオキの大群落です。






つくし湖の手前で、キンカンでしょうか、大きな柑橘の木がありました。近寄るとヒヨドリが勢いよく飛び出てきました。
背景は筑波山です。


最後に、つくし湖の側でも白梅がきれいでした。
今日も一日楽しく、無事に歩けたことを感謝します。
ご覧いただき、ありがとうございました。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジンチョウゲ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2019-03-01 14:25:38 | みんなの花図鑑

ジンチョウゲ(沈丁花)は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木です。
原産地は中国南部で、日本では室町時代頃にはすでに栽培されていたようです。
沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられたとのことです。

ここまでは昨年の花日記のコピーでした。
昨年は3月4日に開花したので、今年は3日早い開花でした。
近寄ると芳しい香りがします。




スイセンも盛りで、ウメも咲き始めました。
スイセンとウメの写真は来週以降アップしたいと思います。

クロッカスも盛りです。離れて咲いているのは、こぼれ種から増えたものだと思います。
さらに離れたところでもお花が咲いています。


ハナニラも咲き出しました。
昨年の場所から少し離れています。こぼれ種から増えたものと思います。


チューリップ、ヒアシンスも順調に葉が育っています。
パンジーの株を少し増やしました。黄色いお花は元気が出ます。


今日から3月です!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする