shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

セイタカアワダチソウ

2019-10-11 12:03:29 | 侵入生物をきれいに撮る
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)は、キク科アキノキリンソウ属の多年草です。
北アメリカ原産で、日本には明治時代末期に切り花用の観賞植物として導入され、昭和の初めには帰化が確認されました。
Wikipediaには「背の高くなる多年生草本地下茎を伸ばして良く増え、大きな群落を作る。背は高く、1~2mに達する。葉は茎に沿って多数が密生して付き、披針形で先端は伸びて尖り、長さ6~13cm、幅1~2cm。葉脈は主脈と1対の側脈、計3本の脈が目立つ。また茎や葉の全体に短くて固い毛が多く、手触りがざらついている。ロゼットで越冬する。花は10~11月に咲く。花序は全体としては円錐花序となり、個々の枝は小さな頭花を総状に多数つけ、そのような横枝が主軸に対して直角に近い大きな角度を成して広がる。つまり主軸が上に伸びるのに対し、多数の花をつけた横枝が水平に近い方向へ伸びる。総苞は長さ3.2~5mm、舌状花の花冠は長さ4mm」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「長い地下茎を持ち、茎は1~2.5m、花部以外は一般に枝を出さない。多くは紫黒色、短毛を密生してざらつく。葉は密接してつき、鋸歯は低くてしばしば不明瞭。葉質は厚くて短毛がありざらつき、両へりが下に曲がる傾向。花序は円錐形、高さ10~50cm、花枝は広く開き、しばしば弓なりに反りかえり、主に上側に多数の黄色い頭花をつける。総苞は高さ3.5~4.5mm、舌状花は雌性、花柱の先は2裂して裂片は糸状、筒状花は両性、花柱の裂片は長楕円形で扁平。果実(痩果)は長さ1mm、細毛があり、冠毛は汚白色。繁殖期:8~11月。頭状花、虫媒花、地下茎により繁殖。粒経の細かいシルトから粘土質の土壌に繁茂する。耐旱性がある。蜂蜜の供給源、鳥類等の生息環境を提供」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。














コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コスモス(オオハルシャギク... | トップ | 台風一過 ヒメツルソバとルリ... »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
侵入生物をきれいに撮る! (fukurou)
2019-10-11 13:19:40
shu様
こんにちは。
まさにその通り!
セイタカアワダチソウをとても美しく撮られていますね!
この花、嫌われますが美しい花ですよね。
応援団?としては、もっと美しさをアピールしたいものです。(笑)

ただ、書いていただいているように、
  背の高くなる多年生草本地下茎を伸ばして良く増え、大きな群落を作る。背は高く、1~2mに達する。

これが玉に傷ですね!
返信する
お久し振りです (noko)
2019-10-11 13:40:50
shuさん  こんにちは!
オリンパス 素晴らしいですね〜
すいません。shuさんの腕でしたね。
顕微鏡撮影は、皆素敵ですが昆虫が入ると面白い画像になりますね。
本当によく調べられ、写真も最高です。
我が家にも7・8本セイタカアワダチソウが出ています。花がさかないうちに、抜きます。
2mになってカイドウの中に紛れ込んでいるものもありました。記事をコピーさせてくださいね。
いずれ、抜き忘れ咲かせることがあるかも・・・
今から、歯科とリハビリに行ってきます。歳を取るとこういう仕事が増えます。
shuさんの素敵なブログにコメント失礼してすいません。他の方のコメントを見る方が楽しいです。
返信する
fukurouさん こんにちは (shu)
2019-10-11 16:17:38
いつもコメントをいただき、ありがとうございます。
「侵入生物をきれいに撮る」をテーマに国立環境研究所の侵入生物データベースに載っているお花を撮り始め、これまで17種を撮影しました。
セイタカアワダチソウは、日本における代表的な侵入生物の一つかもしれませんね。
アメリカでは、日本から渡ったクズやススキが生態系の大きな問題になっているようです。
その土地土地での生態系を守ることが、地球全体の種の保存になるのは理解できますが、一方で種の交流により進化も生まれるように思います。

それはさておき、セイタカアワダチソウの季節になりました。
ブログの投稿も増えてきていて、このお花のファンも多いように思います。
背丈が40~50cmほどの、ひ弱に見えるセイタカアワダチソウは可憐です。
特に咲き始めがきれいですね。
好きなお花の一つです。
返信する
nokoさん こんにちは (shu)
2019-10-11 16:36:24
コメントありがとうございます。
仰るとおり、OLYMPUS Tough いいカメラですね。
私の持っているのはTG-5で、既に新機種のTG-6が出ていますね。
F2.0の明るいレンズや最短1㎝まで被写体に近づいて接写可能なマクロ機能は前機種と同じようです。
山岳愛好家としては、望遠機能に不満があったので、デジタルテレコン(2倍)はやや魅力的です。

今回の投稿写真のうち2枚は別のカメラで撮りました。
アリが写っているものと、その下の写真です。
マクロ撮影では三脚の使用が欠かせません。
山へ行くときは三脚を使っていないことがほとんど(OLYMPUS Toughではこれまで全て)でしたが、お花をきれいに撮るにはやはり欠かせませんね。
コンデジに適した小型の三脚を探してみたいと思います。
ご存知でしたら、是非教えてくださいませ。

