福井市議会議員、「鈴木しょうじゅ」のふんとう日記

福井市議「鈴木しょうじゅ」です
生活相談℡0776-27-3800かshouju_suzuki@yahoo.co.jp

今日から3月議会!

2008-02-26 08:58:48 | Weblog
●2月26日(火)
 今日から3月議会がはじまります。
 この3月議会は、公立保育所・給食センターの民営化や今年一年、福井市のみなさんからいただいた税金をどう使うかを決める予算がかかる議会です!
 僕が議員になって一番濃密な議会となること間違いなしです!がんばらねば!

 以前、日記で紹介した「派遣労働の実態」を日本共産党の志位さんが国会で告発して首相に質問したことが、 共産党の議員の質問にしては18000回以上再生されている!すごい!しかもコメントが多い☆!

 しかも、すごいのは確かに現実政治を動かしたことです!☆!

 質問の中で、名指しで批判されていた大企業のキャノンが5000人の派遣社員を直接雇用すること、そしてそのうち1000人は正規社員として雇うという方針を出したんです!

志位さんの国会での質問
http://jp.youtube.com/watch?v=6I_NTfz3RNs

 う~ん、負けていられん!ぼくも一般質問で福井市の政治を動かすためにがんばるぞ!

村まるごとが、署名してくれました!

2008-02-20 10:05:05 | Weblog
●2月18日(火)
 毎度ながらの、一日遅れの日記更新です^^;
 予算の説明会があって朝から、忙しかったが、夜の署名行動についてを書きます。

 先日、日記にも書いた高須町という山の上の集落に「乗り合いタクシーを入れて欲しい」という署名を集めて回ったら、40件ほどの集落で会えたお家方たちすべてが署名してくれました。
 「前から、公共交通が村に入ったらと思ってたがあきらめてた。でも実現の見込みが出てきたと聞いてホント嬉しい。がんばって!」
 「家に車がないから、隣の家の人に頼んで病院に行っていた。気兼ねして病院に行く回数を減らしてたのよ。ぜひ実現して欲しい」
 「私は車が運転できないから、夫が風邪を引いたりして寝込んでもすぐに病院に連れて行ってあげれなくて困ったことがあったの。ぜひお願いします!」
 「私の家は若い人ばかりで車も持っている。公共交通はまったくと言っていいほど使わない。でも村の高齢化が進んでる。みんなのために私も書きます」
 などなどの思いで、みんなが署名してくれた。
 「絶対実現せねば!」と決意を新たにした。

 しかし、もう一つびっくりしたのは僕が日本共産党の議員だからか、町民の中で何人もが今の政治に対する不満を語ってくれたことだ。
 「今の自民党や公明党のやり方は、私ら年寄りは早く死ねっちゅうことやろ!がまんがならん!少ない年金から、やれ保険料や、やれ税金やってどんどんとっていく。これ以上どうすれっちゅうんや!」
 と声を荒げるお年寄りがいたかと思うと
 「小泉さんのときから政府の政治のやり方は本当にひどい。大きいとこばっかり応援してる。政治の中心に座ってる人たちが、僕らのくらしが見えてない」
 などなどのいろんな声が聞かれた。

 みなさんの声を政治に届ける!
 そんな思いを新たにしました。

日本共産党員じゃなく、ひとりの若者として

2008-02-18 00:06:51 | Weblog
 この国会質問だけは、みんなに見て欲しいと思った。

 日本共産党の志位かずお委員長が「派遣労働法が、若者をはじめとする労働者を使い捨てにしている現状」を国会で語って、福田首相から「このままではいけないと思う」という趣旨の答弁を引き出した。

 正規社員になることをあきらめて、派遣で働き続けている多くの若者に知って欲しい。政治の場で僕らのために本気でがんばってる国会議員がいることを、そして前向きの答弁を引き出したことを!

You Tubeにその時の質問の様子があります。ぜひ見てください!
http://jp.youtube.com/watch?v=6I_NTfz3RNs

あまりにヒドイぞ、鯖江広域衛生施設組合議会

2008-02-17 23:48:48 | Weblog
●2月17日(日)
 明日、鯖江広域衛生施設組合の議会があります。
鯖江広域衛生施設組合とは、福井市・越前市・越前町・池田町・鯖江市で構成する「ごみ焼却」や「し尿処理」などを行っている施設の組合です。その施設組合の議会が年2回あります。

