shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

常念岳、蝶ヶ岳周回(テント泊)その3

2021-07-20 06:35:26 | 山行・旅行
常念岳、蝶ヶ岳周回(テント泊)その2からの続きです。

テントでは眠れないという人もいるだろう。
私の場合は、山小屋よりテントの方がぐっすり眠れる。最近ではエアマットのお陰で寝心地がさらに良くなり、今回の山行でも快眠だった。

昨夜は陽が落ちて8時前にパラパラと雨が降りだし、テント場が騒がしかった。しかし、その後のことは覚えていない。
目が覚めると3時半になっていた。ヘッドランプを頼りに、すぐに出発の準備をした。

足の指にテープを巻き、傷めているかかとにもテーピングした。
さらに、重い荷物を背負って下るので、膝の負担を減らすため、太ももから膝をまいてふくらはぎまでテープを貼った。

朝日が槍・穂高連峰に当たり、山々が赤く色づき始めた。快晴だ。
テント撤収の手を休めて、写真を撮った。

先ずは、槍ヶ岳。


続いて、北穂高岳。


4時50分にテント場を出発した。食欲はなく、朝食抜きだ。エビせんの小袋をポケットに入れた。
山頂までのコースタイムは75分である。どこも痛くないが、重い荷物のため、ゆっくりしか登れなかった。
荷物は全然軽くなっていない。水を補給したこととテントが雨に濡れたので、むしろ重くなったかもしれない。
岩だらけの山を登り始めると東の景色も見えてきた。雲海に浮かぶ浅間連峰がきれいだった。


何度か休憩し、エビせんの朝食を途中で摂った。
そして、常念岳山頂に6時40分に到着した。休憩込みで1時間50分もかかってしまった。

思いのほか広い山頂に、すでに先客4、5人がいた。
ザックを下ろし、一眼レフを取り出す。山頂からはどちらを向いても山が見えた。

先ずは、登頂の証に祠と方位盤を撮った。背景は穂高連峰だ。左から明神岳、前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳と並ぶ。西穂は奥穂に隠れて見えない。


山頂道標を入れて穂高連峰を撮った。


続いて右にカメラを向け、左から中岳、大喰岳、そして槍ヶ岳。手前に東鎌尾根だ。


槍ヶ岳のアップ。


槍ヶ岳。手前に東鎌尾根。右奥に三俣蓮華岳。


左から鷲羽岳、水晶岳、真砂岳と野口五郎岳。


水晶岳のアップ。


鷲羽岳のアップ。


奥に立山連峰の浄土山、立山、剱岳。


どこを撮ったのだろう、山座同定中。


こちらも山座同定中。


浅間連峰。


八ヶ岳連峰。


富士山。


中央アルプス。最も高いのが木曽駒ヶ岳。中央アルプスの左奥に南アルプス。


南アルプス方面だがよく分からない。


御嶽山。


乗鞍岳。手前に霞沢岳。


またしても、山座同定中。


前穂高岳のアップ。


再び穂高連峰。


大キレット。


大キレットの隙間から、何と白山連峰。これは意外だった。


大キレット北と南岳。


南岳から槍ヶ岳への稜線。


手前が四阿山。奥に180km離れた日光連山が見えた。


山頂に20分いて、30枚ほど写真を撮った。今回は名前の分からない山も含めて、そのほとんどを載せた。
ずいぶん遠くの山まで見えたこと、そして白山が見えたことにとても感動した。
名残惜しかったが、今日も長い行程だ。再び重いザックを背負い7時に山頂を出た。
さあ、次は蝶ヶ岳を目指そう。

■ 今回歩いたルートと地理院地図
1日目: 三俣ゲート駐車場→三俣登山口→前常念岳→三俣への分岐→常念乗越(テント泊)
2日目: 常念乗越→常念岳→蝶槍→蝶ヶ岳→三俣登山口→三俣ゲート駐車場


常念岳、蝶ヶ岳周回(テント泊)その4に続く。← 7月21日アップ予定です。
コメント (14)
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