
ミヤマキリシマ(深山霧島)は、ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。
1909年に霧島へ新婚旅行に訪れた牧野富太郎氏がミヤマキリシマと命名したそうです。その霧島山・えびの高原のほか、阿蘇山、くじゅう山、雲仙岳、鶴見岳など九州各地の火山性高山に分布しています。
ミヤマキリシマは抵抗性が強く、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存でき、火山活動が平穏になるなど影響が小さくなるにつれて、ヤシャブシやノリウツギ、アセビ等が混入、伸長し、ミヤマキリシマの生長を抑制するようになり、優占種として生存できなくなります。
花期はおおむね5月下旬から6月中旬で、枝先に2-3個ずつ紫紅色の花をつけます。花色は紫紅色のほか、桃色、薄紅色も見られます。
今年、九州各地のミヤマキリシマは、例年より1週間早く花期を迎えました。
6月1日から4日にかけて、くじゅう連山を歩いてきました。ミヤマキリシマの最盛期にあたり、また3日が山開きにあたり、多くのハイカーで賑わっていました。
2001~2年にも、くじゅう連山を訪れています。その頃は害虫のキシタエダシャクが大発生し、お花の数は僅かでした。そのような記憶もあって、今年のミヤマキリシマは想像以上、そして期待以上でした。
見出し画像は、北大船山(1706m)付近で撮ったものです。お花の密度が高かったです。
稲星山(1774m)の斜面に咲くミヤマキリシマです。桃色のミヤマキリシマの群落が一面に広がっていました。

北大船山から観た大船山(1787m)です。紫紅色の帯が広がっていました。

くじゅう連山最高峰の中岳(1791m)から観た平治岳(1643m)と手前に広がる坊ガツル湿原です。平治岳の山頂付近は赤く染まって見えました。

以下は、坊ガツル付近で撮ったミヤマキリシマです。



1909年に霧島へ新婚旅行に訪れた牧野富太郎氏がミヤマキリシマと命名したそうです。その霧島山・えびの高原のほか、阿蘇山、くじゅう山、雲仙岳、鶴見岳など九州各地の火山性高山に分布しています。
ミヤマキリシマは抵抗性が強く、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存でき、火山活動が平穏になるなど影響が小さくなるにつれて、ヤシャブシやノリウツギ、アセビ等が混入、伸長し、ミヤマキリシマの生長を抑制するようになり、優占種として生存できなくなります。
花期はおおむね5月下旬から6月中旬で、枝先に2-3個ずつ紫紅色の花をつけます。花色は紫紅色のほか、桃色、薄紅色も見られます。
今年、九州各地のミヤマキリシマは、例年より1週間早く花期を迎えました。
6月1日から4日にかけて、くじゅう連山を歩いてきました。ミヤマキリシマの最盛期にあたり、また3日が山開きにあたり、多くのハイカーで賑わっていました。
2001~2年にも、くじゅう連山を訪れています。その頃は害虫のキシタエダシャクが大発生し、お花の数は僅かでした。そのような記憶もあって、今年のミヤマキリシマは想像以上、そして期待以上でした。
見出し画像は、北大船山(1706m)付近で撮ったものです。お花の密度が高かったです。
稲星山(1774m)の斜面に咲くミヤマキリシマです。桃色のミヤマキリシマの群落が一面に広がっていました。

北大船山から観た大船山(1787m)です。紫紅色の帯が広がっていました。

くじゅう連山最高峰の中岳(1791m)から観た平治岳(1643m)と手前に広がる坊ガツル湿原です。平治岳の山頂付近は赤く染まって見えました。

以下は、坊ガツル付近で撮ったミヤマキリシマです。



本物を見ることが出来たらどんなに良いでしょう。
ほんとうに綺麗ですね。
今年は、ミヤマキリシマは当たり年だったようです。
害虫の影響もなく、平年より1週間開花が早まったのも幸いし、絶好機に訪れることができました。
加えて、4日間、晴天に恵まれました。
ミヤマキリシマ以外にも、いくつかきれいなお花を見つけました。少しずつアップしていきますのでご笑覧ください。