 明日開かれる議会は「平成20年度の予算」も決める「大事な会議」です。しかし、議会の日程を見て「びっくり!」
●明日の鯖江広域衛生施設組合議会の日程
 14:30~全員協議会(会議前の打ち合わせや説明)
 16:00~本会議(本番の会議)
 17:30~懇親会(ようは単なる議員や職員の飲み会です)
 …察しのいい方は気づいたかもしれないが、年間の予算がかかる大事な本会議が1時間くらいで終わってしまうことになっているんです。
 17:30~懇親会(ようは飲み会です)ですから、お店までの移動も考えると「本会議は1時間くらいでちゃっちゃと終わってしまおう」という意図が丸見え…おいおい^^;

 しかも、あ然としたのは、明日の議会で僕が一般質問をすると通告したのだが、後日、鯖江の職員さんから電話で「本会議では、議案の採決を先にして、一般質問は後回しにして欲しい」と言われたのだ。一般質問というのはようは議論するということ、採決するというのは議員が「賛成・反対」を決めるということです。
 普通に考えたら「議論してから賛成・反対を決める」のが普通でしょう!賛成・反対を決めてから議論しても議論の意味がないじゃないですか!?
 あまりにヒドいと思ったので鯖江の職員さんに「普通は議論してから採決でしょ!鯖江の市議会では採決してから一般質問してるんですか?」と聞いたら「いえ、市議会では質問が先、採決は後です…」「なに分、今までが広域施設組合の議会は採決が先ですので、採決を先にさせてもらいたいのです…」…鯖江の職員さんも自分の言ってることがおかしいと思っているためか声が弱々しい。
 とにかくらちがあかないので、本会議の前の全員協議会で本会議の日程の順番を他の議員にも聞いて考えることにした。。
 その後、ちょうどよかったから「僕が一般質問をすることになっていますが、僕は何番目ですか?」と聞いたら「いえ、質問するのは鈴木議員だけです」と職員さんから言われた…

 「どんだけぇ~!」

 鯖江広域衛生組合議会は、各市町村の議員さんが参加しています。
 でも、皆さんから預かった税金を「どう使うか?」を決める議会で議員は何も発言しないということが「ずぅ~っと続いてきた」(らしい)
 あまりにヒドイじゃありませんか~(怒)!

 過去3年間の鯖江広域衛生組合議会の施設の工事の入札記録を調べてみたら予定価格と落札価格を比べた落札率の平均は「97.9%」しかも99%以上は24件中11件と半分近い…しかも、落札してる業者名が毎年同じ
 「おいおい談合してるんじゃねぇか?」と誰もが思ってしまうよ~な結果やないか~><!
 こういう高い入札率は結果的に市民の負担になってツケがまわってきてしまいます。
 こりゃ、市民の1票もらった議員として追求せんわけにいかんわなぁ…

 というわけで、明日の懇親会は17:30~は始まりませんから、本会議の時間は僕の一般質問で長引きますっ!><!

相変わらず、いつも忙しい…

2008-02-12 22:49:18 | Weblog
午前中は支部会議に参加。支部の方々といろいろ話していたら12時過ぎに!
 スーパーでおにぎりを3っつとおやつのチョコ(僕は甘党なんです)買ってから急いで市役所へ

 おにぎりを食べ終わってすぐに13:00
 西村きみ子市議とともに、福祉保健部の議案について説明を受ける。福祉保健部の部長さんを先頭に各課の課長さんから入れかわり立ちかわりに議案の説明を受ける…う~んアタマがパンクしそうになるわ^^;

 約2時間の説明を受けた後は、
 西村きみ子さんと議会報告についての打ち合わせ。
 その後、来月4月から始まる「後期高齢者医療制度」の調査とその仲で不明な点の調査を日本共産党中央委員会の議員相談室に依頼。
 その後、鯖江広域衛星組合議会の予算書のわからない点を鯖江の職員さんに電話。欲しい資料を郵送とファックスで頼む。
 …あれ、あっという間に時間は18時に^^;

 先日、生活保護の申請をした方のくらし向きが気になり、電話で一声かける。現在、生活保護の保護費の給付がはじまるまでには約1ヶ月の時間がかかる。しかし、生活保護を申請した人の中には、ギリギリの状態になるまでガマンするために、生活保護の申請に来た時には給付までの「1ヶ月」の生活費がもたないことも少なくない。電話で状況を確認すると「食べ物は何とか食いつなぎますが、月末の光熱費などの支払いができません。どうしたらいいんでしょう…」と訴えた。
 帰りがけに地域福祉課によって「できるだけ早く生活保護を受給させてあげて欲しい」と職員に声をかけて市役所を出る。

 その後、地域の支部の方と訪問行動。僕たちは共感を足で稼ぐ…途中霰が降ってきて寒いぃ><;