追伸;私も内科と歯科と眼科に定期的にかかっております。
返信する
侵入植物 (さざんか)
2019-10-11 18:34:14
テーマを持って写真を撮る、というのは素敵な試みだと思います。
普通は嫌われるような花でも、よく見ると綺麗な物は沢山ありますね。
セイタカアワダチソウ、堂々と背が高く、よく目立つ黄色の花を咲かせて、結構好きです。
shuさんのお写真を拝見すると、一つ一つの花が綺麗ですね。
カメラのお話は分かりませんが、色々変えて撮られているようで凄いです。

まあ、山男のshuさんでも定期的にお医者さんにかかっておられるのですか?
驚きました。
自分は丈夫だと過信して、癌の4期まで気付かないで亡くなった方を数人知っています。
健康診断は欠かせませんね。
返信する
さざんかさん こんばんは (shu)
2019-10-11 21:55:01
いつもコメントをいただき、ありがとうございます。
医者には定期的に行っていますが、お陰様で今のところ重篤な病気はありません。
車の定期点検と同じで、定期的に内科、眼科、歯科で診てもらっています。
内科は血圧(全く正常です)を測って、1~2分ほど話をするだけで終わりです。
最近は、何かにつけ加齢と言われるので、困ったものです。

さて、セイタカアワダチソウですが、さざんかさんも結構お好きとのことでよかったです。
アキノキリンソウの仲間なので、お花は黄色に輝き、英語名は "tall goldenrod" です。
お花が少ないこの時季、明るく輝くお花があると嬉しいですね。
返信する
三脚の件です (noko)
2019-10-12 00:12:49
ahuさん  こんばんは!
カメラを安定させる為に三脚も使いましょう☆彡
特に遅めのシャッタースピードを使用している時は必須だということを、以前マクロの写真を撮られていたフォロワーさんが常ずね教えて下さっていました。
500円位であるとのことで、お店に行きましたが、やはり4・5千円はしていました。
大抵カメラの写真とかを撮影して教えて下さっていたのですが、三脚の写真は覚えがありません。まだ独身の方だったので、引っ越しもされたし、結婚されたのかなと思いますが、それは私の想像です。ブログ自体をやめられたので画像も見られず残念です。また、余談になりすいません。
結局、2000円ぐらいだったのが半額になっていたのを購入しました。が・・足が短すぎたようで、使うお花が限られます。
もう少し、長く開くような型であれば、開閉で、色々高さが変えられると思います。
今、色々検索しましがやはりマクロを撮るためには三脚をと書いてありますね。
それとかレリーズが出ていました。これはセルフタイマーで応用できませんかね。
それかAFLです。AFLはマクロを撮っていた頃は、その方に、教えて頂きました。最近、マクロから一寸離れています。
お役に立たずすいません。まだ、自分では、何も分からないと思っています。
返信する
nokoさん こんばんは (shu)
2019-10-12 00:50:22
三脚についてコメントいただき、ありがとうございます。
現在使っているのはSLIK社のアルミ製で、雲台を含めて1.4kgあります。
小型一眼レフにはちょうど良い大きさですが、山でコンデジを使うためには重すぎます。
一度小型のを通販で求めたのですが、頼りなくて使っていません。
カメラ店で薦められたのもやや大型で、購入には至りませんでした。
雲台を別のメーカーの物に変えるのも手かと思いますが、もう少し探してみたいと思います。
いずれにしても、ありがとうございました。
返信する
台風19号 (カンサン)
2019-10-12 12:26:53
shuさんへ、東日本にお住まいの方はこれから大変ですね。お気をつけください。大阪は雨は降っていますが、雨、風ともそれほど強くありません。
外的侵入植物はどこで線引きをするかにかかっていますね。稲作も元々、中国から伝わったというのが定説なので、稲ももともとは日本にはなかった植物になりますね。小豆は空海が中国から持ってきたという説もあります。
稲作以前を本来の日本列島の植生とすると、どんな植生だったのでしょうね。
返信する
マクロ用の三脚と勘違いしてすいません。 (noko)
2019-10-12 12:58:18
shuさん  こんにちは!
台風が、心配ですね。朝、主人が散歩した時も風が強く歩けなかったぐらいですから・・・
相当の台風が来そうです。もう被害、出初めていますねね。千葉のフォロワーさんも多いので心配です。
離れている当地の、台風の経過もテレビで教えてくれています。
三脚の件ですが、最近は、皆さんガッチリした三脚をお使いですね。私の三脚は年代物です。
重さは、4・500gで7段階に伸ばせるようになっていますが、何しろ太さが1.5cmしかありません
昔はそれに重いカメラを乗せていたのでしょうが、コンデジでは丁度いいみたいです。
1番短い時で25cmですから持ち運びにはいいでしょう。KINGのマークとEXCELの文字が見えます。
これをお知らせしても、今は幻の三脚ですから何の役にも立たないですいません。
返信する

コメントを投稿