shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

飛んでいたカモなど(北印旛沼)

2024-01-22 05:30:23 | 
先日午後に空き時間があったので、近場の印旛沼へカモを観に行ってきました。
晴れていたものの風があり、他にカメラマンの姿はありませんでした。
トモエガモはすべて対岸近くに寄っていました。

待つこと1時間ほどでトモエガモが一斉に飛びました。トモエガモが飛ぶ姿は黒く見えますが、飛行する向きによっては白く見えることがあります。
■トモエガモ
Baikal teal

カモ目カモ科トモエガモ属(日本鳥類目録第8版でマガモ属からトモエガモ属に変更されました)
Sibirionetta formosa
巴鴨/L40CM






残念ながら近くには来ませんでした。
トモエガモを待っている間に、他のカモも何羽かが飛んだので、それらを撮りました。
ホシハジロがまとまって飛んでいるのは、これまであまり見たことがありませんでした。
■ホシハジロ
Common pochard

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya ferina
星羽白/L45cm 


上の写真を観て気づいたのですが、ホシハジロの♂の群れの中に、1羽だけ頬が白いカモが混じっていました。
当初ホシハジロの♀かと思いましたが、頬がずいぶん白いので違和感があります。どなたかご存じでしたらお教え願います。
比較のためホシハジロの♂と一緒に拡大しました。


■ヨシガモ
Falcated duck

カモ目カモ科ヨシガモ属(日本鳥類目録第8版でマガモ属からヨシガモ属に変更されました)
Mareca falcata
葦鴨/L48cm




記載したようにヨシガモの英名は Falcated duck です。直訳すると鎌のようなカモという意味です。
鎌のようなとは、三列風切(さんれつかざきり)が、鎌のような形に垂れ下がるところから名付けられたものと思います。
真横から観るとその様子が分かりやすいので、別の日に撮った写真を掲載します。


■カルガモ
spot-billed duck

カモ目カモ科
Anas zonorhyncha
軽鴨/L61cm


マガモが多くいましたが、飛ぶ姿は観られませんでした。

ミコアイサがこの日も観られました。残念ながら飛ぶ姿は観られませんでした。


カモ以外ではカワウ、ユリカモメが飛んでいました。
こちらはチュウヒだと思いますが、自信がありません。




撮影:2024/01/19


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2024-01-22 07:38:19
うわぁ~~、トモエガモのこの数は凄い!!!!
相当、餌が合って居心地の良い場所なのが、伝わってきます(@_@)(@_@)

たくさんのカモたち、
中でも、ヨシガモ、綺麗な色ですね^^

ミコアイサも、個性的~
たくさんの水鳥、見せていただき、ありがとうございます^^
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何という数! (fukurou)
2024-01-22 08:59:22
shu様
おはようございます。
迫力満点ですね!
それにしても何という数のトモエガモなのでしょう?!
野鳥の会の皆さんなら瞬時にトモエガモの数をカウントできるのかな?
これがもう少し近くを飛んでくれたならと思ってしまいますね。
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attsu1さん こんにちは (shu)
2024-01-22 16:05:09
コメントありがとうございます。
今回はトモエガモ以外のカモや、できればヨシ原に潜む鳥も撮りたかったのですが、結局トモエガモがメインになりました。
おっしゃる通り近くに餌場があり、日中安全に過ごせるこの沼は居心地が良いのでしょう。

ヨシガモもかなりの数がいます。
トモエガモとは違い、けっこう近くに来てくれます。
ミコアイサは100mほどの距離でした。もう少し近くに来てくれたら良かったのですが、残念でした。
返信する
fukurouさん こんにちは (shu)
2024-01-22 16:11:52
コメントありがとうございます。
野鳥の会の方が使うカウンターは、ここでは役に立たないと思います。
今回撮った写真をもとにざっと計算すると、写真に写っている飛んでいるかもだけで6千羽ほどだと思います。
全体ではこの何倍かがいますので、数万羽はいると思います。
仰るように、もう少し近くを飛んでくれたら、さぞかし興奮したことでしょう。
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Unknown (なつみかん)
2024-01-22 19:13:35
shuさん、こんばんは。
前の動画の時にもコメントしましたが、この数は多すぎて言葉がありません。
これだけのカモを養える沼もすごいです。
これをみたら、数100羽の群れを「小さい」と表現されるのも納得です。

ヨシガモは何度見ても綺麗ですね。
後ろの方の羽が垂れ下がっている様子を鎌に見立てたなんて、ユニークですね。
それでいえば、オシドリなんかもそうかも‥

欲を言えばもうちょっと近くに来てくれたらいいのに‥ですね(笑)
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なつみかんさん こんばんは (shu)
2024-01-22 21:17:21
コメントありがとうございます。
トモエガモの飛翔は、動画を含めて今冬に既に2回投稿していますので、どうかと思いましたが圧巻でしたので投稿しました。
この日は霞んでいて、筑波山もぼうっと見えただけでしたが、背景に建物があったので何とか様になりました。
正直なところ数万羽の群れを見ていると、数百羽は大きいとは思えなくなります。

ヨシガモの英語表記に触れたついでに、オシドリについてもおさらいしておきましょう。
オシドリの英語表記は Mandarin duck です。
mandarin はオレンジの種類にもありますが、形容詞で「中国風の」とか「北京風の」と言う意味だと理解していました。
私はチャイニーズドレスを思い浮かべていましたが、本来の名前の由来は、少し違っていました。

日本野鳥の会京都支部のHPに、ちゃんとした説明がありました。
正解は「マンダリン」とは中国清朝の高級官僚のこと。その正装がオレンジ色だったことからオシドリの名前になったとのことです。
また、オシドリは中国の国鳥でもあるようです。
https://wbsj-kyoto.net/yachoulist/%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%89%E3%83%AA/
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水鳥 (takan32)
2024-01-24 20:11:24
shuさんへ、私のブログにいいね!をありがとうございます。
びっくりするくらい数多くの水鳥が飛んでいますね。こんなに多いところは私の近くにはありません。貴重な場所ですね。
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トモエガモ (takan32)
2024-01-25 06:20:55
shuさんへ、朝日新聞デジタルのニュース 1月25日版に印旛沼のトモエガモの記事が出ていました。


https://www.asahi.com/articles/ASS1R3174S1JUQIP00N.html?iref=pc_preftop_chiba
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takan32さん こんにちは (shu)
2024-01-25 15:18:10
コメントありがとうございます。
今シーズンに入って3回目になると思いますが、大群が飛ぶ姿に魅了されて、ついつい投稿してしまいます。
西日本でのトモエガモの越冬地としては、有明海と北琵琶湖が知られていると思います。
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takan32さん ありがとうございます (shu)
2024-01-25 15:24:54
朝日新聞デジタルの記事をご紹介いただき、ありがとうございました。
この記事は1月25日付けですが、少し前にも同様の記事が出ていたように思います。
記事の中にある片野鴨池は、私の実家の近くにあります。
片野鴨池のレンジャーの方は、カモだけでなく鳥全体についてお詳しくて、これまで何度か教えていただきました。
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