 20時ごろに家に帰ると、娘のあかりがやたらハイテンション^^;
ニコニコで僕やカミさんにじゃれついてくる…うぅ、自分の娘ながら(だから?)かわいい☆

あっちへ行ったり、こっちへ行ったり

2008-02-08 00:42:27 | Weblog
ひさしぶりの日記更新です。

 今日は、北陸信越の予定候補山口のりひささんたちと一緒に、いろんな業界団体とこん談にまわった。

 午前中は、福井県と交渉、副知事に申し入れ。内容は乳幼児医療費の市町村への補助を強めてほしいことや後期高齢者医療制度が高齢者に対して負担増にならぬような施策の実施、薬害肝炎患者さんの全面救済のために県も努力をしてほしいことを具体的に提案。

 お昼ごはんを食べながら、農業会館の食堂で畜産や農業についてこん談。原油高や、穀物の値上がり、そして、農産物の輸入と価格の保障がされないために価格下落で農業が産業としてなりたっていない現実を語っていただいた。ちなみに日本の国の農業予算は2兆円以上あるのだが、そのうち半分以上が農家の価格保障や所得保障以外に使われている。例えば、記憶に新しいところでは、「業者が談合により価格を何百億円と吊り上げていたのではないか?」と噂される九頭竜川農業パイプライン事業も「農業予算」で計上されている。このような農業のための予算とは名ばかりで実際は利権の絡んだ公共事業に使われている農業予算を本当に農家のために使えたらどれだけ農家の経営を支えられることだろう。
 「財政が苦しい」から農家への支援を強められないのではない「税金の使い方がおかしい」のだ。

 その後、繊維協会とこん談。
 原油高の影響を、価格に転化できないため経営が苦しくなる事業所が心配されることや、福井の繊維産業の生き残りをかけて日夜努力されていることを熱っぽく語っていただいた。こういうがんばっている人たちが本当に報われる実現できる政治を創っていきたい。

 その次は、県漁業組合連合会とこん談。
 原油高の影響で、「イカ釣り漁船が赤字になり出航すらできない」「魚の取引される値段も年々下がっていく傾向。原油高とあいまって本当に厳しい状況」と現状を語っていただいた。

 現在の日本の食料自給率は約39%。食料自給率は減少傾向が続いている。スイスなどヨーロッパ諸国は中小の農家にも価格保障や所得保障を手厚く行い、自国の農業を守る中で「食料自給率を高める」という政策を強めている。

 話はすこしづれるが、僕たちは「飢餓」が深刻な国としてアフリカ諸国を思い浮かべるが、世界史を振り返ればアフリカは人類の中でもいち早く文明が発達した地域である。どうしてそんな先進的な場所で「飢餓」が深刻なのか?理由は「植民地政策」である。イギリスをはじめとする欧米諸国がアフリカ諸国を植民地化したとき、自国で商品となる「ゴムの木」や「カカオ」などばかりを作らせた。その時、アフリカの人々が生きていくための作物をつくる畑や農地をつぶして、商品植物ばかりを育てるという政策をとったのである。結果、アフリカ諸国に飢餓があふれた。
 「アフリカ諸国の飢餓」は「人が作った」のである。
 世界中の飢餓は、植民地政策や紛争といった理由がほとんどである。
 「人の手で作った飢餓」だからこそ、「飢餓は人の手でなくしていくことができる」
 確かに植民地時代、欧米先進諸国をはじめとする多くの国々が、自分たちの侵略した国を自分たちの都合で植民地とし、その国で飢えて人が死ぬほどまでに自分勝手に支配した。
 しかし現在、世界中の心ある国々が「飢餓の撲滅」のためにがんばっている。国連でも「飢餓の撲滅」を目指す動きが強められている。
 「これは、人間の歴史の過ちを乗り越えようとしていることではないか?」
 「歴史は進む。その歴史を形作るのは他ならぬ僕たち一人一人である」

 今、世界中が「自分たちの国の食料は自分たちの国でまかなう」という政策を強めている。それは自分たちの国の食糧不足を他国に押し付けないということが飢餓の撲滅に不可欠という視点からでもある。
 その中で日本はどんどん食料自給率を下げている。「過去の歴史を乗り越え、先進国としての責任を世界的視点で果たす」という姿勢が見えない。
 ましてや「子どもに農業を継いでくれと言えない」というさみしい言葉を吐き出さねばならにほどに疲弊した日本の農林水産業者を救いたいという熱意は現在の政策からは伝わってこない。

 日本でも中小大を問わず、農業や畜産業、漁業を市場原理にまかせるのではなく、基幹産業として位置づけて守っていけば、農業をもっと多種多様でおもしろい産業になっていくと思う。

 夜は新春の集い。党員や支持者のみなさんで山口さんの訴えを聞いた後、歌って飲んで食べて…

 さぁ、日記を書き終えて寝ます…ZZZ